カラダが変わればココロも変わる~カラダの声を聴いてみよう ~宿曜別ヘルスケア(虚宿・危宿・室宿・壁宿)
皆さまこんにちは。いかがお過ごしですか? 月よみ師®長谷川よしこです。
第6回目の投稿となります今回は、虚宿(きょしゅく)・危宿(きしゅく)・室宿(しつしゅく)・壁宿(へきしゅく)の宿曜別にみるヘルスケアをお伝えしていきます。どうぞよろしくお願いいたします。
明日、7/2には下弦の月を迎えます。
6/25の満月を過ぎ7/10の新月までの約2週間は月が欠けていくのと同時に、様々なモノへの「手放し」の時期となります。
カラダやココロに溜まったモノをデトックス(浄化)するのに最適な時期なので、ダイエットを始めたり、断捨離や思考の手放しなどおすすめです。
あなたの手放したいものは?
前回の投稿で、ほんの一部のスペースではありますが、苦手な断捨離を試みて自身のココロの変化に気づくという話をご紹介しました。今回はその後の変化がまだまだ続いているので、ご紹介したいと思います。
何に変化があったかといいますと……私自身にではなく、家族に変化がみられました。
まず、主人です。
私たち夫婦は共通の趣味が多く、趣味に付随した道具が部屋中に溢れかえっています。収納スペースが少ない家なので、丸々一部屋をつぶして物置部屋として使っているのですが、主人にとってはその部屋が、モヤモヤのターゲットだったようです。
「要る」「要らない」のジャッジが早く、みるみる部屋の床が見えてきました。
そういえば……「床の見える面積と収入は比例する」と風水や断捨離トレーナーさんも仰っていたことを思い出しました。
「部屋のスペース=ココロのスペース」見えてきた余裕はココロの余裕を生むんだ!! と一人納得。「ココロの乱れは部屋をも乱す」「ココロと部屋は繋がっている」ってどこかで聞いたことのあるタイトルに酷似(次回の投稿からタイトル変更しているかも?)
夫婦間で気分もスッキリしてきたところで、変化の連鎖は息子へと繋がりました。片づけている主人にやたらと話しかけてきたり、明らかに私への態度も好転したのです。
今までの関係が悪かった訳ではないのですが、なんていうか思春期反抗期特有のような愛想のない態度でしたので、今、母は感動して涙が出そうです。
そしてココロの変化だけでなく、私はカラダの変化を感じることもできました。こちらは次回の投稿でお話しさせていただきますね!!~ to be continued ~
月に影響を受けやすい部位と潜在的なココロの課題
【虚宿・きょしゅく】
人の気持ちを読むもの知りな「虚宿」は、背中の痛みや冷えを感じたら要注意。
尿の色がいつもと違っていたら、肝臓が弱っているのかもしれません。
また理想と現実のギャップに落ち込んだりするココロの表われかも?
ココロとカラダのバランスが上手くとれないときは、暴走しがちです。
日々ココロとカラダのデトックスを意識してみるといいでしょう。
【危宿・きしゅく】
美意識の高い気取り屋の「危宿」は、股関節に痛みや炎症がある場合は要注意。
身近な人への抑圧した怒りを溜めていませんか?放っておくと悪化する可能性もあります。
足を前に伸ばして座り、左右の膝を交互に曲げて動かします。
立って同様のことを行いましょう(関節周りがほぐれます)。
やりすぎ、思いを入れすぎのところがあるので、時々予定を入れずに束縛のない一日を過ごすこと。
【室宿・しつしゅく】
万能型の野生児の「室宿」は、右の太ももに痛みや肉離れ痙攣などが出るようであれば要注意。
家族や周りの人への感謝を忘れてはいませんか? なんでもパワフルにこなしてしまう人ですが、独りぼっちは苦手。
率先して動くことで人間関係や人との交渉がスムーズになり、ストレスをあまり溜めることなく物事が上手く運ぶでしょう。
【壁宿・へきしゅく】
まじめな頑固者の「壁宿」は、左の太ももに痛みや肉離れ、痙攣などが出るようであれば要注意。
必要以上に自分を追い詰めていませんか? 左右を比べてみて、左の太ももの方が太いようであればアタマでばかり考えて行動できていないのかもしれません。
消化器系が弱いので食べ過ぎに要注意。
ストレスをもっとも感じるのは支えてあげるものを失ったとき、自分以外の人や物のために頑張ることはカラダで大変でも不思議と持続力を発揮します。
今回の月に影響を受けやすい部位は、背中・股(股関節)・右太もも・左ふとももでした。その中でも「股(股関節)」周りについてのヘルスケアをお話ししたいと思います。
股関節周りの骨盤には、仙骨(せんこつ)・腸骨(ちょうこつ)・恥骨(ちこつ)・寛骨(かんこつ)などで構成されていて、女性だと子宮(しきゅう)・卵巣(らんそう)・卵管(らんかん)・膀胱(ぼうこう)・直腸(ちょくちょう)、男性だと前立腺(ぜんりつせん)・精嚢(せいのう)・膀胱(ぼうこう)・直腸(ちょくちょう)がおさめられています。
仙骨と腸骨で「仙腸関節」をつくり、カラダの安定性と下半身の可動性を担っています。また脊髄と脳を循環する脳脊髄液にも大きな影響を及ぼしています。骨盤には、セクシャリティの抑圧、インナーチャイルド(幼少期の記憶・感傷)といった課題が表れやすいです。
股関節は、関節の中で最も大きな関節です。
股関節の開きが硬く、可動域が狭くなるとケガや、肥満の原因にもつながります。またそれを防ぐには柔軟性を高めることが大切です。
ヨガやストレッチで柔軟性を高めるのもいいですね。
そこで場所を選ばず気軽にできる簡単ストレッチをご紹介いたします。その名も「四股(しこ)踏んじゃった」勝手に命名しましたが、四股踏みストレッチです。土俵で力士が片足を高く上げ股関節を大きく広げるように開脚している映像を見たことありませんか?
四股は柔軟性を高めるだけでなく、体幹や下半身を鍛え筋トレにもなるので姿勢改善にもつながります。
実はこの四股踏みストレッチ、お相撲さんだけでなく様々なスポーツ選手もトレーニングメニューにとり入れているんですよ。
~やり方~
①両脚のかかとをつけ、つま先は45~50度開き直立する。
②背筋をまっすぐ伸ばし、大きく鼻から吸って口から吐く深呼吸をする。
③右脚を大きく右横にスライドさせ四股を踏む。
④太ももが床と平行になるまで腰を深く落とし、背筋をまっすぐ伸ばす。
⑤ひざと足先の向きをそろえ、大きく外に向ける。
⑥手でひざの内側を支えながら10秒間キープする。
⑦脚を戻し反対側の左脚も同様に繰り返す。
腹圧を入れ体幹を意識し、特に丹田に意識を全集中で行ってみてください!!しっかり汗をかきますよ。
※丹田とは……おへそから指3本分下に位置する部位です。
その部位は第2チャクラが位置しています。
チャクラとは、サンスクリット語で「車輪」もしくは「円」を意味し、ヨガにおいては「渦巻」といった意味になります。精神的エネルギーの渦であり、ある特定のバイブレーションをもつエネルギーの円状に循環する動きです。カラダでは、神経叢や内分泌系が大きな中継点となります。
第2チャクラは、「丹田」から、腰側の「仙骨」 に抜けていくチャクラで、セイクラルチャクラとも呼ばれ骨盤を支えるエネルギーの流れです。
第2チャクラが不活性になると、背骨と腰に力が入りません。誰かに支えてもらっている、愛されているという気持ちが希薄になり、人生に喜びを感じられなくなってしまいます。部屋に引きこもったり、遠くへ逃げ出したくなります。
色はオレンジで、感情中枢・喜び・欲望・性的欲求・感覚に重要なチャクラです。
人間関係・恋愛・セクシャリティ・パートナーシップといった情緒のバランスや性本能が第2チャクラのテーマで、「全てを喜びに変えて生きる」「全てを楽しんで生きる」「感情を安定させる」「人とのコミュニケーションを学ぶ」ことが克服すべき課題となります。
第2チャクラを活性させるには?
人生の喜びや楽しみなどを感じるためにとても重要な役割をもち、聴覚や視覚などの全ての感覚を活性化させて、何かを生み出したいという創造力をもたらしたり、音楽やアート、物づくりや美しさの追及など、自分が心地よく感じることを通して世の中に貢献する素晴らしいエネルギーを生み出すのもこの第2チャクラのおかげです。
「自分にとって心地の良いことは何か?」を理解し、嫌なものはきちんと嫌だと伝えられる真っすぐな強さがあります。
ですので、自身の中に湧くトキメキやワクワクする感情を思い出してみませんか⁈
どのチャクラにも言えることは、自分の内面と向き合い、あるがままの自分の感情を感じて受け入れる。そして、積極的に自分自身と関わり、自分をいたわることがポイントとなります。
最近では私自身も内観する癖をつけています。
「そのココロとは……?」皆さまも問いかけてみてくださいね!!
それではまた次回までごきげんよう。
~愛と感謝を込めて~