私が月を意識した生活をおススメする理由、それは、
私自身ががんを体験したからです。
再発を予防したり健康に過ごすためのセルフケアを探して色々な書
籍を読んだりする中で、この月よみに出逢い、
がん予防に良いとされる要素がたくさん含まれていることが分かり
、とても魅力的だと感じました。がんの原因には様々な要素があると思いますが、がん予防のための
セルフケアについて書かれた本の中に、このようなことが書かれて
いました。
『がんの原因は、あまりにも自然からかけ離れた生き方、
そして自分自身の心の内にこそあります。
自分の生活習慣や生き方・考え方をもう一度見つめなおし、
前向きな姿勢で、
自然治癒力を高めながら治療に取り組むことが最も重要です』( 野本篤志著 がんが自然に消えていくセルフケア)
思うに、あまりにも自然からかけ離れた生き方というのは、お日さまの光やお月さまの明かりを無視した生活、パソコンやスマホ等で深夜まで起きていることや、加工食品や食品添加物を含む食物をたくさん食べたり、自然には存在しない合成された油を使ったり、といった食習慣も含まれるのではないかと解釈しています。
私自身も、病気をするまでは、このような自然からかけ離れた生活習慣の中で生活していたように思います。
深夜までスマホを見ていたり、食品添加物が多く含まれる食品を何も考えずに食したりしていました。
月よみに出逢い、月を意識した生活習慣を取り入れることで、お月さまの明かりが意外に明るいことに気づき、自分が食べるものはなるべく自然な形で生産されたものを意識して選ぶようになりました。
ちょっとしたことかもしれませんが、自然と共に生きている、生かされているなあという認識を持って生活できるようになってきました。
という訳で、引き続き、今回も月の満ち欠け(月相)を基本に分けられた4つのフェーズ、それぞれの時期に月からのエネルギーを受けやすい臓器のことや、行うと良いワークを体験してみて、これはイイ! と感じたり、お勧めしたい! と感じたポイントなどをお伝えしていきます。
今は、4つのフェーズでいう、新月(-)期という時期に当たります。
今日はこの時期におススメのワークを3つご紹介しますね。
そもそも新月(-)期って何でしょう?
下図をご参照下さい。

月相は新月、月が見えない状態(
月が地球と太陽のちょうど間にある状態)を0とし、
月相27まであります。
月はおよそ1カ月(29.5日)でこの周期を繰り返しています。
黄色の吹き出し部分、
下弦から月が徐々に欠けていき新月になるまで(月相21~27)
のこの時期を、月よみでは新月(―)期と呼んでいます。
月相についての詳しい説明はこちらから
腎臓の排泄力を高めるための腎臓リリースワークとは?
この新月(-)期は、半月の下弦から月の形がどんどん細くなっていき、まったく姿を見せなくなる新月に向かうので「排泄の力」を月が与えてくれる時期。腎臓に月のエネルギーが入りやすくなります。
腎臓の働きは、毎日1000~1500リットルもの血液を腎小体というろ過装置でろ過し、およそ1.5リットルの尿を作ってくれています。
つまり、血液の99%は再吸収されているんです。
この毎日頑張ってくれている腎臓の働きを活性化するための一つ目のワークがあります。
それは、腎臓リリースというワークです。
やり方は、背中をグーッと緊張させて、パッと脱力する。
これを、たった7回行うだけで良いんです。
腎臓にたまった緊張をほぐし、カラダの元気を取り戻すワークです。
東洋医学でいうと腎臓が働く時間は、午後5時から7時なので、この時間に行うのが最適です。
詳しい腎臓リリースの行い方や説明は、こちらをご参照下さいね
https://ameblo.jp/onocoroshinpei/entry-12542671019.html
こちらは動画で説明して下さっています
https://tsukiyomi-magazine.com/2019/08/02/post-12904/
実際にやってみると、背中やお腹の辺りが、ホワーッと暖かくなってきて、とても気持ちよくなりますよ。
ただ私自身は、なかなかその最適な時間内に行えなかったりするので、一日のうちでできる時にやっています。
ほんの数分間行うだけで寒いこの時期、カラダの芯が温まる感じがするのでおススメです。
冬はどうしても水分摂取量が少なくなりがちだと思うのですが、 排泄をスムーズにするため、こまめな水分補給は大切です。
この時期に腎臓を意識するようになってから、 以前に比べると意識的に水分をとるようになった気がします。
ぜひ、お試し下さいね。
そうだ断捨離しよう!

二つ目は、断捨離ワークです。
腎臓の機能を考えると、これほど断捨離的な臓器はないと言われています。
この時期は、排泄の力が働くので、腎臓だけではなく、住空間の整理整頓や、要らないものを捨てて全体を調和させるのに適した期間なんですね。
断捨離では、「空間軸」という空間を主体とした思考を重視していて、空間を美しく保つためにモノを最適量に絞り込むという考え方がポイントだそうです。
この断捨離、月よみ講座受講中に挑戦してみようと思っていたのですが、なかなかできず……。
でもある時、そうだ、断捨離しようって思える瞬間がありました。
それは、この月webマガジンの執筆を始めた時からお伝えしているのですが、末期がんの母を在宅で介護していたときのことです。
母のがんの再発が見つかり、母はもちろん私自身も、大きなショックを受けました。
どうしたら良いのか分からなくなってパニックになっていたのですが、そのときなぜか、そうだ、断捨離しよう! って思ったんですね。
実は私、大の嵐ファンで、部屋に嵐関連の大量の雑誌や切り抜きがありました。
とはいえほとんど見返すこともないし、以前から処分しようかどうしようかと迷っていたんです。
でもこの時、何故か迷わずに処分しようっていう気持ちになれたんですね。
それはきっと、今の私にとって本当に必要なものは何か? っていうことを見極められたからだと思います。
大量の切り抜きを処分し、すっきりした部屋を見た時に、何故かココロが落ち着きを取り戻して冷静になれたんです。
処分して良かったーーって、すごく思いました。
あの時のすがすがしい気持ちって、今までにはなかったです。
実はその介護していた最愛の母も先日、天国へ旅立ちました。
母は身をもって、最後まで自分らしく、がんという病気と向き合い、希望を見失わずに生き抜くことの大切さや、今生きている、生かされていることに感謝することの大切さなど、多くのことを教えてくれました。
私にこのような貴重な経験をさせてくれた母には感謝しかありません。
母の遺品なども、この断捨離ワークを利用して少しずつ整理しながら、自分自身の気持ちも整理をしていきたいと思っているところです。
断捨離って本当に、今という瞬間を大切に生きるという意味でも良い習慣だなと感じます。
とってもおススメですよ!
玄関先もすっきりしませんか?

そして三つ目のワーク、それが玄関先ワーク。玄関の靴をそろえましょう! っていうものです。
靴を揃え、玄関先を整えることで家の入り口=カラダの入り口(鼻や口、五感)もスッキリします。
玄関先のスッキリ効果は徐々に広がり、玄関からリビングまでの通路、リビングからキッチン……と、伝搬が始まっていくと、とてもスッキリしてすばらしいことが起こる予感がしてきます。
玄関先ってとても大切だと思うんですね。
家を出るとき、帰ってきたとき、必ずそこを通るわけですから、そこにある靴が乱雑になっていたり、玄関が散らかったりしているとなんだか嫌な気持ちになりますよね。
私自身も、母の介護中、色々な在宅サービスを利用させて頂いていたので、そのスタッフの方々の出入りが多くありました。
玄関を見られますから、散らかしているのも恥ずかしいという思いもあり、おかげさまで靴を揃えたり玄関先をキレイすることが習慣になりました。
玄関の靴をいつもキレイに揃えたり、玄関先を整えることで、出掛けるときも帰ってきた時もとても気持ちが良いですし、家の水回りもキレイにしておこうという気になりますよ。
こちらのワークもとてもイイですので、ぜひ、やってみて下さいね。
今回は新月(-)期ということで、腎臓に月のエネルギーが入りやすく、断捨離するのに最適な時期です、ということをお伝えしてきましたが、必ずしもこの期間だけにこだわらなくてもイイと思います。
私自身も、この時期にとらわれることなく、必要なタイミングでやってみましたが、ただモノを捨てて空間がスッキリしただけではくて、ココロまでスッキリ整うという凄いことが起こりました。
とても大切にしたい習慣です。
ぜひ、生活の中に取り入れてみて下さいね。
今回は、「月やせ・おのころ心平著」「人生を変える断捨離・やましたひでこ著」を参考にさせて頂きました。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。