発酵食を食べればあなたの魅力がアップする! ~月星座やぎ座編~

こんにちは。月よみ師の静花です。

9月も半ばとなり、晴れた空には秋の雲のうろこ雲やひつじ雲が見られるようになりました。お店に行くとブドウやナシなどの果物が並んでいたり、夜には涼しげな虫の声が聞こえたり、本格的な秋を感じさせますね。

夏の疲れが出やすいこの時期にも発酵食がおすすめです。発酵食は、消化吸収を助ける、栄養価がアップする、免疫系のバランスを整える、食べ物を美味しくする、幸せ力のアップ、美肌につながる、やせやすくなる……など、私たちの心と体に嬉しい効果があります。

発酵食は腸内細菌の働きを活発にし、様々な代謝物質が産生され健康や美容などに良い影響があります。
特に女性が気になること。それは、お肌の悩みですよね。発酵食が肌に良いと言われるのは、なぜなのでしょうか。
今回は、そのことについて紐解いていきます。

私たちが普段の生活の中で肌を意識する機会は多いのではないでしょうか。鏡を見たりお風呂に入ったりするたびに肌を目にしますが、体の一部分として皮膚にはどんな役割があるのでしょうか。
皮膚の役割は、外界からの物理的、化学的刺激に対し、生体内部を保護する。有害な紫外線を防御し、異物、微生物の侵入を防ぐ。発汗などにより体温を調節する。知覚作用がある。栄養や水分の代謝調節をする。免疫反応の場として重要な働きをするなど、たくさんの働きがあります。
肌を健康に保つことは、体全体の健康にもつながることがわかりますね。

では、肌の健康を保つにはどのような食事がいいのでしょうか。
まずは、たんぱく質をきちんととること。たんぱく質はアミノ酸がつながったものであり、人間の体内で作ることのできない必須アミノ酸を含み、体の組織そのものをつくります。
そして、脂質も体の組織をつくり身体機能や生理作用を保つために必要です。炭水化物は脂質の代謝に必要ですし、炭水化物が不足するとたんぱく質がエネルギー源として使用されてしまうことにつながるため、適切にとることが大切です。無理な糖質制限でたんぱく質がエネルギー源として使用されてしまうと肌の張りが失われてしまう可能性があります。また、私たち日本人は野菜よりも穀類から食物繊維をとっていることが多いといわれており、食物繊維摂取のためにも炭水化物は必要です。
その他には、ビタミン類、微量元素は体の代謝や生理作用に働く大切な栄養素です。
皆さんお気づきのように、肌や体の健康にはどの栄養素も必要なものであり、バランスよく食べることが大事ですね。

そして更に、発酵食をとることは肌の調子を整えることにつながります。それはなぜかというと、発酵食は腸内細菌のバランスを整えるからです。腸内環境を整えることは腸の機能を正常に保つことにつながります。もし、腸内細菌のバランスが崩れて、悪玉菌が増えてしまうと有害物質を生成する細菌も増加します。その有害物質は腸から血流にのって肌に到達して蓄積すると、表皮細胞に悪影響をもたらし、皮膚のくすみや乾燥を引き起こすと言われています。
腸内環境を整えるために、善玉菌(有用菌)が好きな「発酵食」「食物繊維」「オリゴ糖」を積極的にとることをおすすめします。

月星座がやぎ座のあなたと関わりの深い体の部位とキーワード

⇒ やぎ座と関わりの深い体の部位は、骨、歯、皮膚、関節
やぎ座のキーワードは、地の現実性、実際的なものを得るために積極的になる、礼儀正しい、律儀、努力、忍耐、責任、慎重、古風、伝統、職務、社会、目標達成、自己鍛錬、成功、尊敬、

やぎ座と関わりの深い部位として、骨は私たちの体を支えたり内臓を保護したりしています。いくら筋肉があってもその柱となる骨がないと立ち上がることさえできません。皮膚は体を形づくり、関節は適切な位置で体の重心を安定させ、歩いたり何か物を持ったりなど日常生活動作を行うために必要な働きをしています。歯は、食物を口腔内でかみ砕き飲み込める大きさにして私たちの体に必要な栄養素を取り込めるように働いています。きちんと体を支えて安定させ、実務的な成果を成し得るための働きをしていますね。

それは、社会構造を体現しているようでもあります。社会を構成する一つの会社と例えるとまずは一つの集団が集まれる建物が必要です。そして、建物の中には組織があり、きちんと秩序立てたルールがあり、責任もって役割を果たし同じ目標に向かっていくのです。そこには責任や努力、忍耐が必要であり、実績を求められます。実績を積み重ねるには時間が必要です。時間をかけて取り組んでいくことは信頼を得ることへの道筋なのです。
やぎ座さんはそのことを知っています。社会での成功へつながる行動を自然に行っていくことができます。礼儀があるため人望が厚く、成功を得た際には分かち合うことができるのです。
自分の花を咲かせて分かち合える人間性の魅力にあふれています。

そんなやぎ座さんも責任や重圧に疲れてしまい、本来の自分らしさを発揮できないこともあるかもしれません。そんなときは心の声に従い、心が豊かに感じることを取り入れましょう。絵や音楽など本物を鑑賞する、伝統や一流に触れる機会を取り入れる、上質の素材の服を身に着けるなど、受け継がれる確かなものに心の琴線が反応するでしょう。

月星座がやぎ座のあなた、月のリズムに合わせてやぎ座のエネルギーを取り入れたいあなたへのおすすめメニューです。

<ながいもとオクラの塩こうじ梅肉和え>

ながいもは、倦怠感を取り除き疲労回復に役立ちます。また、肺をうるおし、乾いたせきや息切れにも効果があるといわれ、消化を良くして食欲を増進させる効果があります。更には、肌荒れや月経不順、老化にも良いといわれます。オクラは熱を持った症状を鎮め、体に潤いをもたらしてくれます。また、胃腸に働き消化不良や便秘の改善、疲れた体の滋養強壮にも効果的です。きゅうりは、体のほてりをとり、水分代謝を良くする働きがあります。梅には唾液を増やして口の渇きを改善、食欲不振、食中毒予防にも効果があるといわれています。
夏の疲れが残っているこの時期に取り入れてみてはいかがでしょうか。女性特有の悩みにも効果があるのは嬉しいですね。

<材料:2人分>
ながいも:100g  オクラ:3本  きゅうり:1/2個  塩こうじ:小さじ1/2  しょう油:小さじ1/2   梅干し:1/4個  かつお節:少々  ※塩:少々

1.オクラを※塩を入れたお湯で30秒ほど茹でて冷ます。冷めたら厚さ5㎜程度に切る。
2.きゅうりは1㎝幅のいちょう切りにし、ながいもは皮をむいて1㎝幅のサイコロ状に切る。
3.2のながいもときゅうりに塩こうじを混ぜ、1のオクラを混ぜる。
4.3にしょう油を混ぜ、細かく刻んだ梅干しとかつお節をのせて盛り付ける。

<ぶどうとチーズの甘酒カナッペ>

ぶどうは、口やのどの渇きに潤いを与え、水分代謝を促してむくみの改善、疲労や倦怠感、食欲不振にも効果がみられます。特に皮に多く含まれるアントシアニンなどのポリフェノールは、抗酸化効果に優れアンチエイジング、肌荒れ、疲れ目、ガン予防や動脈硬化にも良いといわれます。皮ごと食べられるぶどうは、ぜひ皮も食べて栄養価をアップさせてくださいね。チーズは、カルシウムやたんぱく質、脂質、ビタミンAなどの栄養価が高い食品であり、発酵食の甘酒、食物繊維の豊富なクラッカーを一緒にとることで腸内環境の改善につながります。また自然の甘味で十分に満腹感、満足感を得られるのが嬉しいですね。

<材料:作りやすい量>
ぶどう:2粒  チーズ(今回はカッテージチーズとスライスチーズを使用):好きな分量  甘酒(2倍濃縮タイプ):好きな分量  クラッカー(今回は小麦胚芽クラッカー使用):好きな分量  ※お好みで飾り用の果物やミント

1.ぶどうを4つにカットする
2.クラッカーにお好みのチーズと甘酒を適量のせる
3.2にぶどうをのせて盛り付ける

※クラッカーのサクサクとした食感を味わうため、食べる直前に作ることをおすすめします。
例えば、食べきれずに残っていたフルーツとチーズと甘酒をクラッカーにのせてちょっとしたおやつになるのは嬉しいですね。それも善玉菌の好きな「食物繊維」「発酵食」をとれるというのがポイントです。
普段の暮らしの中で、少し意識するだけで発酵食を気軽にとることができます。ぜひ、活用してみましょう。

月のリズムを意識してみる。
意識することで、私たちは宇宙の一部であるということに気が付きます。
それぞれの月を通して感性を養い感情を受け止める。
私という唯一無二の存在。
私は私だから尊い。
私の大切を大切にする。

とても身近な天体である月は私たちの心と体にいつもメッセージを送ってくれています。
今日も空を見上げてみてくださいね。

最後まで読んでくださいまして、ありがとうございます。

静花

月よみ師のプロフィール

静花 月よみ師®
岩手県生まれ。幼少期に宇宙の図鑑を読み、月や星に興味を持つ。
小学生の頃に出会った養護教諭に憧れ、上京し看護師になる。

2008年神戸に転居。
2011年東日本大震災が起こり、東北の風景や人々の生活が一転したことに衝撃を受ける。
「自分は何者か、何のために生まれてきたのか」と考え続け、幼少期から興味を持っていた西洋占星術を学び始める。
月が肉体や感情に与える影響の大きさを知り、学びを深めるため2020年月よみ師となる。

現在は看護師を続けながら、美味しくて幸せになれる発酵食を学んでいる。趣味は天体観察と聖地巡礼。
月や星、食を通して心と体も健康になれる暮らしのアドバイザーとして活動中。

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