今日のお月さま
満月(-)期
月相 18
月星座 いて座→やぎ座へ移動中
宿曜 箕宿
お灸でセルフケア?と思った方。日々の痛みや疲れに実は有効なんです!
月よみ®鍼灸師 Taeです。
新年度が始まって、1ケ月程が過ぎました。
新しい環境、慣れない環境などで、何となくカラダの調子が良くないな…なんてという方もいるかもしれません。
病院に行くほどでもないし、薬を飲むほどでは無い。
そんな風に考える方がおそらく多いかもしれません。
でも、何とかしたいと思っている方がもしいらっしゃれば、お灸に挑戦してみませんか?
初めての方でもピンポイントで試していただけるよう、今回はあなたの「月星座」に対応したツボの箇所をお伝えします。
お灸ってどんな時に使うの?どんなものを選べばいいの?
お灸は、もぐさを使用するもので、ヨモギの葉の裏にある、綿毛だけを取り出し作られています。ヨモギとは、キク科ヨモギ属の多年草で、良く野原や河川の土手などに自生している植物です。
お灸って、熱い、痛い、年寄臭い⁇
最近では「お灸女子」なんて言葉もあるようですね。
書籍も出ているので、気になった方は手に取って見て下さい。
古くて新しい、それがお灸です。
お灸の効果・効能としては
①疲労回復
②血行を良くする
③筋肉のコリをほぐし、疲れを取る
④神経痛、筋肉痛の痛みの緩和
⑤胃腸の働きを助ける etc
これらが言われています。
お灸は、ドラッグストアなどで簡単に手に入ります。
お勧めは、下の写真にあるような台座のついたお灸です。
最近では、火を使わないタイプも出てるようです。
また、台座の温度に色々違いがあるので、外箱をよく読んで購入しましょう。初めての方は、温度の低い物をお勧めします。
<お灸を使う時に気をつけたいこと>
①食事、入浴前後の1時間は避けてください。
②火傷には充分注意してください。(熱いのを我慢した方が効くなんてことはありません‼)
③一つのツボに、一回に使う台座灸は、1~2個で
④火事にならないように気をつけてください。
使用済みのお灸は、きちんと火が消えたようことを確認してからゴミ箱に捨ててください。
⑤火災報知器が反応する事は無いとは思いますが、換気にも注意を払って下さい。
⑥お灸の後、だるくなったり、症状が強く感じられたりする事があります。
一両日中には改善しますので、あまり心配はしないでください。
<準備する物>
①お灸
②火をつけるもの(ライター、チャッカマン、お線香など)
③使用済みのお灸を入れる物(灰皿、小さな陶器など)
<手順>
①自分の月星座を調べる、もしくはお灸をする日の月星座の位置を調べる。
こちらで無料で調べることができます。
②台座灸の先の部分を、少しだけ崩すと、火がつけやすくなります。
③全体のカラダの調子を整える意味で、左手の陽池(ようち)へ、一個だけお灸をすえる。
*陽池(ようち)
手の甲側で、左手首の真ん中あたり
④自分の月星座もしくは、今日の月星座の位置のツボにお灸をすえる。
ツボは、基本的にはカラダの左右対称の場所にあります。一ヶ所ずつ順番にすえましょう。
ツボは、下の写真を参考に、左端から順番に、右へ移動してみてください。
最初が陽池になっています。
★おひつじ座(頭、脳、目)
*合谷(ごうこく)
手の甲側で、親指と人差し指の間
*大鐘(だいしょう)
足首の内くるぶしとアキレス腱の間
★おうし座(顎、首、耳)
*足太陽(あしたいよう)
外くるぶしとアキレス腱の間
★ふたご座(肩、腕、手)
*列缺(れっけつ)
親指側の手首のあたり
*曲池(きょくち)
肘を曲げた時に出来る、皮膚の皺
★かに座(肺、胃、肝臓、胆のう)
*太衝(たいしょう)
足の甲側で、足の親指と人差し指の間
*足三里(あしさんり)
ひざの外側で、3~4㎝ほど下、骨の端
★しし座(背中、心臓、血液循環)
*中衝(ちゅうしょう)
手の中指の爪の際で、親指側
*労宮(ろうきゅう)
手のひら側で、人差し指と中指の間
★おとめ座(腸、自律神経)
*関衝(かんしょう)
手の薬指の爪の際で、小指側
*天枢(てんすう)
おへそのわきで、2~3㎝外側
★てんびん座(腎臓、腰、股関節)
*復溜(ふくりゅう)
内くるぶしとアキレス腱の間の凹みから、
ひざの方に向かって3㎝ほど上
*築賓(ちくひん)
膝から10㎝ほど下で、ふくらはぎの内側
の部分
★さそり座(生殖器、鼻)
*三陰交(さんいんこう)
内くるぶしの上から、5~6㎝ひざの方に
上がった所
★いて座(大腿、解毒作用)
*梁丘(りょうきゅう→写真に向かって右側)
ひざの外側で、5㎝ほど上
*血海 (けっかい)
ひざの内側で、5㎝ほど上
★やぎ座(関節、骨、皮膚)
*肩髃(けんぐう)
肩関節の付け根の前の方の溝
★みずがめ座(膝から足首まで)
*解谿(かいけい)
足首の前側で、真ん中の凹み
★うお座(くるぶしから足指のさき)
*湧泉(ゆうせん)
足の裏側で、足の親指と人差し指の間
*失眠(しつみん)
足の裏側で、かかとの真ん中
今回は、症状別ではなく、月星座が支配しているカラダの部分であったり、その部分に関係のあるツボを選んでみました。
あまり難しく考えず、トライしてみてくださいね。
ツボは、ピンポイントでなくても大丈夫。
写真のツボの周辺で、押してみて、痛気持ち良い所を選んでみてください。
月のリズムに合わせ、上手にお灸を日常の中に取り入れる事で、体調管理に役立ててみてくださいね。