もうひとつの月の宿 インド占星術のナクシャトラが伝える月のメッセージ:レーヴァティ

こんにちは。
月よみ師でアーユルヴェーダヒーリングコンサルタント Sahra(サーラ)です。

月よみWEBでは月よみとインド占星術を組み合わせた情報を発信しています。

先月は、
3月13日新月のナクシャトラ、
プールヴァ・パードラパダー( 水瓶座 20度00分~魚座3度20分)
についてお話しました。

今月は、
4月12日新月のナクシャトラ
レーヴァティ( 魚座16度40分~魚座30度00分)
についてのお話。

レーヴァティは27あるナクシャトラの最後にあたります。

ナクシャトラについては、こちらでも説明しています。
参考になさってくださいね。
https://tsukiyomi-magazine.com/2020/01/18/post-14139/

今回ご紹介する
レーヴァティ Revati
魚座16度40分~魚座30度00分
支配神:プーシャン
象徴:魚、ドラム

旅路

支配神プーシャンは12ある太陽神の姿のひとつとされています。
一説では、羊に引かれた戦車(チャリオット)に乗って太陽の軌道を走り、太陽の通り道をきれいに整えているとか。

プーシャンにはいくつかの顔があります。
1.旅の神さま
2.家畜を守る神さま
3.人間に豊かさを与える神さま

ひとつひとつ見ていきますね。

1.旅の神さま

戦車にのって太陽の軌道を移動するということから想像できますが、旅を司る神さまです。

一口に旅といっても、私たちが普段出かける旅行と魂の旅の両方の意味が込められています。

ですので、ひとつは旅の守護神として、旅行中にトラブルに会わないようにその道中を守ってくれる神さま。

もうひとつは、この世からあの世へ私たちの魂が無事にたどり着けるように魂の旅を守ってくれる神さま。

物質世界の旅と精神世界の旅、プーシャンはこの両方の守護を司る神さまです。

2.家畜を守る神さま

プーシャンは家畜など動物たちを守る神さまとされています。

今ももちろんですが、昔は今以上に家畜は貴重な財産。
その貴重な財産である家畜が襲われたり盗まれたりしたら一大事。
そんな大切な家畜を守護するのがプーシャンです。

そして、ただ守るだけでなく、いなくなった家畜を見つけてくれるのもプーシャン。

そこから派生して、失くしものを見つけてくれる神さまとも言われています。

この失くしものも、「もの」だけでなく、「見失った目的、目標」という意味も含まれます。

私たちが目標を見失ったとき、進むべき確かな道、目標に向かってまっすぐに続く道をプーシャンが指し示してくれるとされています。

道を示すという点では、旅の守護神とも通じる点がありますね。

3.人々に豊かさを与える神さま

地球上の生物に命を吹き込む太陽との関係もあり、人間に豊かさを与える神さまとしての面があります。

ここでいう豊かさには物資的なものも精神的なものも含まれます。

農作物や家畜などを豊かに育て、私たちに富を与えてくれると同時に、精神的豊かさをも与えてくれるというわけです。

こうしてみると1~3がつながっていますね。

私たちの人生の旅そのものを守ってくれていて、迷ったとき、道を見失ったときには進むべき道を指し示してくれる神さま。

今回の新月には、そんなプーシャンのエネルギーが満ちています。

何かが切り替わるような出来事があったり、どうしたらいいか悩んでいたことの解決策がみつかったり。
そんなことを体験するかもしれませんね。

もちろん、失くしたものが出てきたりも。

魚とドラム

シンボルは魚とドラムのふたつがあります。

魚がシンボルというのは、海に泳ぐ魚で豊かさを表しているということがあるようです。

魚が2匹のこともあるので、その場合には、こちらの世とあちらの世を表すという説もあります。

もう一つのシンボルであるドラム。

ドラムには
・時を告げる
・あらゆるものを増大する
という意味が込められているようです。

レーヴァティは最後のナクシャトラ。
この世界での物質的な執着などを手放して次の世、精神的な次の世界への飛躍を意味する場所でもあります。

ドラムは、古代から王たちが重要なことを告げるときに使っていたことから、この重要な魂の飛躍の時を告げるという意味が込められているようです。

また、ドラムの音は空気の振動です。
振動が広がっていく様子から、増大という意味が加わっているようです。

大海で泳ぐ魚にしても、響き渡るドラムの音にしても、魂が次の段階に解き放たれるイメージが湧いてきませんか?

解き放ちたい思い、ステップアップしたい事柄などがあるのであれば、この新月のエネルギーを活用するのがおススメです。

次のステージへ

最後のナクシャトラ、レーヴァティの新月。

牡羊座の先頭にあたるナクシャトラのアシュビニに始まり、月は26のナクシャトラを順番に通り過ぎていきます。

そして、27個目がレーヴァティ。

これで一巡したわけですから、ある意味、「はい、あがりっ!」のナクシャトラです。

終わりと始まりの境界線。
そして、こちらの世界とあちらの世界の境界線。

スーパーマリオ的にいうと、ひとつのワールドの最終ステージ。
(伝わってます?)

いやいや、今の世界が気に入っているので、次へ移る気はないです。
今がいいんです、このままがいいんです、という方は、無理に次へ進む必要はありません。
それぞれのタイミングがありますからね。

・ステップアップしたい
・チャレンジしたいことがある
・心機一転
と心に決めている人にとっては、この新月は、一歩踏み出す誓いを立てるのにとてもよいタイミング。

レーヴァティには次のステージへ向かわせるエネルギーがありますし、旅路を守る神さまプーシャンは進むべき道を指し示し、あなたを守ってくれます。

日記帳でもスケジュール帳でもなんでもよいので、決意を書き出してみることをおススメします。
目標や決意などは、文字にして目に見えるようにしておくことがよいのです。

それから、もうひとつ。
レーヴァティの新月は将来のための種まきもよいですね。

レーヴァティでまいた種は、牡羊座のアシュビニーから始まる次の新しいサイクルにのって成長していきます。

今ここで始めたこと=小さな種はあなたに、そして世界に、すこしずつ変化をもたらしながら新しい未来へと育っていきます。

年が明けてからあっという間に3ヶ月が過ぎ、新入学に新入社、そして、新しい年度がはじまりました。

コロナの中で迎える2回目の春ですが、まだまだ足踏みしているような感じがしますよね。

そんな中でも、今度の新月にはぜひ、新しい未来像を思い描いて過ごしてみてください。

そして、自分にはどんな種まきができるのかな? とちょっぴり考えてみるのもよいのではと思います。

※参考文献
こちらの記事は以下の書籍を参考にしています。
書籍:
LIGHT ON LIFE by Hart de Fouw & Robert Svoboda
THE NAKSHATRAS by Komilla Sutton
27 STARS, 27 GODS by Vic DiCara (Vraja Kishor das)

月よみ師のプロフィール

Sahra(サーラ)月よみ師
大阪府在住 アラフィフおひとりさま女子
アーユルヴェーダ・ヒーリングコンサルタント

妹の難病発症や自身の病気の経験から自然療法に興味をもち、
ふとした出会いでアーユルヴェーダセラピストを目指すことに。

宇宙のリズムに合わせて生きることが、心と体の健康につながることを
アーユルヴェーダを通して学ぶうちに、
アーユルヴェーダではもちろんのこと、
女性の体のリズムやインド占星術でも大切な存在である
”月”に心惹かれ、月よみ師に。

アーユルヴェーダや月のパワーで
お疲れ女子の前向き人生をサポート。
ココロとカラダが整えば、人生はもっと楽しくなります!

ブログ:アーユルヴェーダ活用ミュージアム
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