最近月を見ていないな、そんな時に 知っておきたいあなたと月との「タイミング」
あなたは最近、月を見ましたか?
他の時期よりも比較的曇りの日が多い4月下旬~5月の上旬。
月を見るのにあまりいい条件ではない時期だからこそ
見たいと思ったときには
空を見上げるその時間が重要になってくるのです。
月が見えない、どうして? と思ったら
月よみ生活、はじめの一歩は
“毎晩、姿を変えていく月を眺めること”
なのですが、
せっかく夜に空を見上げても
「あれ? 月が見えない」
などということはありませんか。
ここでちょっと
小中学校で習った月のことを思い出してみてください。
「そういえば、月って形によって出る時間が違ったかも・・・」
そうでしたよね。
ただ、
どの頃がどの時間だったか
はっきりとは覚えていない方も多いかもしれません。
(私もその一人でした…!!)
なので、今日は
月の出る時間について
ちょっとおさらいをしてみます。
月を見られるのはいつ?
新月・上弦・満月・下弦のときの
月の出る時間と沈む時間、
そしてどのような形で見えるかを以下にまとめました。
今の月はどこに近いのか、それによって
空を見上げる時間の参考にしてみてくださいね。
<新月>
新月は、太陽とともに昇り、太陽とともに沈みます。
太陽と同じ方向にあるので、その光でまぶしく
地球からはその姿を見ることができません。
<上弦>
昼に東から昇り、夜中に沈みます。
天気がいいと午後に昼間の月を見ることができます。
左半分が欠けて見える半月です。
<満月>
太陽が沈むと同時に昇ってきます。
与謝蕪村の
「菜の花や月は東に日は西に」
は満月の風景を詠った句というわけです。
月の鑑賞には一番適した時期ですね。
<下弦>
月は真夜中に昇り、明け方に南中して、正午頃に沈みます。
朝型の生活をしている方には、この期間は
夜空に輝く月よりも、朝方の月のほうが
見ることが多いかもしれません。
右側半分が欠けて見えます。
また、こちらのサイトhttp://eco.mtk.nao.a
各地の月の出・月の入りの時間を
調べることができます。