戸外でも過ごしやすい、さわやかな季節になりました。
自然の中へ出かけたくなってきますね(^^)。
今回は茨城県つくば市の
「筑波山(筑波山神社)」と市内にある「月読神社」
男女和合の筑波山神社
筑波山神社は、山そのものが御神体という、
人間が関東に住み始めた頃から霊場として、山岳信仰、磐座信仰、

神道での主祭神は、伊邪那岐命と伊邪那美命。
この二柱の神さまは、日本の聖なる父母神。
日本そのものを男性性と女性性に分け体現させた神さまです。
男性性とは、陽、外に向かう、能動的、活動的なエネルギー。
女性性とは、陰、内に向かう、受動的、受容的なエネルギー。
この二柱の神さまがまぐわって、
筑波山では男体山を伊邪那岐命、
女性的なエネルギーの月読神社
「月読神社」の主祭神は、「月読命」です。

関東においては、江戸時代には「月待信仰」が盛んで、
講ごとに「月待塔」なるものが建てられ、
なので、関東の月読神社は、月待信仰と関わりが深いのです。
「月待信仰」とは、月齢ごとに特定の神仏と関連付け、
ある一定の月齢の日に地域の人が集まり、
こちらの月読神社さんは、二十三夜に講が立ち、特に安産や子宝、
筑波山にも「小原木神社」

こちらは月だけでなく、
お出かけしやすくなったこの季節に
月を感じながら神社への参拝をしてみてはいかがでしょうか。