月よみ -inner independence-

稲穂の国 日本と月の密接なかかわり ~命への敬意と感謝の気持ちを知ること~

おはようございます、月よみ師®の香月美です。

6月が始まりましたね。1年も折り返し地点、いかがお過ごしですか?
ゴールデンウィークから始まっているところもありますが、今、まさに田植えの時期というところもあるでしょう。
古来、多くの日本人が農業に従事していた時代、人は太陽のリズムや「暦」を活用し、自然に自分たちの生活にいかしてきました。

しかし、現代の私たちは、四季の流れや天候・自然のリズムに関して、改めて意識をしないと中々同調するのが難しい時代にいます。
その中でも特に現代女性が、自然や宇宙のリズムを取り入れる時のキーになるのが「月」だと考えています。

「最近ちょっと自然から離れてしまっているな」
「社会や人間関係に疲れてしまったな」
そんなあなた。
今日はちょっと一旦そこから意識を外してみましょう。
自然のリズム、植物のリズム、宇宙のリズムに目を向けて、「流れに逆らわずうまくいく」エッセンスに触れていただきます。

6月の暦 『夏至』と『芒種』

日本古来から使われてきた暦を元に作られた「二十四節気」というものがあります。
「夏至」というのを聞いたことがある方は多いと思います。
一年のうちに昼の長さが一番長い日と言われています。
実はこの「夏至」、先ほどの「二十四節気」の中のひとつなのです。

この二十四節気ですが、簡単に言うと季節を24の季節に分けたものです。6月には夏至の他に、あまり馴染みが薄いかと思われますが、『芒種』(ぼうしゅ)というものがあります。

夏至の食べ物は?

至にはよく、南瓜を食べて柚子湯に入るという習慣がありますが、夏至の食べ物知ってますか?
地域によって違っているようです。

例えば、
関東や奈良では小麦ともち米を混ぜて作る半夏生餅」を食べる風習があります。
「小麦餅」とも言われます。
当時は6月上旬に小麦が収穫されていたため、 旬なものを使った食べ物をお供えしてお米の収穫を祈願したとというのが由来です。

また、関西、特に大阪では夏至から半夏生にかけての時期に「タコ」を食べる風習があります。
この風習は、「稲の根がタコの八本足のように、しっかり地面に張ること」を祈願したことが由来です。

あまり耳慣れない「芒種」、日本人には特に大事な時期の一つ

芒種は例年6月6日頃になります。
また二十四節気には期間を表す意味もあるため、その日から次の二十四節気である「夏至」(例年6月21日頃)までの期間に関しても、同様に芒種と呼ばれます。

この頃になると、爽やかな初夏の気候から梅雨入りの時期へ近づき、だんだんと蒸し暑さを感じるようになってきます。
芒種という漢字の意味ですが、「芒(のぎ)」は稲や麦などイネ科の植物の穂先にある、細い毛のような部分です。
つまり芒種とは「芒を持つ、稲や麦といった穀物の種蒔きに適した時期」という意味の節気なのです。

ちなみにこの「芒」は「禾」とも書き、これは漢字の部首の「のぎへん」です。そしてこの「禾」は穀物の穂が頭を垂れた様子を表した象形だと言われています。

瑞穂の国である日本にとって稲作は最も重要な仕事であったため、芒種の田植えの際に色々な祭事が行なわれてきました。
田植えは大変な重労働であると同時に、秋に無事に収穫を迎えられるよう祭場を設けて田の神様に祈りながら田植えを行うなど、非常に神聖な行為でもありました。

そして現在でも、芒種の時期にはそういった田植えに関する多くの神事が続けられています。

稲作で生きてきた私たち日本人にとって、とても大切な節気なのではないかと思います

月のリズムと植物の関係 ~私たち、人間も動植物も月のリズムで育まれている~

古来から人はそのように暦を活用して、自然や作物と向き合ってきました。
一方で、この月よみwebマガジンではおなじみの「月」
こちらも、植物のリズムに大きく影響を与えていると考えられています。


以下は引用〜

月によって植物の樹液の流れに変化が有る事が明らかになり、月齢と植物の生長は深く関わっていると言えると言うことです。
特に解りやすいのはツル性の植物で、ブーゲンビリアなどの夏の植物、バラ科やマメ科の植物、フジなどで観察が明確になったとのことです。

旧暦の7日前後(小潮、上弦の月)から15日(大潮、満月)にかけては植物の成長が穏やかになり、16日頃(大潮、満月)から22日頃(小潮、下弦の月)にかけては伸長が盛んになり、また22日から翌月の1日(大潮)にかけては穏やかになるという現象です。

〜引用 ここまで

本日は満月から3日目なので害虫駆除をするのにいいかもしれません。
それは、虫は満月時に産卵する傾向にあるため、孵化直後を狙って満月の数日後に行うのが効果的と言われているからです。

このように植物も昆虫もその成長・行動には月のリズムと深い関係があるのです。

4種類の月星座別に分けて行うバイオダイナミック農法 とは

そんな月のリズムを月星座で分けて農業に生かしている例があります。
バイオダイナミック農法というのを聞いたことがある方はいらっしゃいますか?ワインなどがお好きな方はもしかしたらご存知かもしれません。

1924年ドイツの人智学者ルドルフ・シュタイナー氏によって発表されましたこのバイオダイナミック農法は、ビオダイナミック、ビアディナミ、シュタイナー農法とも呼ばれています。

この農法には以下のような特徴があります。

以下は引用〜

【特徴】
★太陰暦をもとにして農業暦を作成し、農業を行います。
★バイオダイナミック農法では以下は引用〜太陽・月・惑星と地球の位置関係が土壌や生命体の成分及び気候等に与える影響を重視して、種まき、苗植え、耕うん、調合剤の準備や施肥、収穫などの時期を天体の動きに合わせて選択します。
★バイオダイナミック農法では暦を4つに分けます。

引用元:月の満ち欠けが植物に与える影響
http://www.in-natural.style/column/michikake/#i-2

バイオダイナミック農法については詳しくこちらの記事でもご紹介していますが、月星座の12星座を以下のように分類しています。

葉の日(水の星座/蟹座・蠍座・魚座)
実の日(火の星座/牡羊座・獅子座・射手座)
根の日(土の星座/牡牛座・乙女座・山羊座)
花の日(風の星座/双子座・天秤座・水瓶座)

このそれぞれのグループの時期にあった農作業をしているそうです

このようにドイツのみならず、農耕民族である日本においても「芒種」といった暦、つまりは月のリズムによって作物の恵みを受けていたのがお判りいただけたかと思います。

5月29日は満月でした。
満月といえば、キーワードは「感謝」です。
私たち人間は食物として動物(肉・魚)そして、植物(野菜・果物)を頂いています。

まさにそれぞれにも命があるわけです。
私たちはその命に敬意をもって、また、感謝の気持ちを忘れずに日々を過ごしてゆきましょう。

ライタープロフィール

香月美(かつみ) 月よみ師®
誕生花セラピーアドバイザー
フラワーハートセラピスト

兵庫県神戸市生まれ 三田市在住
大学卒業後、企業に5年間務めるも、大学時代オーストラリアで感じた自然と人の魅力が忘れられず、メルボルンの小学校でインターンとして日本語・
日本文化を教える。
帰国後、「花と人との出逢い」のキーワードからフラワーハートセラピスト、誕生花セラピーアドバイザーの資格を取得、セッションをスタート。
月に興味を持ったのも月花占術から。日常を意識する事の大切さ、月を味方にカラダとココロも元気になる事に気づく。
女性がもっと笑顔で楽しく生きるよう、現在「月花セラピー」を推進中。
好きなこと:自然、花に触れる事。徳永英明さんのライブに行く事。
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