本日上弦を迎え、月は満月に向けて膨らんでいきます。
上弦の月から満月までのこの期間、満月(+)期はお月さまがまあるくなっていきます。
それと同じように私たちの人間のカラダも吸収しやすい時期と言われ、ダイエットには不向きと捉えられる事も。
そういう見方もあるかもしれませんが、ここは視点を変えて、この時期らしいダイエットの秘訣を探っていきましょう!
お酒だけがNGじゃない!この時期注目の臓器、肝臓。
満月(+)期に月の影響が入りやすい臓器は肝臓。
この時期は消化機能をうまく使うことがダイエットのカギです。
肝臓はアルコールを分解するところでしょ、私は大酒飲みじゃないから大丈夫♪
と思いましたか?
いえいえ、糖分や脂肪分をエネルギーとして蓄えるために処理するのも肝臓の役目。
甘いものやアブラっこいものも、アルコールに負けず肝臓の負担になるのです。
肝臓が弱ると栄養分の処理能力や解毒力が低下し代謝もダウン、とダイエットの足を引っ張ることになります。
この時期はアルコールや甘いもの・アブラものを控え、睡眠を十分にとることがいつも以上に大切です。
いたわるだけでなく積極的に!簡単にできるカラダへの働きかけ
.さらに積極的に肝臓に働きかけるために、肝経(肝臓の経絡)の流れの活性化につながる簡単なストレッチをご紹介します。
① 足の親指を回す
② 内ももをさする・たたく
肝経は足の親指から始まり膝から内ももを通って上半身にあがっていく経絡です。
詰まりがちな経絡の流れをよくすることを意識しながらやってみましょう。
① 床に座り「体育座り」の両膝を外側に倒す。
両足の親指をそれぞれ同じ側の手で握り、付け根から大きく回す。
十分回したと感じたら、反対方向にも回しましょう。
勢いや速さは不要。ゆっくり丁寧に。
② ①の姿勢から足を伸ばし、無理のない範囲で開脚する(お尻は床につけたまま脚を開く)。
内ももを脚の付け根から膝上までさする。
流れがよくなるイメージをしながら、サポートするつもりでさすってあげましょう。
流れがよくなったと感じたら、軽く握ったこぶしの小指側でリズミカルにたたく。
さするのとは違う刺激を入れるためですので、気持ち良いと感じる強さで。
やってみて、いかがでしたか?
普段あまり意識しないところだけれど、意外と固まっていたり詰まっている感じがしませんでしたか?
楽勝だったよ!という方は、②のあとに開脚したまま上半身を前に倒し、内ももをさらにストレッチしてみてください。でも無理は禁物ですよ。
この時期カラダを動かさなくてもできるダイエットポイントを1つご紹介します。
いくら簡単といっても、毎日カラダを動かすのはなかなか難しい…
そんな場合、この満月(+)期だけでも毎日実践していただきたいこと。
それは、毎食「一口目は最低30回以上噛んで食べる」ことです。
すべて30回以上噛めれば理想的ですが、最初の一口だけでもよ~く噛めば、唾液や消化液の分泌が活発化されます。
さらに、食べ始めから20~30分経つと、食欲を抑え脂肪燃焼効果を高めてくれる「レプチン」が分泌されます。
食事全体に時間をかければレプチン効果も期待できますね。
「よく噛んで食べる」ことは、口の中で食べ物の消化を進め内臓の負担を軽くすることにつながります。
明日からの週末など食事に時間をとれるチャンスがあれば「すべて一口30回以上噛む」「食事に30分以上時間をかける」にトライしてみてはいかがでしょうか?
「普段いかにちゃんと噛んでいないか=内臓に負担をかけているか」を実感できるでしょう。
もしかしたら、翌朝快腸!なんていいことがあるかもしれませんよ。
【参考文献】「月やせ。月とダイエットの秘密」KADOKAWA刊 / おのころ心平著(敬称略)
季節の移り変わりは待ったなし!ためらわずに冬服を脱ぐ準備を
日本海側を中心に大雪に見舞われたり、東京でも氷点下を記録する日が多かったりと寒い印象が強いこの冬。
動くのが億劫になり、いつにも増してカラダが重くなってしまった方も多いかもしれませんね。
しかし2月も残り一週間を切り、春はもうそこまでやってきています。
ちょっと厚手の冬服を脱いだら「自前の洋服=脂肪」が予想以上についていて薄着になれない!
という予感がする方は、毎日少しずつでも着実にダイエットに取り組みましょう。