満月とは
満月とは
太陽と月の位置関係がぴったり180度で向かい合う時の月のことです。

○○座満月とは

一般的に西洋占星術では地球を中心に太陽が回ってる天動説を使っています。
地球をぐるっと一周する太陽の通り道「黄道」360度を12分割したものが12星座になります。
例えば、太陽が牡羊座の場所に入ると“牡羊座太陽”となります。
満月は太陽と月が対局の位置関係になるので、太陽が牡羊座なら月は反対側にある星座の天秤座で満月となります。
同じように太陽が牡牛座の場所にある時の満月は牡牛座の対局にある星座、蠍座に月が滞在するため『蠍座満月』と呼ばれます。
太陽と月の位置は月よみカレンダーを参考にしてください
満月は感謝の月相
満月は月が太陽の光を最大限受け取ることが出来る月相です。
太陽の力を真正面から受け、どの月相よりも太陽の恩恵を受けていると考えられています。
一度姿を消した月が少しずつ姿を見せ、約2週間かけて本来の姿を表す。
そんな姿から、新月から始めたことを上弦の月で行動に移し、満月では成果を受け取るとされています。
実際に古くから、農耕の世界では満月は収穫の大事なタイミングとして使われていました。
またギリシャ神話では満月の女神は、豊穣の女神「セレネ」と考えられています。
実りや収穫と深く結びついている満月。
そんなたくさんの恩恵を受け取れるとされる満月。
電気のなかった時代は月の灯りにどれほど人々は助けられたでしょうか。
時代が変わっても、この感謝の気持ちを忘れないようにしたいですね。
満月は満ちた瞬間から欠けていきます。
満たされた瞬間から解き放たれる。
月の流れはいつでも時間の経過を教えてくれます。
西洋占星術で使われる「マンデン占星術」で満月は、次の下弦の月までの約一週間の世の中の流れを読むことにも使われます。
満月から徐々に欠けていく月には、しっかりと感謝の気持ちを伝えましょう!
ぜひ、力強い満月の恩恵をしっかり受け止めてください。
