月が姿を消していく今のフェーズ、心に不安が宿った時のバッチフラワーレメディ
現在、月は欠けていくフェーズ。
こんな時、私たちはどうしても「不安」に惑わされてしまうことがあります。
なぜかって?
その理由と、そんな不安を軽やかに乗りこなすバッチフラワーレメディを、今日は月よみ師でバッチフラワーレメディティーチャーのやまさき郁代がお伝えいたします。
月が欠ける頃に不安になる理由
月は29日に下弦を迎え、現在、6日の新月に向けてどんどん姿を小さくしているフェーズです。
満月の頃はあんなに煌々と輝いていたのに、今や姿を消す寸前。
古代、人の生活にはもちろん電気というものは存在しませんでした。
そんな彼らが、夜、頼りにしていたのは、月の灯り。
闇を照らしてくれる頼もしい存在だった月が、どんどん見えなくなっていってしまう。
また姿を現してくれることはわかっていたとはいえ、なんとも心細い気持ちになっていったのは想像に難くありません。
ましてや、下弦を過ぎた頃の月は、真夜中に月の出を迎え、南中が朝。
ですので、お日さまと共に寝起きをしていたであろう古代の人は、ほとんど見られるタイミングではなかったのでしょうね。
そんな古代の人々の
「新月前の心細さ」
が、我々の遺伝子のどこかにも記憶されているよう。
現代に生きる私たちも、どうしてもこの時期は、いつもなら気にならないようなことでも、不安に惑わされることが多くなってしまうようです。
特に満月の美しい今の時期なら、なおさらかもしれませんね。
「月のリズムなんだから仕方ない」と、つぶやいてみて
そんな不安なココロに対する対策は、まずは、“月のせい”にしてしまうこと。
「月のリズムなんだから仕方ない」
そうつぶやくと、何かが変わったわけでもないのに、なんとなく心がふと軽くなりませんか?
少しでも心が軽くなってきたら、リラックスして好きな飲み物でも飲んでみましょう。
夜空を見上げれば、月が見えない分、もしかすると星がいつもよりよく見えるかもしれません。
そんな風にものの見方を変えてみることって、実は生きていくうえで結構役に立つこと。
月をきっかけに、そんなコツもつかんでしまいましょう。
そしてさらに、バッチフラワーレメディの力も借りてみませんか?
ただその前に、あなたの持っている不安の種類を見極めることが大切です。
なぜならそれによって、必要となるバッチフラワーレメディが変わってくるからです。
あなたの不安の種類を見極める
あなたの今感じている不安は、何か根拠があることですか?
それとも何の根拠もない不安ですか?
具体的に考えてみましょう。
たとえばあなたが来週のことを考えると不安を感じる状態だったとします。
もしも、来週に重要な会議の予定が入っていた場合。
その場合は、来週の会議がいい方向にいくのかが不安なのですよね。
この場合は「根拠のある不安」ということになります。
もしも、来週に特別変わった予定は入っていないのに、もやっとした不安がある場合。
この場合は「根拠のない不安」ということになります。
もうひとつ。
たとえば、あなたにお金に関する不安感があったとします。
もしも、勤めている会社でリストラが始まっている、という場合。
これは自分もリストラの対象になるかもしれない、という不安を感じる理由がありますね。
これは根拠のある不安です。
もしも、特にお仕事に問題なくまあまあ順調。とりたてて予定外の大きな出費があったわけでもないのに、ただなんとなくお金のことを考えると不安になってしまう、という場合。
これは特に不安を感じるような理由はないので、根拠のない不安ということになります。
あなたの不安の種類はわかりましたか?
あなたに必要なバッチフラワーレメディはどっち?
あなたの不安の種類が「根拠のある不安」だった場合。
そんなあなたを助けてくれるのは、ミムラスです。
ミムラスは、説明がつくことに対する不安や恐れに対してはたらきかけてくれるレメディ。
これをとると、きっとあなたは本来の落ち着きを取り戻し、勇気とパワーをもって問題ごとに立ち向かっていくことを思い出せるでしょう。
あなたの不安の種類が「根拠のない不安」だった場合。
そんなあなたを助けてくれるのは、アスペンです。
アスペンは、何か不安を感じてはいるものの、その理由が明確に説明できない場合に使われるレメディ。
アスペンは、そんな漠然としたものにとらわれる必要はなかったということに気づく助けになってくれます。
きっと、ココロが軽くなり、日常を楽しく過ごすことを思い出していけるでしょう。
月の力と植物の力で、不安な時期も乗り越えていきましょう。
大丈夫、私たちの目からは見えなくても、月はいつでも私たちを見守ってくれているのです。