本日さそり座満月、女性は身体から「循環」のメッセージを受け取る日

本日、月はさそり座の位置で満月を迎えました。


一方季節としては、立夏も過ぎ、日中は夏日の日も増えてきました。
これから夏本番に向けて、プール・川・海などのレジャーやスポーツが楽しくなる時期ですね。
また、日常的に冷房の冷気にあたる生活パターンに徐々に突入する頃です。
いずれの場合でもこの時期女性が特に注意したいのが、お腹の冷えです。お腹の冷えとは関係が深い、特に女性が悩みがちなこんな症状。
気になってはいるけど、そのままにしてはいませんか?

毎月痛くなることが当たり前だと思っている、生理痛。
生理不順、下腹部の違和感。
トイレの回数が最近頻回になった。
便秘。
脚のだるさやむくみ。

こう言った症状のキーワードである、
「水・女性・子宮・排泄・循環」
これにぴったり当てはまるのが、さそり座満月の今日。

今日このタイミングで、体のメンテナンスをしてみませんか。

満月と蠍座から読み解くメッセージ

本日の満月。
月よみでは、満月から下弦の月までの間は、心臓にスポットがあたるタイミングと読み解きます。
キーワードは、循環、分かち合い、共有。
今回は、【循環】に注目をしていきましょう。また、満月のぴったりの瞬間、その後ろにあるのは蠍座でした。
蠍座の性質やキーワードは、水・女性性・水、女性性、内向き、内に秘めた情熱、縁の下の力持ちなど。

体の支配部位は…排泄と再生、性器、子宮、鼠径部、尿道など。
水の性質だけに、生命の根源の器官や水分代謝の調整を司ります。
体内の水分といえば、血液循環やリンパ液の循環。どちらも流れが滞りはじめると、凝りやむくみ、痛み、皮膚の炎症等で症状が出始めます。
でやすいとされる症状としては…
盲腸炎、痔、子宮の問題・トラブル、婦人科の問題、生理不順、不妊、便秘、膀胱炎、体内毒素の蓄積などが挙げられます。

いずれも、なかなか外に話を出すことも少なくて、内向きになりやすい症状たち。
それらに向き合うには本日は非常によいタイミングです。

症状は、サインです。アラームです。
見逃さずに、早めに対応できれば酷くならずに済むのです。

婦人科系の症状や排泄の困りごと。なかなかオープンいしにくい部分こそ、気にしてメンテナンスしてあげましょう。

生理不順などの生理の悩みや、子宮周りの気になることがあっても特に婦人科を受診するのは勇気が要りますよね。
でも、そのちょっとの勇気が後々を大きく左右するのです。オープンにしづらい部分だからこそ、ちょっと気にしてみる。
病院に行かないまでも、ちょっと症状についてリサーチしてみる。
これだけで、随分と状況が変わる事を感じる方もいらっしゃるでしょう。

私自身、ずっと5年、6年…いや、もっとかもしれません。
生理痛がひどいのにそのままにしていました。
“生理痛はあるのが当たり前”でした。

あまりにも辛くなって、一大決心で受診した時に、5センチ大の子宮筋腫が見つかりました。
後悔はしていませんが、違和感や早い段階で気付けていたらお腹を切る手術をする以外にも治療のアプローチがあったかもしれないなー と、今でも感じます。

それよりも、治療後の痛みの程度が全然違うことに驚きました。
初めは鎮痛剤で治る程度だったのが、いつの間にか2日間寝込まずにはいられない痛みに変わっていたり…。早めに対応していたら、そんな痛みまでは行かなかったでしょう。
カラダのアラームは、だんだんと大きくなります。そうしないと、不調や循環の滞りに気づいてもらえないからです。

蠍座の満月が、ちょっとカラダを気にして!とタイミングを作ってくれているように思います。
夏を楽しく過ごすためにも、少し自分のカラダに向き合ってみてください。

月よみ師のプロフィール

ばね 月よみ師
愛知県一宮市出身・在住。
毎月1〜3日必ず寝込むほどの、酷い生理痛に苦しんでいた事をきっかけに、月よみに出逢う。
自分自身の心と体にじっくり向き合うこと、そして、昨年夏に5センチ大あった子宮筋腫の摘出手術を経験する。
自身のブログの他、月よみwebマガジンでの執筆を行う。自らの体験を通して学んだ月のリズムや、心と体の気づきを中心に、季節感も大事にしながらの内容を発信し、好評を得ている。

保育学生だった頃から、子どもたちを対象にした読み聞かせボランティア活動に関わり10年。所属しているグループが、昨年度、一宮市より表彰をうける。
絵本の月の四元素分類を独自に研究中。

所持資格 : 月よみ師®️、保育士、介護福祉士。

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