お・と・なの私を優雅に奏でる「月リズム・バランスコンディショニング」 月経周期編
こんにちは!
ココロとカラダと自然をつなぐウェルネス健康コーディネーターの森 雫(もり しずく)です。
健康の3要素は運動、栄養、休養。
「月リズム・バランスコンディショニング」とは、その3要素を軸に、循環とバランスを整える誰でもできる簡単なセルフケアです。
月のリズムを生かし、みなさんがイキイキと幸せを感じながら毎日を過ごし、元気と笑顔が自然と湧き出るカラダづくりを応援していきます。今回もどうぞよろしくお願いいたします。
月は下弦の半分お月様からまっさらな新月にむけて、月の形がどんどん細くなり姿を消していく「新月(-)期」にいます。新月は5月12日、おうし座で迎えます。おうし座は芸術や美を愛する星。ゆったり穏やかに自分のペースで自分なりのメロディーを豊かに刻みます。
新月のおうし座には太陽と、現状打破を促す革命の惑星である天王星が寄り添います。そして海王星と冥王星とともに「幸運の小三角形」を織りなしてもいます。「今までの価値観を手放し、大きな自己改革への一歩を後押ししていく」そんなメッセージの空模様に向かっているのです。
社会的な時間の流れはかなり急流で、揺れ動き波立つ今。だからこそ私たちは自らの身体のリズムに耳を澄まし、本来備わった力や輝きをいいタイミングで発揮できるよう自分を整えていきたいものです。そして勇気をもって、最初の一歩を踏み出していくことが大切になってきます。
私たちの体の中にある様々な体内時計。まずは、あなたの中にある“リズム”を確認していきましょう。
親時計・子時計
1年を周期とする季節のリズム。春は眠気が強くなったり、秋から体重が増えやすかったり。渡り鳥が飛来したり、クマが冬眠するのは、この年周リズムです。
1カ月を周期とするのは、女性の月経周期や女性ホルモンの分泌などに関係する月周リズム。
そして1週間を周期とする週周リズムは血圧などで、7日間の中で変動があると言われています。
地球の自転と同じ約1日を周期とするのはサーカディアン(日周)リズム。人間の体温はこのリズムにあたり、起きてから眠りに向かう体内時計は朝の太陽の光でリセットされます。
そして約90分を周期とするのは、ウルトラディアンリズム。寝ているときの浅い眠りと深い眠りの周期であり、また集中力もこのリズムなので、学校の時間割は1単位90分のところが多いのはここが根拠です。
これらのすべてのリズムが私たちの中で同時に動き、ハーモニーを奏でています。健康に“生活習慣が大切”というのもうなずけますね。
この体内時計の総指揮をしてくれているのは、「親時計」と言われる脳の中の神経細胞の集まった“視交叉上核(しこうさいじょうかく)”という部分です。
それに対し、心臓、まばたき、呼吸、体温、睡眠覚醒、消化液などの臓器が刻むリズムは「子時計」といわれており、じんわり出るホルモンと関係しながら、私たちの生活の音色を彩ってくれます。
夜空に向かって、あなたの身体のオーケストラの美しいハーモニーを感じる時間を持ってみるのもいいかもしれません。
よかったら、腰の上のあたり(腎臓)と胸(心臓)に、片手をそれぞれ横に当てて、ゆったりと呼吸をしながら、心臓のリズムと身体の広がりを感じてみてください。あなたの身体が楽器となり、体内での“信頼しあう共鳴”が聴こえてくるかもしれませんよ。
月と月経リズム
特に月に関わり深いのは、約1カ月の周期の月周リズム、女性の月経リズムです。月経は「つきのもの」とも言われますよね。
地球上に存在する水の割合は70%で、その水が月の引力によって引っ張られることから潮の満ち引きが起きると言われています。人の身体も約50~70%が水で構成され、感情の満ち引きがあります。(年齢によって水分が少なくなっていきますが、潤い!保ちたい…)
月の引力による人の身体にある水分(血液や体液)への影響が「人の身体と月の満ち欠けには関係性がある」と言われている所以です。満月の時に出産が多かったり、事故や事件、頭痛が起こりやすいのも、このせいかもしれません。
そして、新月~満月、満月~新月になるまでの期間はそれぞれ14日間。生理~排卵日、排卵日から~生理までの周期も約14日間でほぼ同じです。
そこで、あなたにあった月経リズムを整えるコツをお伝えするのが今回の「月リズム・バランスコンディショニング」!
あなたの“月相”を基準に過ごす
まずは、こちらのサイトに生年月日を入れて,あなたの“月相”(0~27)を割り出してみてください。 https://tsukiyomi-magazine.com/page-4790/
実はあなたが生まれた“月相”の日に「排卵日」が起こるようになることが、あなたの生理周期が整っているというバロメーターになるのです。
例えば「月相1」生まれの人は、「月相1」の日に排卵日になることが望ましいということ。そうすることで体の調子が良くなったり、妊娠しやすくなったり、女性としての輝きも増していきやすくなります。
では「排卵日」を自分の“月相”に合わせるにはどうしたらいいのでしょう?上記を例にみていきましょう。
月経が来る日を(月相1+14日)の「月相15」と想定し、その日から14日後(2週間)の「月相0」までの期間とします。そこは多少の無理がきく“がんばりの期間”。逆に「月相1」~「月相14」までの14日間は、無理をしない“のんびりの期間”とします。
この2つの期間をしっかりと意識して過ごすことで、自分の快適なリズムへ自然と導かれていくのです。
ホルモンのリズムを意識しメリハリをつけて毎日を送ることで、排卵日を調整することがだんだんと出来るようになっていきます。是非トライしてみてくださいね。
素敵なハーモニーが身体の隅々まで広がり、ますますあなたの輝きと笑顔が増えていきますように♪
最後までお読みいただきありがとうございました。
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