発酵食を食べればあなたの魅力がアップする! ~月星座いて座編~

こんにちは。月よみ師の静花です。

暦の上では立秋を過ぎ、朝晩の風に少しずつ秋の気配も感じる頃となりました。
この時期は季節の入れ替わり。温かい空気と冷たい空気がぶつかることで風や雨が起こりやすく、長雨や台風などが発生しやすくなります。防災の日を目前に控え、どこにいても自然災害のリスクがあると考え、排水溝の掃除をしたり物が飛ばないよう整備したり、防災用品や連絡方法を確認したり一人一人が出来ることをもう一度見直す機会にするのも良いかもしれません。

夏の疲れが出やすいこの時期にも発酵食はおすすめです。発酵食は、消化吸収を助ける、栄養価がアップする、免疫系のバランスを整える、食べ物を美味しくする、幸せ力のアップ、美肌につながる、やせやすくなる……など、私たちの心と体が喜ぶ効果があります。

私たちの体は、必要な栄養を毎日の食物から得て体をつくり生命活動を維持しています。特に意識しなくても、体の器官がそれぞれの役割をきちんと行ってくれています。当たり前すぎて考えたことがないですよね。
せっかくなので、ちょっと紐解いてみましょう。
これまでも、食事で摂取した食物は細かく分解され小腸で栄養を吸収され、残ったものは大腸に運ばれさらに必要なものが吸収され、不要な残渣物が排出されることはお伝えしました。
でも、吸収された栄養素のことはお伝えしていませんでしたね。いったいどこへいくのでしょうか?

それは、肝臓です。肝臓は、とても大切な臓器ということは聞いたことありますよね。では、具体的にはどんな働きをしているのでしょうか。
腸管で吸収された物質はいったん肝臓に運ばれます。そこで代謝されて必要な物質は合成・貯蔵にまわされ、不要な物質は腎や腸管に排出されます。
肝臓は体内の代謝の中心であり、糖質(炭水化物)、たんぱく質、脂質をはじめ、ビリルビン、ビタミン、ホルモンなども肝臓で代謝されます。薬物などは解毒され、ホルモンは不活性化され、代謝産物は無毒化し腸管や腎臓に排泄さます。グリコーゲン(糖の貯蔵形態)や中性脂肪は貯蔵されて全身に供給され、たんぱく質や酵素や胆汁酸は合成されて全身に供給されたり消化に利用されたりします。

では、発酵食とどんな関係があるのでしょうか?
それは腸と肝臓の密接な関わりです。前途したように、腸管で吸収された栄養素は肝臓に運ばれるということがポイントです。
腸管内には、約100兆個もの「腸内細菌」が存在します。その腸内細菌は、その機能から大きく「善玉菌(有用菌)」「日和見菌」「悪玉菌(病気を引き起こしやすくする菌)」の3つに分類されています。これらの理想的なバランスは、善玉菌2割に対し、悪玉菌が1割と言われます。残りの7割が日和見菌なのですが、この日和見菌は名前のとおり優勢なほうに味方するので、理想のバランスであれば健康な状態を保つことができます。でも、偏った食事や運動不足などで腸内細菌のバランスが崩れてしまうと、悪玉菌が優勢になり腸内環境が悪化し様々な弊害が起こってきます。悪玉菌が増殖すると毒素を生み出し、それが血流に漏れ出し肝臓に到達することで肝臓に悪影響があるといわれています。
腸内環境を整えることは、善玉菌優勢となり健康を維持できることにつながります。腸内環境に大きな影響を与えているのが、食事です。ぜひ善玉菌が好きな食べ物「発酵食」「食物繊維」「オリゴ糖」を意識して取り入れてみてくださいね。

月星座がいて座のあなたと関わりの深い体の部位とキーワード

⇒ いて座と関わりの深い体の部位は、肝臓、太もも、股関節、お尻、座骨神経
いて座のキーワードは、冒険、探究、自然、議論、思想、宗教、哲学、憧れ、遠方、自由、旅行、野外、資格、専門分野、向上心、挑戦、追い求める、夢を持つ、神・未知を求める、祈り、直感、正直さ、素直さ、ストレート

いて座は、火のエレメンツと柔軟星座に分けられ「火の情熱とやる気」「柔軟の適応性」の性質。
いつでも世界を広く見ています。常に理想を高くもち、その高みに向かってまっすぐに飛んでいくエネルギーを持っています。
それは、まだ見ぬ世界、神や未知なことへの憧れでもあります。
探究心は、知性と教養をもたらします。
理想を高く持ち、目的を定めたら迷いなくまっすぐに向かっていく集中力はいて座のパワーそのもの。
それは、的を絞って弓を射るいて座のシンボルが物語っていますね。
海外とも縁の深い星座。冒険好きないて座の正直な明るさや自由な心は、国を越えて受け入れられる素直さおおらかさがあります。

いて座と関わりの深い体の部分は、肝臓や太ももです。肝臓は、前途のように様々な重要な働きをしていますし、太ももには体で一番大きな筋肉の大腿四頭筋があります。
これらの生理学的な共通点と言えば、グリコーゲン(糖の貯蔵形態)を蓄えていることです。肝臓のグリコーゲンは、血糖を常に一定に保ちながら、体内のあらゆる組織(特に脳)に主として空腹時の血糖を維持するための原料であり、筋肉のグリコーゲンは、運動する際のエネルギー源となります。
昔は、今ほど簡単に食べ物が手に入らず何らかの方法で食べ物を手に入れる必要がありました。食べ物を手に入れるまでは、空腹でもある程度の時間は体の中の貯えをエネルギーとして使用し生命を維持しておかなければなりません。そして、食べ物を探しにその場所まで移動する必要があるわけです。生きるために食べ物を得るための大切な役割を担っているということですね。

前向きないて座さんもこころや体が疲れてしまうと、目的が定まらず集中力散漫になり、何をやっても中途半端になってしまうこともあります。
そんな時は、こころや体の心地良さを大切にしてくださいね。自然の中に身をゆだねてみたり、宇宙の彼方へ思いを馳せてみたり、自由を楽しんでみてください。
きっと、本来のいて座さんに戻ることができますよ。

月星座がいて座のあなた、いて座のエネルギーを取り入れたいあなたへのおすすめのメニューです。

夏野菜の塩こうじ焼びたし

夏野菜のオクラは、余分な熱を冷まし体に潤いをもたらし、水溶性食物繊維が豊富で下痢や便秘を改善してくれます。また、ねばねばのムチンは、タンパク質の吸収を助け、胃の粘膜を守る働きもあります。なすは、暑さでほてった体を冷やし、炎症や腫れを鎮めてくれる効果もあります。血の滞りを解消する働きがあるので月経痛にもよいといわれます。パプリカは、気の滞りを取り去り、のぼせやめまい、胸のつかえをしずめて気持ちを落ち着かせる作用があります。かぼちゃは、夏の食材ですが、温性のものです。気を補って元気をつけ、夏の冷えや夏バテによる食欲減退や免疫力を高める作用があるので、風邪予防にも良いといわれます。いて座さんのあつくなった気持ちを少しクールダウンしてくれる効果や元気の源になってくれる一品と思います。

<材料 2人分>
なす:1本  パプリカ赤・黄:それぞれ1/4個  オクラ:3本  かぼちゃ:1/8個  ※だし汁:150ml  ※塩こうじ:大さじ1  ※しょう油:大さじ1と1/2  ※みりん:大さじ1  米油:大さじ2

1.  野菜を食べやすい大きさに切ります(なるべく同じくらいの大きさにそろえます)
2.※印の調味料を小鍋で火にかけ沸騰したら火からおろす
3.フライパンに米油をひき、1の野菜を揚げ焼きにする(なすは皮面から焼くと色がきれいになる)
4.バッドに3を入れて2を上からかけて、冷めたらできあがり(冷めるときに味が入っていきます)

ごろごろパイナップルとヨーグルトのトライフル風

パイナップルは、胃腸の働きを高めて消化不良の改善、便秘やむくみ、二日酔いにも効果があります。体を冷やしすぎず温めすぎないのもいいところです。ヨーグルトは、渇きをとめてうるおす作用があり、乳酸菌とビフィズス菌が含まれ便秘改善に効果的。カルシウムが豊富に含まれ、乳酸菌によって効率よく吸収されるのも嬉しいですね。

<材料:2人分>
パイナップル:大さじ4くらい  ヨーグルト:200ml  オリゴ糖:大さじ1  フィンガービスケット:2本

1.ヨーグルトにオリゴ糖を混ぜる
2.パイナップルは1㎝くらいにカットし、半分は飾り用にとっておき、残りはヨーグルト半分と混ぜる
3.2つの容器にパイナップルと混ぜたヨーグルトを半分ずつ入れて、フィンガービスケットをそれぞれ3分割くらいに割ってのせる
4.とっておいたヨーグルトを半分ずつ入れて、飾り用パイナップルをのせてできあがり

夏も終盤になり、秋も始まりかけているこの時期。世の中の流れはまだまだ見通せない状況は変わりありませんが、私たちはそれぞれが今できることを行い、大切にしたいものを大切にする。それができたら良いのではないかと思います。
様々な情報に惑わされたり、過去を悔いたり、未来を憂いたりするのは人間だけ。
ほかの生き物たちは、今を一生懸命生きている。ただそれだけ。
その姿にハッとさせられることがあります。

空を見上げながらメッセージを受け取ってみてくださいね。月や星たちは、あなたに大切なことをそっと伝えてくれます。
最後までお読みいただきありがとうございました。

静花

月よみ師のプロフィール

静花 月よみ師®
岩手県生まれ。幼少期に宇宙の図鑑を読み、月や星に興味を持つ。
小学生の頃に出会った養護教諭に憧れ、上京し看護師になる。

2008年神戸に転居。
2011年東日本大震災が起こり、東北の風景や人々の生活が一転したことに衝撃を受ける。
「自分は何者か、何のために生まれてきたのか」と考え続け、幼少期から興味を持っていた西洋占星術を学び始める。
月が肉体や感情に与える影響の大きさを知り、学びを深めるため2020年月よみ師となる。

現在は看護師を続けながら、美味しくて幸せになれる発酵食を学んでいる。趣味は天体観察と聖地巡礼。
月や星、食を通して心と体も健康になれる暮らしのアドバイザーとして活動中。

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