月々に月見る月は多けれど月見る月はこの月の月
表題の和歌はよみびとしらずの和歌ですが、なんと「月」
一説には中秋の名月に宮中で女官たちによって唄われたものだと言われてい
和歌といえば有名な小倉百人一首。
100人一首のうち、月の歌はなんと11を数えます。
それだけ古来から日本は月を観て、感じ、
テレビもない、パソコンも、スマホもない。
そんな秋の夜長を月を眺めて過ごしていた人たちをして言わしめた
「月みる月はこの月の月」
中秋の名月は本日10月4日です。
ちなみに、「仲秋」と「中秋」
「仲秋」・・・秋を初秋(旧暦7月)、仲秋(同8月)、晩秋(
「中秋」・・・旧暦八月十五日のみを指す。2017年は今日。
ただ、中秋の名月・仲秋の名月となると、同じ「
日本各地で今日月を観るには?
札幌では16:41
東京では16:42
名古屋では16:53
大阪では16:59
福岡では17:19
沖縄では17:27
が月の出の時刻と言われています。
実際には暗くなってから本格的に美しい月が眺めることができます
今から何時間後かと思うとドキドキしてきますね。
次に気になってくるのはお天気です。
ここに天気予報も載せてしまおうかと思いましたが、
みなさまぜひ今日これから当日の天気をチェックしてください!
https://weathernews.jp/map/
この日の月を観るために日本各地で今日もイベントが。
観月祭というのが夏の終わり頃から全国各地で開催されています。
本日10月4日当日に目を向けても、
旧嵯峨御所 大本山 大覚寺では空を見上げれば煌々と、
長崎新地中華街では、中国の三大節句中秋節を祝って、1000個
関東有数の温泉地である、湯河原では、
他にも、日本全国で月を眺める宴が執り行われます。
旧嵯峨御所・
月を観るためだけに池を作るなんてすごいですよね。
他にも、京都は今日も各地で「観月祭」行われるようです。
(参考サイト 中秋の名月 ~観月祭~ | 京都観光情報 KYOTOdesign)
日本人の月の眺め方は昔から様々。
一方で、お家でのお月見というのもまたいいですね。
月見団子を作って、家族全員で。
なんていうのもいいかもしれません。
月よみ師オススメの子どもと一緒に過ごす中秋の名月の過ごし方も
https://tsukiyomi-magazine.com/
それ以外にも、誰にも気を使わず一人で月光浴をしながらもよし。
大好きな人と年に一度の十五夜を過ごすのもよし。

もし雲に隠れがちだったとしても、雨で見えなかったとしても、
様々な過ごし方があっていい。
しかしもし観られるならば、是非、