こんにちは。
地球の幸せ伝道師でアニマルコミュニケーターの月よみ師®︎杉真理子です。
先月から月よみwebの執筆を担当させていただき、「月のリズムに合わせたワンコとヒトのホリスティックケア」についてお伝えしています。
蟹座の満月が「私のホーム」を照らしてくれる
明々後日の12月30日に今年最後の満月を迎えます。
「地」の時代を締めくくり、「風」に時代を迎えるのにふさわしい蟹座の満月です。
今年は、誰にとっても特別な一年でしたね。
ネガティブな事柄を耳にすることが多かったかもしれませんが、うれしかったこと、楽しかったこと、心地よかったことも、いくつかあったのではないでしょうか。
今年最後の満月の日には、一年間の全ての善きことに感謝しましょう。
地の時代をクローズし、風の時代の幕が少し上がったこの時点で、自分のホームに今一度、しっかりとグラウンディングさせてくれる蟹座の満月の意味は大きいと感じます。
ところで、「自分のホーム」とは、どんなところでしょう?
家庭や家族を思い浮かべる方が多いと思いますが、蟹座が意味するホームは、「感情的に安心して、そのままの自分でいることができるコミュニティー」です。
家庭であったり、趣味の集まりであったり、馴染みのカフェだったりするかもしれません。
最近は、SNS上のグループという方もいらっしゃるでしょうか。
蟹座は、アットホームな星座。
家族や親しい仲間など、「身内」といえる狭い範囲の人たちを大切にし、彼らの気持ちを思いやり、母親のような愛情で接する優しいところがあります。
その一方、身内の範囲を超える人たちには関心がなく、身内を守るために戦う側面も。
ホームを大事に慈しむ星座です。
風の時代は、目に見えないものや横のつながりに価値を見出す「個の時代」といわれています。
自分の個性を把握して活かしていくことが大切なんですね。
自分とは何者であるかを知らないままでは、情報に惑わされたり、強いエネルギーに翻弄されたり、風に飛ばされて方向性を見失うかもしれません。
風の時代のトーンがまだ薄い今のタイミングで、自分の足元をしっかり見つめ直すのに、ぴったりなのが蟹座の満月というわけです。
満月の日、自分のホームがあることに感謝しましょう
なぜ、足元が大事なのでしょう?
それは、自分の土台、基礎になる場所であり、安心・安全な領域だからです。
あなたは、何が好きで、どんなことが心地よいですか?
ホッとする場所はどこでしょう?
蟹座の満月が照らし出してくれるあなたのホームを、今、しっかり確認してみてください。
確認できたら、そこをあなたの大地として、深く深くさらに深く、しっかり根を下ろしましょう。
一人一人に自分の大地があります。
そこを育むことで「個」を成長させてゆきます。
ところで、先ほどから使っているグラウンディングという言葉、ご存知でしたか?
グラウンディングとは、地に足をつけるということ。
スピリチュアルなワークとしてのグラウンディングのやり方をひとつ紹介します。
尾てい骨のあたりから、地球の中心に向けて、イメージで光のパイプ(またはコード)を下ろします。
地球の核に届いたら、しっかりコネクトします。
コードなら核のどこかに結びつけてもいいですね。
こうすることによって、自分の重心が安定し、母なる地球の「全てを育む愛のエネルギー」を受け取ることができ、「今ここ」にエネルギーが集中することで物事を具現化しやすくなります。
人間は忙しいと、あれこれ頭で考えてしまい、上へ上へと気があがり、足元が不安定で、感情が揺れやすい逆三角形のエネルギー状態になります。
12月は、気が上がりがちな慌ただしい時期です。
蟹座の満月の日には、自らのホームを見渡し、安心できる領域があることに感謝しましょう。
ワンコは、飼い主のエネルギー状態に影響される
人間が二足歩行なのに対し、ワンコは四足歩行なので、地に足がしっかりついています。
人間よりも、ワンコは自然や地球に近く、家の中の「小さな自然」ともいえる存在です。
飼い主を慰めたり癒したりして、高ぶった感情を鎮めてくれることもあります。
可愛い仕草で、明るい気持ちにさせてくれたり、笑わせてくれることもあります。
お散歩を通して、私たちに大地を踏ませ、風をかがせ、四季折々の景色を見せてくれたり、自分らしいリズムで歩くことを促してくれる存在でもあります。
ですが、飼い主とワンコは、心の結びつきが強いので、飼い主がエネルギーを消耗してしまうと、ワンコのエネルギーが飼い主に注がれることがあります。
エネルギーは、飼い主や犬の意志に関係なく、高いところから低いところへ流れる性質だからです。
ただ、ワンコは私たちと違い、魂が毛皮を着たような状態ですから、常に宇宙や大地とつながって自然のエネルギーを補給していますので、あまり心配しないでくださいね。
しかしながら、年末の忙しい時期に、飼い主があまりにエネルギーバランスを崩すと、ワンコから飼い主に注ぐエネルギーがたくさん必要となり、宇宙や大地から受け取るエネルギーの量を大きく超えてしまった結果、需要と供給のバランスが崩れ、ワンコの体調が悪くなることがあるかもしれません。
ワンコにエネルギー的な負担をかけないよう、ご自身の体調にも気を配りながら、年末年始を乗り切ってくださいね。
蟹座の満月の日は、ホームを確認し、ワンコと一緒にグラウンディングしよう
12月22日のグレートコンジャンクションから、すでに風の時代に足を踏み入れた私たち。
風に翻弄されないためにも、30日には、蟹座の満月が照らし出してくれる自分のホームを確認し、愛する人たちがいることや、心地よい領域を持っていることに感謝しましょう。
そして、ホームを確かめたら今度はしっかりグラウンディングしてください。
飼い主がしっかり地に足をつけると、エネルギーバランスが整うことで、ワンコの心身も安定します。
物理的に高い場所に住んでいる場合、ワンコもグラウンディングが弱くなっていることがあります。
以前のアニマルコミュニケーションで、東京のタワーマンションに引っ越してきたワンコが落ち着きをなくした原因が、前に住んでいた家との落差だったことがありました。
前は、海外の田舎の一軒家で広い庭があったそうです。
その子は、土のある公園へお散歩に行くことと、ベランダに土のコーナーを作ってアーシングすることで、不足を解消できました。
高い場所に関係なく、ワンコのグラウンディングが弱いかもと思う場合、飼い主のイメージングで、ワンコをグラウンディングさせることができます。
ワンコのおへそと肉球から、光のパイプを地球の核にコネクトすると想像してください。
それだけで、グラウンディングを強化できます。
心地よいホームがあること、その領域に愛するワンコがいることは幸せですね。
ホームを楽しむことは個を育むこと。
蟹座の満月が教えてくれる「居場所」に根を張って、これからの風の時代をワンコと一緒に思う存分エンジョイできますように。