新月には願いを
満月には感謝を
今日、1月17日は新月。
次の満月は1月31日です。
ん?1月2日も満月でしたから1月の間に2回目の満月となりますね。
この珍しい現象を『ブルームーン』と呼びます。
貴重な月の巡りに再び感謝を捧げるべく、ご自身の願いを叶えたいですね。
今日はこの期に注がれる月からのエネルギーの使いこなし方をお伝えします。
強まる『地』の力。
新月とは、地球から見る太陽と月が一直線に重なるポジションをとることで、地球からは逆光となり月が見えなくなる状態をいいます。
太陽に焦がされるかのようにすべてをリニューアル。新たな旅を始めたところ。
今回の新月は、やぎ座の位置からスタートしました。
太陽もやぎ座の季節。
12の星座を『火、地、風、水』のエネルギーで分類した時、やぎ座は『地』のグループに入ります。
重ねて今日は『冬土用』の入りにあたり、
どうしたって『地』のエネルギーが強くならざるを得ません。
1月17日『地』のエネルギーで思い出すのは。
あの日の午前5時46分、激しい揺れで目を覚まされました。
訳がわからないまま、尋常じゃない突然の出来事に、ともかく幼かった子どもたちを守らなければと、咄嗟にカラダが反応しながら、暗闇の中恐怖と戦ったことを思い出します。
1995年の阪神・淡路大震災、もう23年も前のこと・・・。
幸いにも近辺では大きな被害もなく、氣持ちが落ち着いた頃。
テレビから流れてくる見慣れた街々が崩壊している映像に目を疑いました。
何が『大地』をそうさせたのでしょうか。
1995年1月17日、その日はなんと満月でした。
月はかに座に。かに座はやぎ座の向かい側にいる星座です。
今日、何だかあの日に拮抗するかのような月と太陽の位置関係です。
わたしにはどうにも特別な『地』の力が働いているように思えてなりません。
月は潜在意識を現わすと、言われています。【月=自分の内面】と向き合い、
しっかり月の恩恵を受けなさいという啓示のような氣がするのです。
あなたにとって『受け取りたい恩恵』とは何でしょう?
要するに本当の願い事は、ってことです。
誰かや何かの犠牲になることなく、やりたいことが出来ていますか。
未知の世界にチャレンジするのに必要な事は、ほんのちょっぴりの勇気と諦めない氣持ちです。
『地』の月はそれを見せてくれることを望んでいます。
『地』のエネルギーを使いましょう。
・大地に新しい種をまきコツコツと大切に育てるイメージを持ちましょう。
・『地』は下方向、根を張る方向へ働き、またドライな状態を示しています。
妙にベタベタした関係よりは、しがらみのない事を好みます。
・手を抜かず、より高みを目指す意識が栄養となり、満月にはあでやかな華を咲かせる事になるでしょう。
・姿勢にも氣を配りましょう。
やぎ座のカラダへの対応が骨格であるからです。
『あの日』の満月に何を感謝すべきだったのでしょう。
神戸の中心地は、今やビルが立ち並ぶ繁華街へと復活を遂げているかのように見えています。だからといって『あの日』がなかったことにはなりません。
『今』あることに感謝出来る人生を歩めているか
ちょっぴりの勇気と諦めない氣持ちを忘れていないか
そんなことを思い出してみてください。
そして次の満月まで、目の前にあることに向き合い、コツコツと人生の地固めをする意識を持ってみましょう。
難しく考えることはありません。地に足をつけつつも、子ども頃のようなウキウキ、ワクワクした氣持ちで好奇心を拡げていきましょう。
日に日に月は膨らんで、応援してくれるようになりますから。
どうぞ素敵な『月よみ生活』をお過ごしくださいね。