月よみ

もうひとつの月の宿 インド占星術のナクシャトラが伝える月のメッセージ:プールヴァ・パールグニー

こんにちは。月よみ師でアーユルヴェーダヒーリングコンサルタント Sahra(サーラ)です。

月よみWEBでは月よみとインド占星術を組み合わせた情報を発信しています。

前回は、
ウッタラ・アーシャーダ(射手座26度40分~山羊座10度00分)
についてお話しました。
今回は、少し先になりますが、今月27日満月のナクシャトラにあたる
プールヴァ・パールグニー(獅子座13度20分~獅子座26度40分)
についてのお話です。

プールヴァ・パールグニーのお話に入る前に、インド占星術に使われているサンスクリット語についての豆知識。

今回はプールヴァとウッタラ。
ナクシャトラの中にはペアが3回でてきます。
今回のプールヴァ・パールグニーとウッタラ・パーグルニー
プールヴァ・アーシャーダとウッタラ・アーシャーダ
プールヴァ・バードラパダーとウッタラ・バードラパダー

この3ペアの共通点は、頭にプールヴァとウッタラがついていること。
プールヴァ=前の という意味。ウッタラ=後の という意味です。
シンプルでしょう?
パールグニー、アーシャーダ、バードラパダーが大枠となって、前と後に分かれているので、前にあたるプールヴァのもつ性質の一部は後のウッタラにも引き継がれているのです。

では、今回ご紹介するナクシャトラに移りましょう。
プールヴァ・パールグニー Purva Phalguni
獅子座13度20分~獅子座26度40分
支配神:バーガ(幸福や財産など豊かさをもたらす神様)
象徴:ベッド・ハンモック

ナクシャトラとは?については、こちらでも説明しています。
参考になさってくださいね。
https://tsukiyomi-magazine.com/2020/01/18/post-14139/

豊かさと幸福と

プールヴァ・パールグニーの支配神はバーガ。
バーガは万物の母アディティの12人の息子のひとりです。
基本的には富や豊かさにをもたらす神さま。さらには、幸福のひとつの形として、別々のものを結び付ける力をもち、結婚や愛をも支配する神さまだとも言われています。

バーガは無償で与える神さまです。盲目であるとも言われています。盲目なので、その人にとって必要かどうか、どのくらい必要かを見極めることなく、求められるままにふんだんに与えるとか……。

バーガが与えてくれるものは物資的な豊かさにとどまらず、精神的な豊かさも含んでいます。

お金や権力、名声、美しさ。これらはバーガが与えてくれる6つのもののうちの4つにあたります。どれも人生を愉しむのに必要だと思われるもの。では、後2つは?

残りの2つのうちの一つは知識。そして、もうひとつは分離。

人生を愉しむためには、愉しみ方や愉しむ技術などが必要だったりしますね。それが知識。

豊かであることは悪いことではありません。でも、たくさんありすぎることがかえって苦しみを生み出すこともあります。流行りの物の片づけだけでなく、人間関係も。人とつながることで人生が豊かにもなりますが、つながったが故に苦しむこともあります。
離れること、手放すことも、幸福でいるためにはとても大事なことなのです。

バーガが支配するプールヴァ・パールグニーの月は、幸福はただ与えられるだけではなく、自分自身で追求すること、創り出すことで本当の幸福になるのだとささやいてくれます。

休息と充電と

プールヴァ・パールグニーのシンボルは、ベッドあるいはハンモックです。

これはもう見たままですね。
休息、くつろぎ、愉しみの象徴です。

バーガ神は結婚や夫婦の幸福を支配する面もあることから、ベッドを異性間の愛情を表す象意ととらえる見方があります。

一方で、ベッドを休息という象意としてとらえ、私たちが社会での義務や責任を果たした後には、十分な休息と充電の時間が必要だということを表すという解釈もされています。

そこには、単に疲れをとる休息ということにとどまらず、人生を再起動させるために必要な行為、私たちが創造性を発揮するために必要な行為という大きな意味で休息がとらえられています。戦士の休息、といったところでしょうか。

疲れたままでは良いアイデアは浮かばないし、ましてや、新しく挑戦する気力も生まれません。新しいものを生み出すために、新しい一歩を踏み出すためには、心も体も充電が必要。

頭ではわかっていても、何かきっかけがないとよし休もう!となりにくいものです。
こんどのプールヴァ・パールグニーの満月(27日ですよ)には、少しそんなことも頭の片隅においてお過ごしください。一休み一休み。

動き出した天体たち

インド占星術で星の配置を追いかけています。

今年に入ってから、山羊座にどんどん惑星が集まってきて密状態に。私自身もなんだか足踏みしているような感覚がありました。

今月12日の新月には、とうとう山羊座に
太陽・月・水星・金星・木星・土星 そして、冥王星までもが並びました。

山羊座は組織化や物事の体系化が得意な星座。社会性や仕事を表す部屋としても捉えられます。

山羊座の密状態は、組織関係や社会的活動などが一旦停止するような状態です。そこに水星の逆行が加わって、社会や組織に関することでのミスコミュニーケーションなどが心配されましたが、まさにオリンピックという社会的な活動でその影響がでましたね。

新月はそもそも一時停止で、自分自身の振り返りの時間にするのがいいのですが、これだけ惑星同士がせめぎあう中で迎えた新月では、個人単位にとどまらず、大きな枠組みの活動でも一旦休止させられたかもしれませんね。

個人レベルでは、心がわさわさしたり、自分軸を見失ったりして、決めなきゃいけないことが決まらないような感覚がここしばらく続いたかもしれません。

今回の新月に限らず、そういう時は、外からの情報を断って、心を落ち着かせ、自分の中にある声に耳を傾けてみる。そんな時間をとることが大切です。

さてさて、この一旦停止。徐々に惑星は水瓶座に移っていきます。
一抜けの月が水瓶座に入ることで、気持ちの変化を感じるかたも多いのでは?
27日の満月の時に山羊座に残っているのは、水星・木星・土星・冥王星のみ。

山羊座は活動宮で、何かを始める力が強い星座。惑星がここを通過することでシフトチェンジのスイッチが入るので、新月の密状態が終わった後は、リニューアルスタート。今までとは違う新しい何かが動き出します。

私たちは変化の途上。旅の途中。

コロナの影響でまだまだスピードアップは程遠い感じではありますが、惑星たちの流れに乗って、私たちも少しずつ前に進んでいきましょう。

ブログや今行っている活動の募集など、こちらのリンクから飛んで頂けるとうれしいです。
https://linktr.ee/akatsukiayv

ライタープロフィール

Sahra(サーラ)月よみ師
大阪府在住 アラフィフおひとりさま女子
アーユルヴェーダ・ヒーリングコンサルタント

妹の難病発症や自身の病気の経験から自然療法に興味をもち、
ふとした出会いでアーユルヴェーダセラピストを目指すことに。

宇宙のリズムに合わせて生きることが、心と体の健康につながることを
アーユルヴェーダを通して学ぶうちに、
アーユルヴェーダではもちろんのこと、
女性の体のリズムやインド占星術でも大切な存在である
”月”に心惹かれ、月よみ師に。

アーユルヴェーダや月のパワーで
お疲れ女子の前向き人生をサポート。
ココロとカラダが整えば、人生はもっと楽しくなります!

ブログ:アーユルヴェーダ活用ミュージアム
https://ameblo.jp/akatsukiakasha/
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