好きな事の中に潜んでいることとは? ~下弦の月~新月へ欠けてゆく月からのメッセージ~
こんばんは。月よみ師®たまこです。
月の満ち欠け×ストレス緩和をベースにみなさまにメッセージをお届けしています。
今日は欠けていく月、下弦の月から新月の時期についてお伝えしてゆきます。
さて、2020年12月8日はおとめ座下弦の月。
朝9時37分に下弦の月になり、12月15日の午前1時17分にやぎ座で新月を迎えます。
今回の下弦の月から新月までの期間は【振り返り】に大変いい時期だと言えます。
時代にも月のリズムにも、大きな流れというものが存在します。今日は【時代】について、そして【振り返り】についてみなさんにお伝えしてゆきたいと思います。
地の時代が終わり風の時代へ変化する
ご存知の方が多いかもしれませんが、実は12星座というのは性質によって『火、地、風、水』という4種類の属性に分かれています。4属性×3星座の合計12星座ですね。
そして時代を象徴する天体の動きとしては、私たちに影響を強くもたらすと考えられている木星と土星の位置で時代の流れを把握すると言われています。
木星と土星がまるで一直線に並んでいるように見える、20年に1度起こる特別な状態を『グレートコンジャンクション』と呼びます。
そのグレートコンジャンクションが『火、地、風、水』どの星座の領域で発生するのかということで時代の流れというものをよんでいきます。
この200年ほどの間、木星と土星の2天体は、属性でいうところの『地』の星座の領域で出会っていましたが、2020年末には『風』の星座の領域で出会うようになります。
年末に『風』の星座の領域で出会うと、その後は私たちが生きている間ずっと『地』の星座の領域で出会うことはなくなります。
これが2020年から【風の時代が到来する】と言われる理由です。
地の星座 おとめ座とやぎ座ってどんな星座?
今回はおとめ座で下弦の月となり、その後やぎ座で新月を迎えます。実は2星座とも『地』の属性の星座なんです。
『地』の星座全体的な性質としては【固める】【積み重ねる】【目に見える世界を作る】という性質があります。
なかでもおとめ座は【整理整頓】が大の得意な星座。物事を丁寧に仕分けし『できる事をする、できない事はしない』と現実的な視点を持ち、行動を着実に積み上げてゆく性質を持っています。
一方やぎ座は【社会】を司る星座。社会の仕組みを作ったり、先人が残した知識や知恵を活用したりと、世界を作り上げていく性質を持っています。
下弦の月から新月に向けた月のチカラってどんなチカラ?
今回は満月から月が欠けてゆき、新月になる時期。
下弦の月の得意なことは【必要なものと不要なものを整頓し、手放してゆく】こと。そして新月が得意なことは【まだ見えないものをイメージして感じる】ことです。
月の満ち欠けの周期を人間の一生で例えるとすれば、下弦の月から新月までの時期は老年期にあたります。自分が歩いてきた道のりを振り返り、より大きな視野を持ち、次に繋がってゆく新しいいのちへとバトンを繋いでゆく。
今回、おとめ座×下弦の月の組み合わせなので【俯瞰して振り返り、仕分けし、整理整頓する】というチカラのサポートを月から受け取りやすくなるでしょう。
そしてやぎ座×新月で【新しい世界に必要なもの】をイメージし、感じてゆく。
今回の月のサポートはあなたの生き方に新陳代謝をもたらすものになるかもしれません。
【振り返り】って具体的にどうすればいいの?
ここで最初にキーワードとして挙げた【振り返り】について触れたいと思います。
今回、月のサポートとして整理整頓し、不要なものを手放してゆくというチカラの恩恵を受けることができます。
ただ、不要なものって……日々色んな方法で手放していますよね?
掃除、洗濯、涙、大笑い…私の場合は定期的に家の断捨離をしたりファスティングしたりして意図的に【手放すこと】を日々実践している訳なのですが、今回の月の場合はもう一歩踏み込んで手放すことを考えたい時期だと捉えています。
具体的な振り返りとしては【好きなことや得意なことを振り返る】ことを今回は特におすすめします。
好きなことや得意なことに隠れた小さな違和感を探そう!
これからやってくると言われている『風』の時代。『風』の性質としては【ひろがる】【つながる】という性質があります。
今までの地の時代に特徴的だった積み上げて、所有し、目標を立てて進んでいくという性質は今後弱まってゆくでしょう。
その代わりに 好きなことや好きな人と、お互いに尊重し合い、自由に繋がってゆくという性質が強まってゆくでしょう。
例えばオンライン飲み会のように、ますます気軽にあなたのコミュニケーションを円滑にするような方法が出てくるので、これからの時代へのいい変化に期待したいものです。
さて、ここで私からあなたに質問があります。
あなたが自分自身を振り返った時、好きだったことや得意だなと感じてきたことはどんなことですか?
私の場合だと好きなことは登山、得意なことは噛み砕いて説明すること、といったところでしょうか。
好きなことや得意なことって、意外と振り返ることが少ないように感じます。なぜなら嫌いなことでもなければ苦手なことでもないので、乗り越えてゆく課題がないように感じられてしまうからです。
だからこそ今、改めて自分に問いかけてあげてほしいのです。
もしも好きなこと得意なことで、うれしいな最高だなと感じる瞬間があるのだとしたら、どんな状態なんだろう。
そして、その好きなこと得意なことの中に隠れた小さな【違和感】はないだろうか?
この質問に対するあなたの答えの中に、これからの生き方のヒントが見えてくるでしょう。
私の場合で例を挙げると、山に登っている時間が最高に好き! けれど計画を立てるのは苦手。
今までは自分で苦手な計画や運転も自分でなんとかしないと! と思っていましたが、勇気を出して手放してみることにしました。
計画は得意な方にお願いしよう。その代わりに楽しむことは得意なので、計画して下さる方には具体的にここが楽しかった! と言葉にしてお伝えしよう。
そう決めてお願いしました。
罪悪感はモサモサわきあがりましたが、不思議なことに『ご一緒して楽しかった』と言ってもらえました。なんでかしらんけど。
この体験は自分にとって大きな喜びとなっています。
好きだからこそちょっとくらいは我慢できて見過ごせてしまう。そんな些細な所にまで今回の月は手放しのサポートをしてくれるでしょう。
おとめ座の月はとても繊細で緻密、そして優しい性質を持っています。小さなこと、些細なところにこそ今回は向き合ってみてくださいね。
あなたの中の好きなこと、ホッとすること、ワクワクすることは人生の羅針盤。
風の時代ではそんなあなたを応援してくれる繋がりがどんどんひろがってゆきますよ!
今宵もあなたが月とリズムを奏でますように。