月の暦を大事にしているのは日本人だけではなかった!世界で行われる美しい祭りも月のリズムで。

まずは言葉よりも、見てください、こちらの写真。



祭りの一夜に夜空に放たれる美しいランタン。

一説にはディズニー映画
「塔の上のラプンツェル」

映画のシーンにあるランタンが夜空に放たれる幻想的なシーンは
このお祭りを元にしたものと言われています。

「月の暦で毎年行われる」お祭りがこんなに大々的に行われるなんて!

このお祭りが行われている国は、タイ。
「コムローイ」(ランタン)を空に向けて飛ばす
イーペン祭というお祭りです。


この記事を読まれたかたでこのお祭りに行ったことがあるかたはいらっしゃるでしょうか。
日本のかたも大勢この時期に合わせてお祭りに参加されるそうです

参加すると、人生観が変わる。
そんな風に言われるほどの絶景だという事なので、気になるかたは今からならぜひ2018年度の開催日程が出るのをお待ちいだければと思います。

このお祭りの「イーペン」
というのは
もともと
「陰暦2月の満月」という意味です。
なのでこのお祭りは夜がもっとも盛り上がるそうです。

タイでは毎年10月下旬~11月中旬頃の満月(陰暦12月の満月)の夜、『ロイクラトン』というお祭りが各地で開催されます。川の恵みに感謝し、自らの心身を清めるため、花やロウソクで飾った灯籠(クラトン)を川に流す行事です。
イーペン祭りというのはそのランタンを空に飛ばします。
旧暦2月の満月の夜に行なっていたものを、同じ時期に合わせて行なったためこの日になったと言われています。(諸説あります。)

ただ満月の月に川の恵みに感謝をした。

そちらは確かのようです。

満月の日に感謝。
場所は違えど、日本とタイでは同じような思いで満月を眺めていたのですね。

(参考記事)月のリズムに乗ってツキを呼ぶために。満月のための“感謝手帳”をつけましょう

スリランカやミャンマーなどでも「満月」のお祭りが!

アジアでは他にも、旧暦・月のリズムでのお祭りが開催されています。

アジア三大祭りと言われているスリランカの「エサラ・ペラヘラ祭り」
毎年8月(エサラ月)の新月から満月にかけて行われます。

​©️wikipedia

更に、スリランカでは毎月満月の日に満月際(ポヤデー)があります。

これは仏教のお祭りで、 満月をお祝いする日です。
基本的な不浄の活動(経済活動や、食肉、その他)を控え清らかな心でこの日をお祝いするのが習わしのようです。

他にも、ミャンマーでは、ダディンジュというお祭りがあります。
ダディンジュも*満月の日のイベント*です(こちらは10月の満月の夜)。

ダディンジュの満月の日は、お釈迦様が「天」から「人間界」へ戻る日と言われています。

お釈迦様が地上を見やすいようにパゴダ(寺院)では火を灯します。
ダデンジュ当日は夜になれば、一般の家の玄関先でロウソクや提灯に火を灯してお迎えをする、というイベントなのです。

そして、日本でも11月4日、イーペン祭と同じタイミングで、今回初の月フェスが行われます!

月のプロフェッショナルたちが集まった、トークイベントから
月よみ師®︎が行うワークやセッションが20以上一堂に会したまたとない機会です!

at 品川シーズンテラスカンファレンス

もしこちらへの参加はしないというかたでも、毎月何もしなくても訪れる満月。
そのまま過ぎ去ってしまうよりも、満月では感謝を感じるきっかけの1日にしていただければ嬉しいです。

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