カラダの臓器と月の関係を知って月でやせる ~肺~ その2
月よみ師® Junkoです。
月のパワーを意識した生活をし、より健康に、より美しくなるために、月と臓器の関係性をどんなふうに意識すると良いのか、そのコツをお伝えしていきたいと思っています。
月は、現在11月15日から少しずつふくらみ上弦の月を迎えます。
以前(https://tsukiyomi-magazine.com/2020/08/21/post-15574/)
投稿させていただきましたが、上弦の月に向かう時期は
肺に月のエネルギーがはいりやすいです。
今月も肺と月を味方につけ、やせるコツをご提案します。
肺は、左右に2つあります。口という外界と呼吸を通してつながっている臓器でもあり
右肺は上葉・中葉・下葉 左肺は上葉・下葉の2つで成り立っています。
成人の正常呼吸は、呼吸数が1分間あたり12~20回、1回換気量400~500mLで、ほぼ規則正しいリズムです。1日の呼吸回数は1分間15回とすると、2万回以上になります。
体重50kgの人の場合の1日の呼吸量は 0.5リットル×2万8800回=1万4400リットルで、約20kgにもなります。
歳を重ねるごとに副交感神経の活動レベルが低下
自律神経という、わたしたちの意識とは関係なく、血圧や呼吸数など、体内の特定のプロセスを調節している神経系があります。心臓が休みなく動いているのも自律神経が機能しているためです。とてもシンプルに表現すると、自律神経には交換神経と副交感神経があり、交感神経は活動的な時に働き、緊張やストレスなどで活発になります。副交感神経はリラックスする時に働くのですが、加齢とともに、交感神経が活発になりやすく、緊張状態となってしまいがちです。この自律神経の交感神経と副交感神経のバランスをとることが、健やかに過ごすカギといえます。
そこで、副交感神経の働きを優位にすることが出来るのが、呼吸なのです。
呼吸には胸式呼吸と腹式呼吸があります。
胸式呼吸は、交感神経に働きやすい呼吸になり、活動時の呼吸、無意識な時の呼吸です。
腹式呼吸が、副交感神経に働きかける呼吸です。
ぜひ、腹式呼吸にチャレンジしてみてください
鼻から息を吸い込み、お腹を膨らませます。吐くときにお腹をへこませます。
リズムをつけて、7秒吸って、7秒間そのままで、7秒かけて吐き出します。
これを、足の裏を床につけ、背筋を伸ばし繰り返すと、背中にじわーっと汗ばむこともあります。
ヨガの呼吸の基本は腹式呼吸です。
お釈迦様が説いている呼吸法の中に、丹田呼吸法というものがあります。
丹田(臍の下9センチ)に圧力をかけ、吐く息に意識を集中する呼吸です。
精神を安定させるのに適した呼吸法として説いている一説があるそうです。
太古のむかしから、呼吸について伝えられていたと聴くと、ストレスはいつの時代もあったのかもしれないなと思ったり・・・健康法として、取り入れられていたという事実にも興味がわいてきます。よろしければ、いつもとは違う視点で、ご自身の呼吸の仕方について、意識して、試してみてくださいね。