もうひとつの月の宿 インド占星術のナクシャトラが伝える月のメッセージ:アーシュレーシャの月

こんにちは。月よみ師でアーユルヴェーダヒーリングコンサルタント Sahra(サーラ)です。

月よみWEBでは月よみとインド占星術を組み合わせた情報を発信しています。

前回は、7月10日新月のナクシャトラ
プナルヴァスについてお話しました。
前回の記事はこちらからどうぞ。

今回は、8月の新月のナクシャトラ
アーシュレーシャについてのお話です。

アーシュレーシャ Ashlesha
蟹座16度40分~蟹座30度00分
支配神:蛇の神 サルパ
象徴:とぐろを巻いた蛇

ナクシャトラについては、こちらでも説明しています。
参考になさってくださいね。

秘められた宝

ナーガ神はさまざまな姿で現れます。

人間と同じ姿をして、頭や首に蛇が巻き付いている姿、完全に蛇の姿、半分人間で半分蛇の姿などの姿で描かれています。

また、いくつもの頭をもっている蛇、あるいは、竜としても表現されています。

ナーガ神が支配するのは地下世界だと言われています。中でも、地下世界の宝を守っているとされているのです。

地下の世界と言っても、ナーガ神が支配するのは、私たちが普通想像するような闇の世界ではなく、豪華なリゾート地のような場所だそうです。

病気や苦しみがなく、年を取ることもない世界。太陽の光は入らないけれど、代わりにあふれる宝石による光で輝く世界。

そうした世界を支配するのがナーガ神です。

地下に隠されているのは、豪華な宝石や深い知識です。これらを守っているのがナーガ神であり、また同時に、これらを地上にいる私たちと結びつける役もナーガ神が担っているということになります。

地下に眠る宝への道をナーガ神が開いてくれるのです。

そして、地下に眠る宝には、自分が気づかずに持っている奥底に秘められた宝の意味も込められています。

自分の内側とつながり、意識の奥底にアクセスし、本来持っていながら眠らせている宝に気づくことで、新しい自分へと変化していくことができます。

ナーガ神が支配するアーシュレーシャは、そうしたことに気付かせてくれるナクシャトラです。

とぐろを巻く蛇

シンボルも蛇です。

蛇、と聞くとあまりよい印象を持たない方もいらっしゃるかもしれませんね。

蛇には様々な意味が込められています。

知恵の象徴
癒しや治療の象徴
再生の象徴
大地の守護者
宝の守護者
根源的生命エネルギーの象徴

知恵
ナーガ神のところで触れたように、蛇は隠された知恵を象徴しています。
キリスト教のアダムとイブのお話でも、イブに知恵を授けたのは蛇でしたね。

癒し
世界保健機構のシンボルマークには蛇が描かれています。
このマークは、ギリシャ神話に登場する治療の神がもつ杖に巻き付く蛇から来ています。
蛇は薬にも毒にもなります。ここで描かれる蛇は薬として、治療の象徴として描かれているのです。

再生と変化
蛇は何度も脱皮を繰り返します。古いものを脱ぎ捨ててながら変化していくことを表しています。

大地の守護者
地を這い、大地に一番近いところで生活する蛇は、大地との結びつきが強く、土地の守護者と考えられています。

宝の守護者
大地・自然は最大の智慧の宝庫。それを守る蛇が宝物の守護者とされているのです。

根源的生命エネルギーの象徴
とぐろを巻く蛇の姿であらわされるものにクンダリニーがあります。
クンダリニーはヨガ思想のひとつで、人間の根源的な生命エネルギーとされています。
普段、クンダリニーは尾てい骨付近にある第一チャクラに眠っているとされ、その姿は蛇がとぐろを巻いた姿で表現されています。
このクンダリニーが目覚めると、体の中を上昇し、頭上にあるシヴァと結ばれることで、私たちをこの世のすべての束縛から解放する力となります。

こうしてみると私たちが普段もつ蛇のイメージも少し変わりますでしょうか?

アーシュレーシャは精神性の高いナクシャトラとされています。それは、こうした秘められたパワーが備わっているから。

月がアーシュレーシャにあるときは、そうしたエネルギーが月を介して地上にもたらされることになります。

内面を探求する

新月の過ごし方で常に勧められているのは瞑想です。

瞑想はつながりですね。
自身の内側とつながることであり、それは同時に、自己を越えて宇宙とつながることです。

そしてそれは対話とも言えますね。
自分との対話であり、宇宙との対話です。

アーシュレーシャは精神性を追求するナクシャトラで、深く何かを追求すること、そして、変化していくパワーがあります。

誰でも、自分自身の内面と対話し、その中に眠っているものに気づくことで、古い自分を脱ぎ捨てて、新しい自分へと変化していくことができます。

ただ、普段はなかなかそこに目が向かないもの。アーシュレーシャの月が自分の内面に目を向けるきっかけになればと思います。

自分の中にある宝に気づくこと。そしてそれがより輝くように掘り下げて追求してみること。そうすることで、自分自身を変化させていくことができます。

アーシュレーシャに月がかかるときは、内面を見つめるよいチャンスです。

8月8日の新月には、自分との時間をとってみてくださいね。

※アーユルヴェーダやインド占星術についてブログを書いています。ご興味があれば、覗いて頂ければ嬉しいです。
https://linktr.ee/akatsukiayv

※参考文献
こちらの記事は以下の書籍などを参考にしています。
書籍:
LIGHT ON LIFE by Hart de Fouw & Robert Svoboda
THE NAKSHATRAS by Komilla Sutton
27 STARS, 27 GODS by Vic DiCara (Vraja Kishor das)

月よみ師のプロフィール

Sahra(サーラ)月よみ師
大阪府在住 アラフィフおひとりさま女子
アーユルヴェーダ・ヒーリングコンサルタント

妹の難病発症や自身の病気の経験から自然療法に興味をもち、
ふとした出会いでアーユルヴェーダセラピストを目指すことに。

宇宙のリズムに合わせて生きることが、心と体の健康につながることを
アーユルヴェーダを通して学ぶうちに、
アーユルヴェーダではもちろんのこと、
女性の体のリズムやインド占星術でも大切な存在である
”月”に心惹かれ、月よみ師に。

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ブログ:アーユルヴェーダ活用ミュージアム
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