「3月11日」
私達は本当に大切なものを無くしてしまいました。
大切な、大切な「命」というものを。
その大きな犠牲を伴って、私たちに芽生えたものは
「絆」と
「このままではいけない」
「何かしなければ」という
新しい始まり。
あの日あなたは
何処で?
誰と?
何を?
していましたか?
恐らく誰しもが、鮮明にその時の事を思い出せると思います。
音や匂いや情景を詳細に、感情を交えて、
あの日の事を伝えられるのではないでしょいか。
あれから8年。
絶対忘れない、忘れてはならないと、身体中が、魂で分かった筈なのに、
時は、傷を癒やすと共に忘れさせてしまう。
それは全てにおいて良い事なのです。
人には、忘れてはならない事があるけど、
時には忘れても良い事もあるから。
でも今日だけは、自分にとってのあの日を振り返り想いを馳せてみましょう。
自分の月星座から見る3.11
一気に全てを揺らし壊し
一気に全てを流してしまった。
あの日の月はどこにあり、
あの日の星はどこを巡っていたのでしょうか?
あの日の月
月齢 6.3
月相 新月(+)期 (新月から上弦にかけての三日月)
背後にいた星座 牡牛座
ご自身の月星座を調べて、そこから3.11に思いを馳せてみましょう。
https://tsukiyomi-magazine.com/page-4790/
例えば私なら月星座は「蟹座」
愛情深く繊細で、人の気持ちや感情に敏感。
キーワードは「母性」と「家庭。
内側には熱く柔らかい女性性を持ちそれを堅い殻でしっかりと守る。
家族や仲間、身内が何より大切で、母のように全てを包みこみ育て守る。
芯が強く身内にはえこひいきになる。外からの刺激や攻撃にはたち向かい鋏を振りかざす。
このような性質の私から、3.11を考え振り返った時どんな事を考え行動して行ったのかご紹介します。(特に東北出身なのも重なります)
当時大手船会社の人事に勤める私は、採用の準備や新入社員、船員さん達の研修の準備、健康診断について、資格取得等
人事に関わる全てのお手伝いをさせて頂いておりました。
その日、会社内ではキャビネットが倒れ、机が大きく揺れ、書類が散乱し、
程なくして電話や通信回線が途絶えました。
その間にも家族や身内、仲間を守るために、すぐに各所に連絡と安否確認。
何かしなければ!じっとしていられずに、
翌週には救援物資調達、翌月から現地ボランティアへ参加、
6月に訪れた宮城県登米市でのスタッフとも交流しながら、
現地の避難所の方々へ相談やお話し相手、足湯やマッサージ、瓦礫撤去や写真の整理。
何より全員が「家族」として助け合い励まし合い、
私は自分の何かしなければと言う使命感、それを行動に移せる充実感を味わいながら会社の休暇も利用しながら
ボランティア活動に邁進して行きました。
これも「月星座・蟹座」のなせるワザなのだろうと思います。
月ウェブをご覧の皆さまは、どんな月星座ですか?
そこから見る御自身の性格や資質、そして「月星座」の観点で
3.11は何をして何を感じてどう動き、その後どう繋がったのか?
是非考えてみてください。
時間が経った今だから、分かる事が、気づく事がきっとあるはずです。
月がもたらした使命に気付く
東北出身で、月星座蟹座、の私は、今年に入ってある使命を思い出しました。
それは「鎮魂」です。
東日本大震災では本当に沢山の命が無くなりました。
亡くなった方々の魂は勿論、天国へと還ってはいますが、
その場には人としての念が残り、残された家族の想いが残ります。
それら1つ1つを「昇華」させるのは、まだ時間はかかりそうです。
物質的に解決されることも大切ですが、本当の心から魂から「鎮魂」するために、
東北へと「瞑想」を、つまりは「自分へかえること」を繋いでいきます。
私の明るさと笑顔、ご機嫌で有り続けられる心で。