この1年どんな年でしたでしょうか?
月のリズムを生活に取り入れて生活していただいている方もいらっ
何かご自分に変化はありましたか?
ハッピーになってきていますか?
平常の毎日を送られた方、忙しい毎日を送られた方、はたまた、人
「師走に入ってからあっという間に今日になってしまった。」とい
今回は1年の最後の日、大晦日とそれにまつわる話を3つしたいと
一年最後の特別な晦日、「大晦日」と月の意外な関係
大晦日は「おおみそか」または「おおつごもり」と読まれます。
大晦日の「晦日」は暦月の最後の日をあらわす言葉。
「みそか」あるいは「つごもり」と読まれます。
大晦日は一年最後の特別な晦日ということなので、晦日の前に「大
考えてみると不思議な読み方です。
なぜこんな風に読まれることになったのでしょうか。それは次のよ
日本で千年以上使われていた太陰太陽暦(一般には旧暦と呼ばれて
三十日であれば確実にその日は暦月最後の日でしたから、「三十日
旧暦の暦月最後の日はまた、新月の前日ですから普通は晦日は月が
この月が姿をあらわさないことを、月が籠もってしまって姿を隠す
ちなみに「晦」という文字は、これ一文字でも月末の日をあらわす
ほー。
改めて調べてみると面白いですね。
除夜の鐘はなぜ108回つくの?108回にも旧暦が かかわっていた。
除夜と言えば 108つの除夜の鐘。この 108は人間の煩悩の
どうして煩悩の数は 108なのかというと人間の六根(
1. 六根 ・・・ 6
2. 1 の好・平・悪三種 ・・・ 6 × 3 = 18
3. 2 の染・浄二種 ・・・ 6 × 3 × 2 = 36
4. 3 の過去・現在・未来 ・・・ 6 × 3 × 2 × 3 = 108
と言う説。
§ 別の説には、暦になじみ深い 3つのものの数と言うもので
§ 暦月の数 ・・・ 12
§ 二十四節気の数 ・・・ 24
§ 七十二候の数 ・・・ 72
§ 合計 12 + 24 + 72 = 108
という説です。
後者の方がよく耳にする説でしょうか?
一年の間に積もりに積もった煩悩を祓ってくれるのが除夜の鐘とい
年越しになぜそば?
大晦日に年越しそばを食べるようになったのは江戸時代からです。
元々、江戸時代の商家では毎月30日(晦日・みそか)にそばを食
忙しい晦日は手早く簡単に食べられるようにということからだった
始めはそば団子だったようですが、やがてそば切りを食べるように
「そばのように細く長く長寿であるように」との願いが込められて
そばはうどんなどと比べて切れやすいことから「一年の苦労や災い
また、金細工の職人が作業場で散った金をそば粉の団子で取ってい
大晦日、除夜の鐘、年越しそば
この3点セットは、現代の私たちからもきっても切れないセットメ
少しさかのぼって調べると昔の知恵や習慣が見えてくる。忘れずに
来年もいろいろと調べて行きたいと思います。
皆さん、よいお年を!!
来年もよい年でありますように。