月よみ -inner independence-

9月(長月)の美しい月を観じてふと話しかけたくなる会話美人を目指そう。

皆さん、こんにちは。月よみヨッシーです。

少しずつ秋の気配を感じるようになってきましたね。
ママとしては、夏休みが終わり早くいつものペースに戻したいと思っていらっしゃるもかもしれませんね。
夏の疲れが出やすいこの時期。なかなか本調子が出てこないというお子さんもいらっしゃるのではないでしょうか。

・朝起きてくれない。
・勉強せずにダラダラしている。
・学校に行けない。

そんな子どもの様子にママはどのように言葉がけをしてよいのか悩んでしまいますね。

いつもの会話をひと工夫すると、ママも会話美人に変身できます。

今回は、月の満ち欠けを観じて、会話美人になるための秘訣をお伝えします。
また、記事の後半では、中秋の名月についてのお話もありますので、ぜひご覧ください。

一週間で会話美人に変身。ほんとにあったうれしい話

私、月よみヨッシーに言われて月を眺めるようになった思春期のお子さんを持つお母様が、
「先週、ヨッシー先生にお会いした時は三日月だったのに、もうすぐ満月ですね。月って日ごとにあんなに変わるのですね。」
とお話しくださいました。

さらに続けて
「それからね、珍しく子どもから話しかけてきて…勉強の話をしてくれました。」
「久しぶりに会話が続きました。」
「ヨッシー先生とお会いしてから子どもの変化がすごいです。」
とおっしゃいました。。

お子さんの変化がすごいのは、
ヨッシーがすごいのではなく、お母様自身が変身したからなのです。
つい話しかけたくなる優しいオーラがお母様から出ていたのでしょうね。

私にうれしそうに話してくださるお母様の笑顔がとっても素敵でした。

私たちは、日々、家事や子育てや仕事に休みなく動かなければなりません。
でも、月を眺める習慣を取り入れてみてください。いつもの忙しさは変わらないけれど今の悩みや課題に変化が起きてきます。

今日から、月を観じる暮らしを一緒に始めてみませんか?

月を観じて得られるものは『無償の愛』

「みんなちがって、みんないい」これは、金子みすゞさんの詩「私と小鳥と鈴と」の最後の言葉です。
満ち欠けしているどの月の形も、「みんなちがって、みんないい」と思いませんか?


みすゞさんは、「月のひかり」という詩も書いていますのでご紹介します。

「月のひかり」
(一)
月のひかりはお屋根から、
明るい街をのぞきます。

なにも知らない人たちは、
ひるまのやうにたのしげに、
明るい街をあるきます。

月のひかりはそれを見て、
そつとためいきついてから、
誰も貰はぬ、たくさんの、
影を瓦にすててます。

それを知らない人たちは、
あかりの川のまちすぢを、
魚のやうに、とほります。
ひと足ごとに、濃く、うすく、
伸びてはちぢむ、氣まぐれな、
電燈(でんき)のかげを曳きながら。

(二)
月のひかりはみつけます、
暗いさみしい裏町を。

いそいでさつと飛び込んで、
そこのまづしいみなし児が、
おどろいて眼をあげたとき、
その眼のなかへもはいります。
ちつとも痛くないやうに、
そして、そこらの破(あば)ら屋が、
銀の、御殿にみえるよに。

子供はやがてねむつても、
月のひかりは夜あけまで、
しづかにそこに佇(た)つてます。
こはれ荷ぐるま、やぶれ傘、
一本はえた草にまで、
かはらぬ影をやりながら。

『金子みすゞ童謡全集』(JURA出版局)より

月は、昼も夜も地球に寄り添い、そっと私たちを見守っています。
私たちが気付かない奥深いところまで、優しく光を差し伸べてくれます。
その優しさに、見返りはありません。

月からは「無償の愛」のエネルギーが降り注がれているのです。
たとえ、私たちの目に月が見えなくても、「いつも、今ここに月は在る。」のです。

だから、月を観じてほしいのです。
そして、あなたも会話美人へと変身していきましょう。

長月の美しいお月さまを意識して、観じてみよう。

月を観じ、月の愛情を浴びていると、私たちの表情は優しくなっていきます。
子どもたちはその優しさを敏感に読み取り、いつもより話したくなるのです。

月の主な満ち欠けの日にちをお伝えします。
ぜひ、手帳などにメモして子どもたちと一緒に空を見上げてみてください。

9月10日 新月(おとめ座)
9月17日 上弦の月(いて座)
9月24日 中秋の名月
9月25日 満月(おひつじ座)
10月2日 下弦の月(かに座)

ふと話しかけたくなる会話のひと工夫

優しさに包まれた会話を続けるためのひと工夫は、目の前の子どもが発した言葉を繰り返してあげましょう。
私たち大人は、ついつい子どもに教え込ませようとしてしまいます。

優しいオーラの会話では、
「ゲーム、そんなにも楽しかったんだね。」
「今日は、塾行きたくなかったんだね。」
というように子どもの気持ちをたっぷり受け止める言葉を心がけましょう。


子育てについて、ブログでも紹介しています。月よみヨッシーの『月よみ子育て』

また、親子のコミュニケーションを発達段階に合わせて、動画で配信している講座があります。参考にしてみてください。
ハロードリーム 子育てコミュニケーション講座

9月24日の中秋の名月を観じよう。


「仲秋」と「中秋」の違いをご存知でしょうか?
「仲秋」は、初秋(旧暦7月)と晩秋(旧暦9月)の間の旧暦8月のことであり、一方「中秋」は旧暦8月15日のことです。
なので、旧暦8月15日の夜(十五夜)に見える月のことを「中秋」の名月と呼びます。

中秋の名月に月見団子をお供えする習わしは江戸時代から始まりました。
団子やすすきを準備して、お月見を楽しむのもいいですね。
十五夜を「芋名月」とも呼び、この時期収穫できる里芋やさつまいもをお供えする地域もあるようです。

9月10日 新月(おとめ座)
9月17日 上弦の月(いて座)
9月24日 中秋の名月
9月25日 満月(おひつじ座)
10月2日 下弦の月(かに座)

中秋の名月は満月と違うのですか?と聞こえてそうですが…。
はい、毎年異なります。2011年から2013年など中秋の名月と満月の日が重なる年もありますが、基本的には数日ずれています。

なぜなら、月の満ち欠け(新月から次の新月)の周期は29.5日…と始めると長くなりますので、ご興味ある方は、国立天文台のサイトをご覧くださいね。

9月(長月)の美しい月を観じる時に右目を閉じて、左目だけで見ると、月の愛情あふれる光が右脳に届きます。
インスピレーションや想像の領域である右脳に刺激が入る一方、日常の膨大な情報などを処理する左脳を休ませてあげることができます。
ヒーリング効果にもなりますので、ぜひ試してみて下さいね。

月を愛でるようになったのは平安時代。秋の夜長に『枕草子』『源氏物語』はいかが?

9世紀ごろ、中国から観月の風習が伝わりました。『枕草子』『源氏物語』にいくつか月の場面が描かれています。

清少納言の「枕草子」の冒頭『春はあけぼの』に続いて、
『夏は夜。月のころはさらなり、闇もなほ、ほたるの多く飛びちがひたる。
また、ただ一つ二つなど、ほのかにうち光りて行くもをかし。雨など降るもをかし。』
とあります。

また、
『職におはしますころ、八月十余日の月あかき夜、右今の内侍に琵琶ひかせて、端近くにおはします。(中略)ただ秋の月の心を見侍るなり』
と中秋の名月の描写もあります。

一方、紫式部の『源氏物語』では、
「夕顔巻」「須磨巻」「明石巻」「鈴虫巻」そして「紫の上の葬儀」などに月が登場します。

病気がちだった紫の上は、ある年の秋に容体が急変し光源氏に見守られながら生涯を閉じます。

「紫の上の葬儀」の場面では、
『昔、大将の君の御母君亡せたまへりし時の暁を思い出づるにも、かれは、なほもののおぼえけるにや、月の顔の明らかにおぼえしを、今宵はただくれ惑ひたまへり。』
と描写があり、光源氏の悲しみの深さを月の光の明るさと対称的に描かれています。

秋の夜長に昔の人も今ここに在る月を観じていたことに想いを馳せながら古典を楽しむのはいかがでしょうか?

どうしてうさぎは月にいるの?

月に関する絵本を読むのもいいですね。
図書館や本屋さんにふらっと立ち寄ると、素敵な出会いがあるかもしれませんね。

ヨッシーからは、こちらの絵本をご紹介します。
お子様と一緒に月を観じながら、絵本を楽しんでみてくださいね。

そうそう、先ほどご紹介した金子みすゞの『月の光』の詩は、この原稿執筆の準備をしている時に息子が私に教えてくれました。
いつも楽しそうに月の話をしているヨッシーに息子はふと話しかけたくなったのかもしれませんね。

優しい光に包まれた親子のニッコリ笑顔の会話が拡がりますように♡

ライタープロフィール

松友 喜美(ヨッシー) 月よみ師®
マザーカレッジ認定講師
ゆめのたね放送局 ラジオパーソナリティー

1971年3月岐阜県生まれ 名古屋市在住

名古屋大学経済学部経営学科卒。
飲食業界でアルバイトを含めマネージャー歴7年、小学校給食に携わる公務員生活16年。多くの人たちに接し、より良い会話術、人間関係を学ぶ。

現在、マザースマイル代表。
家庭教師、塾講師として小中高生の受験指導を行う。

同時に、子育てコーチングの資格を取得し、自らの子育て経験を活かし 悩めるママをサポート。月よみから子どもの個性・才能を読み解き、ムーンコーチとしてママと子どもの笑顔を引き出す。

趣味はヨガ、料理
家族は元不登校生の息子と猫のみけ君
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