こんにちは。月よみ師の祐紀です。
私の記事では、月星座ごとにあなたの美意識にフィットする、美しくて育てやすいバラを、私の感性でご提案しております。
前回までの記事はこちら
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今回は月星座おひつじ座の方にぴったりのバラをお伝えしたいと思います。
お気に入りのバラの一株を育て、向き合うことは、私たちの美意識を育て、内面に素晴らしい変化と気づきをもたらしてくれます。
病気のバラから教わったこと
バラは病気にかかりやすくて大変そうだという声をよく耳にします。
予防することが基本ですが、本来バラはとても強く、病気でも美しく咲き続けることもあります。
今回は私の経験を紹介します。
ある日、わが家の庭のバラに『根頭がん腫病』が見つかりました。
『根頭がん腫病』とは、株や根の部分にコブができ、「一度かかると根治は不可能」「そのうち弱って死を迎える」とされる細菌性の病気で、見つかると大変ショックを受ける病気です。
根を消毒液につけるという治療法がありますが、長くない命ならば、私はいつも通りの世話をして見守ることにしました。
ところが、このバラは発病から10年が経った現在でも生きています。
庭一番元気で美しい花を毎年咲かせ続けているのです。
病気が治ったわけではありませんが、病気とうまく共存できているようなのです。
生育が止まってしまう病気を持ちながら、こんなにも長く生き続けている理由は、植えた場所にあるのではないかと考えています。
このバラは、庭と道路を隔てるフェンスに絡めてあり、開花期には道行く沢山の人々が見て下さいます。
歩みを止めて見る方も多く、中には「きれいだね」と声をかけてくださる方もいらっしゃいます。
庭にある他のバラよりも、断然多くの人に見ていただき、声掛けをしてもらっているのです。
自分が咲かせた花が誰かの幸せにつながっていく喜びが、このバラの生きたいという情熱を掻き立てたのでしょう。
自分の花を咲かせたい、生きるエネルギーを燃やしたいという情熱が、病気の勢力を上回り、生き生きとした輝きにつながったのだと私は考察しています。
このことは、病気になったとしても、前向きに生きることや、心から喜びを感じることをやり続けることが大切なのだということをバラから教えられた、私にとって心に響く出来事の一つです。
バラを育てることで、その強い生命力から学び、勇気づけられることが多くあります。
その度に有難さと感謝の気持ちを感じます。
この病気のバラがこれからも生き生きと咲いてくれることを願っています。
エネルギッシュなおひつじ座を満たすキーワード
占星術では、それぞれの星座に守護星と言われる惑星があります。
惑星それぞれに特色があり、担当する星座を守ってくれていると考えます。
おひつじ座の守護星は火星です。情熱と直感の星である火星に守られた、おひつじ座の方は、エネルギッシュかつ大胆な行動派の方が多いのが特徴です。
そんな月星座おひつじ座の美意識を刺激するキーワードは・・・
情熱的
ストレート
スピーディでアクティブ
チャレンジ精神
積極的
鋭い直感力
前向き
純真
率直
可能性を追求
「自分で考え、行動する」という姿勢を大切にします。
強い自意識を持って様々な決断を下し、人生を切り拓いて行くことができるバイタリティーの持ち主です。
直観と情熱がおひつじ座の行動の源であり、推進力です。
研ぎ澄まされた直観で定めた目標に向かって、情熱的にまっすぐ突き進むことができる純粋さの持ち主です。
また、集中力と行動のスピーディさは12星座中トップレベルです。
新しいことを自分で開拓していくことに喜びを感じます。
誰も思いつかなかったような新しい世界の創造に、リスクを恐れずチャレンジすることに楽しさを感じます。
月星座おひつじ座におすすめのバラはギー・サヴォア(Guy Saoy)
出典はなはなショップ
<花色> 赤紫+ピンク
<咲き方> 抱え咲き
<花径> 8~10cm、大輪
<香り> 強香(バニラ、桃、オレンジ)
<花期> 四季咲き
<樹形> 1.2m×1.8m
フランスの種苗メーカー、デルバール社の苗です。日本国内で育てられた苗が販売されているので、安心です。
やや大きめの樹形で、フェンスやトレリスなどに絡ませて楽しむこともできます。もちろん、短く剪定すれば、植木鉢でも大丈夫です。
花びらの数は少ないですが、その分花びら一枚一枚の存在感があり、ふんわりと抱え込むように咲きます。
シンプルな花姿は、おひつじ座の純粋さや、爽やかさをストレートに表現しているようです。
発色の良い赤紫色をベースに柔らかなピンク色の絞りがほのかに入ります。
情熱と行動力を掻き立てる赤と、直感力や洞察力を高める紫の両方を感じることができるベースカラーは、心の内側にダイレクトに響き、おひつじ座の集中力をぐっと高めてくれるでしょう。
また、ほのかに入るピンクの色は、負けず嫌いな性格で、少し攻撃的になりがちな牡羊座の心を静め、リラックスさせてくれるでしょう。
香りがとても強いのも特徴です。
バニラやピーチを思わせる甘い香りの中に、柑橘系の清涼感がプラスされた素晴らしい香りは、目標に向かってまい進するおひつじ座に心安らぐひと時をもたらし、さらなるインスピレーションを与えてくれるでしょう。
名前はフランス料理界の有名なシェフ、Guy Savoy氏にちなんでつけられました。
Guy Savoy氏は、幼少期に母親から料理を教わり、食材を変容させることができる料理は魔法だ!と感動したと語っています。
その後、情熱に従って料理の世界の扉を叩き、技法を極めました。
パリの同名のレストラン「Guy Sovoy」は、ミシュラン3つ星を獲得している有名店です。
彼は、食べる人に幸せを届けることを喜びに、フランス料理界のトップランナーとして常に新しい料理の創作に挑戦し続けています。
彼のライフワークに対する積極的な姿勢は、おひつじ座の旺盛なチャレンジ精神やフロンティア精神をくすぐり、生きるヒントを与えてくれるでしょう。
黒星病を避けるために
バラの代表的な病気の一つに黒星病があります。
葉に墨をにじませたような黒い斑点ができ、やがて葉を落とし、樹勢が衰えてしまいます。
一度かかると厄介な病気ですが、予防するための基本ポイントを紹介します。
この病気は、雨のときの泥はねから病原菌がやってくるので、
1.鉢植えは軒下で栽培する。または、雨の時には鉢を軒下に移動させる。
2.地植えは株元をバークチップなどでマルチングする。
3.落ちた葉にも病原菌がいるので、早めに処分する。
以上の3つのポイントが予防の基本です。
病気は見つけるとショックですが、お世話することで復活してくれると、この上ない喜びを感じます。
バラの力を信じて育ててくださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。