月の星座【あなたの内面を示す月の12星座】

「何座?」ときかれたら、ほとんどの方が「〇〇座です。」と答えられると思います。
「私は獅子座。」「僕は魚座だ。」と認識しているのは、「太陽がその星座だ」という意味です。
「あなたが生まれた時、太陽は〇〇座のエリアにありましたよ。」ということなのです。
ただし、あなたが生まれた瞬間、天空には太陽だけでなく、月、水星、金星、火星など、その他の星たちも確かに存在していました。
日本で一般的に「星占い」として取り上げられているのは、その内の太陽だけを取り出したものですが、
星占いのベースである「西洋占星術」では、太陽を含めて10個の天体(惑星、星)を取り扱います。
太陽、月、水星、金星、火星、木星、土星、天王星、海王星、冥王星。
この10個の天体それぞれに星座があり、その組み合わせは人それぞれ異なります。
「太陽星座」が同じ人であっても、「月星座」が同じとは限りません。
太陽と月を組み合わせたたけでも、12×12=144通りのパターンがあります。
太陽星座だけでは分からなかった自分を、他の天体の星座が教えてくれるのです。
「太陽星座」は、その人が自分らしく人生を切り拓いていくための力を示します。
言い換えれば、生きる目的、「こう在りたい」という自分、生きがい、やりがい。
星占いでも採用されているだけに、10天体の中で最も重要なのは、やなり「太陽」です。
太陽の力を存分発揮して生きることができれば、自分らしく、自分の目指そうとしている生き方や目標を達成することができるのです。
月の星座って、こういうことです。
太陽と双璧をなして重要視されるのが、「月」。
太陽が自分の意志や「こうなりたい」という目標を表すのに対して、「月」が示すのは、本能的な欲求や感情です。
月だけが満ち欠けをします。
常に形が変化していて、「一定ではない」、つまり、「不安定」なのです。
月が象徴するものは様々ありますが、一番象徴的なのは、「感情」です。
平常心を保ちたいと思いながらも、刺激に対して反応し、一喜一憂してしまう、そういった移ろいゆく心の奥底を表すのが「月」の役割なのです。
占星術では、太陽は顕在的な意識を示し、月は潜在意識(無意識)の世界を象徴します。
この潜在的な意識の世界は、心理学でいう「インナーチャイルド(内なる子供)」の概念とも通じていて、「社会的な大人の自分の内側に隠されている、本能的な子供の自分」を月は表しています。
月の示す「内なる子供」は、本能のままであるがゆえに、とてもワガママだし、つじつまが合わないことも言うし、弱いし、でも時に無茶な要求を突き付けてくることもあります。
そうした心の奥底の子供の欲求を、大人の自分は理性で抑え込もうとするけれど、あまり強く抑え込もうとすると、ストレスがたまったり、欲求不満になったりして、心が不安定になってしまいます。
それを避けるためのヒントを教えてくれるのが、「月星座」というワケです。
つまり、「自分の心がどうやったら安定していられるか?」「のびのびとリ安心してリラックスできるか?」のヒントを、「月星座」が教えてくれるのです。
月は10天体の中で最も公転周期が速く、2~3日で星座を移動しますので、太陽星座が同じ人であっても、日付が数日違えば、月星座は変わってきます。
あなたの月の星座を知る方法
こちらのページでお生まれの日時を入れていただくと、あなたの生まれた日の月の星座がわかります。
それぞれの月の星座が表すあなたの個性
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おひつじ座 おうし座 ふたご座 かに座 しし座 おとめ座 てんびん座 さそり座 いて座 やぎ座 みずがめ座 うお座
こちらの記事では、12星座の特徴を知ることが出来ます。