発酵食を食べればあなたの魅力がアップする! ~月星座みずがめ座編~
こんにちは。月よみ師®の静花です。
10月も半ばとなりました。10月は1年のうちで一番晴れの日が多いそうです。
青空のもと、心地良い風の中にほんのり金木犀の香りを感じると秋も本番。それは、短い秋を楽しむ合図であるのと同時に、後に来る冬を意識するタイミング。少しずつ木の葉が彩りはじめます。
美味しい食べ物やスポーツを楽しんだり、本をゆっくり読んだり音楽を聴いたりと感性を刺激するのにピッタリ。
日の入りが早くなったことに驚いたり少し感傷的な気持ちになったりと、秋は徐々にエネルギーの方向を内面にシフトさせるそんな季節でもあります。
美味しいものがいっぱいの秋も発酵食がおすすめです。
発酵食は、消化吸収を助ける、栄養価がアップする、免疫系のバランスを整える、食べ物を美味しくする、幸せ力のアップ、美肌につながる、やせやすくなる……など、私たちの心と体を幸せにしてくれる効果があります。
今回は発酵食と日本人の腸内細菌の特徴についてお伝えします。
腸内細菌は、私たちの腸内の環境を左右するもので約100兆個も存在するといわれています。人間が摂取した食べ物から得る栄養素をもとに発酵して増殖し、さまざまな代謝産物を生成して人体に大きな影響を及ぼしています。
腸内細菌の種類もさまざまです。生まれたばかりの赤ちゃんは無菌状態ですが、最初に触れた人の腸内細菌に感染するといわれており、赤ちゃんのお世話をする家族の腸内細菌が受け継がれていくのです。
その中で、日本人の腸内細菌の特徴は
1) 炭水化物の代謝機能が高い
2) ビフィズス菌が多い
3) 水素を酢酸生成に消費
4) 海藻を分解する酵素が多い
ということがあげられます。
1) 炭水化物の代謝機能が高いということは、日本人の主食はお米(穀物)であることから納得です。炭水化物から代謝された短鎖脂肪酸は体にさまざまな有用な効果をもたらします。
2)ビフィズス菌はよく耳にしたことがあると思いますが、善玉菌(有用菌)の一種です。善玉菌が多いということは腸内環境が良いことにつながります。
3) 炭水化物を代謝する過程で水素がうまれますが、日本人の腸内細菌はそれを酢酸生成に消費される傾向にあり、他国の人よりもメタン生成が少ないといわれています。体に有用に働いてくれるということですね。
4) 海藻を分解できるのも腸内細菌のおかげです。他国の人の腸内細菌にはこのような働きが少ないため、海藻を摂っても有効利用できないのですね。
腸内細菌といっても国によって特徴があるというのも驚きですね。考えてみるとそれぞれの国の食生活、文化が古代から現在に受け継がれているため、このような違いがあるのです。日本は世界一の長寿国といわれるくらいですので、このような特徴も関係しているのかもしれません。
遠い昔から食べられている発酵食は、現在の私たちの腸内細菌にも有効利用されています。善玉菌(有用菌)が好む「発酵食」「食物繊維」「オリゴ糖」をとるように心がけて健康に過ごしたいですね。

月星座がみずがめ座のあなたと関わりの深い体の部位とキーワード
⇒ みずがめ座と関わりの深い体の部位は、脚部(すね、ふくらはぎ)、神経組織、自律神経
みずがめ座のキーワードは、風の情報と客観性、不動の安定性と持続性、個人主義、自由、友情、倫理的、斬新、革新的、オリジナリティ、アイディア、独創的、宇宙、新しい流れ、
みずがめ座と関わりの深い部位は、脚部(すね、ふくらはぎ)です。
この部分は、第二の心臓ともいわれる部分です。きっと、皆さんも聞いたことがあるのではないでしょうか。
なぜ、「第二の心臓」といわれるのでしょうか?
それは、ふくらはぎの筋肉をポンプとして利用し、足の血液を心臓まで戻しているからです。
普段、あまり意識することは少ないですが、私たちにはいつも重力がかかっています。そのため、上から下に物質が移動するのは容易です。しかし、下から上に物質を移動させるには、何らかの手段や工夫をしないと移動しません。それは血液も同じです。
体の血液は、心臓の働き(ポンプ作用)により体の隅々の細胞まで酸素を届けられています。その後は、酸素を消費されたヘモグロビンや不要になった老廃物などがあるため、再び血液を心臓まで戻さなくてはならないのです。
しかし、それは重力に逆らうことであり自然に戻るものではありません。その時に、活躍するのがふくらはぎの筋肉です。ふくらはぎの筋肉を動かすことで、ポンプ作用が行われるのです。
運動し筋肉を動かすことは、この作用がスムーズに行われ血液循環が良くなります。もし、ほとんど運動せずに座ってばかりいると、足まで送られた血液が戻りにくくなり血液循環が悪くなります。また、運動することで腸の動きも改善するので、血流も良くなるので健康的な生活ができるでしょう。
健康のためには運動しましょうという言葉をよく聞きますが、脚の筋肉にはこのような働きがあるためとも言えますね。
みずがめ座と関係の深い部位が脚部であることを知った時、とても驚いたことがあります。それは、真反対(向かい合った)の星座が「しし座」ということです(12星座を円で表すときは360°を30°ずつ区切られて表される)。
しし座と関係の深い体の部位はまさしく「心臓」。そして、みずがめ座は脚部で「第二の心臓」といわれること。この真反対に向かい合う星座同士は対面しながら相手を観察し「補い合う関係」といわれています。見る方向が違うだけで働きは同様のもの。
みずがめ座の視点から見ると、末梢の血液をふくらはぎのポンプ作用を利用して心臓へ戻しているのですが、その時に末梢の細胞の情報も一緒に伝えているのです。例えば、末梢からの血液が酸素の消費が多かったり、酸素の少ない状態で末梢の細胞が働いていたりすると、循環が悪い状態であることがわかるのです。
循環がスムーズに行われるためにポンプ作用を継続して行い、情報伝達も行う。まさに風のエレメンツ、不動星座のみずがめ座の働きにピッタリです。
みずがめ座さんは、既存の物を別な視点から観察し情報を取り入れ、新しい理論を考えていくのが上手な方です。オリジナリティあふれる感性、ひらめきには他者の思いつかないような革新的なアイディアが豊富です。そして、いつも横のつながりを大切にし、フレンドリーな方が多いですね。
そんなみずがめ座さんもこころや体が疲れてしまうと、理屈っぽくなってしまったり孤独を求めてしまったり、本来の自分らしさを発揮できないこともあるかもしれません。
そんなときは心の声を大切にして感性のひらめきに従ってみましょう。自由な展示や発想のきらめきを感じる美術を鑑賞したり、宇宙や天体を感じさせる場所に行ったり、新しいことを取り入れることでこころが反応するでしょう。
月星座がみずがめ座のあなた、月のリズムに合わせてみずがめ座のエネルギーを取り入れたいあなたへのおすすめメニューです。
<塩こうじ入りねばねば納豆のお揚げさん焼き >

納豆は、発酵食の代表食品ですね。
納豆菌は、熱や酸に強く生きたまま腸内にたどり着き、腸内では善玉菌(有用菌)を元気にして悪玉菌が増えるのをおさえてくれるので、腸内環境の改善に効果があります。大豆よりも消化吸収されやすく、消化機能を助けてくれます。血行を良くし冷えや肩こりをやわらげ、美肌効果も期待できます。また、気の巡りを良くし、不眠や気分が落ち込んでいる時にも良いそうです。
納豆菌がつくる酵素のナットウキナーゼは、血液をサラサラにし血管につくられる血栓を溶かしやすくする働きがありますが、50度以上の高温では効果が減少するため、この効果を期待する場合は過熱しないで食べることをおすすめします。
<材料:2人分>
納豆:1パック(約45g) ながいも:100g 万能ねぎ:2本 油揚げ:2枚 塩こうじ:小さじ1 しょう油:少量 かつお節:少々
1.油揚げは、菜箸を転がして半分に切り、口を開いておく(菜箸を転がすと開きやすくなる)。ながいもは、すりおろして塩こうじ小さじ1を入れて混ぜる※。納豆は、添付のたれを入れて混ぜる。万能ねぎは、小口切りにする。
2.1のながいもと納豆を混ぜ、万能ねぎの半分を入れてかるく混ぜる。
3.2を1の油揚げに詰めて(袋の半分くらい)口を折りたたみ、油をひかずにフライパンでかるく焦げ目がつくまで両面を焼く。(焼き始めは折口が下になるようにする)
4.お皿に盛り、残りの万能ねぎとかつお節をふりかけ、しょう油を少量かける。
※ながいもは変色しやすいのですが、塩こうじを混ぜることで変色を防げます。
*焼き方は、外側をカリっとさせていますが中はトロトロです。
<酒粕レーズンサンドと酒粕フルーツサンド>

酒粕は、日本酒の製造過程でできたものです。体に良いことは耳にしたことはあると思いますが、なかなか気軽にたべられなかったり、甘酒や粕汁以外にどうやって食べたらいいかわらなかったりということはないでしょうか? 簡単に食べられて常備しておけたら、普段から食べる機会も増えそうですよね。
酒粕は、血管を拡張させ血行を促したり、血圧の上昇を抑えたりする効果があります。食物繊維が豊富でオリゴ糖が含まれていることから善玉菌が増加し腸内環境の改善が期待できます。また、ビタミンB2を含んでおり肌の健康、美肌効果もあります。
秋はフルーツが美味しい時期でもありますね。なしや柿は肺を潤して咳や痰、口の渇きを鎮めたり、アルコールの解毒作用があり二日酔いにも効果があります。プルーンは、血流を改善し貧血や高血圧予防、新陳代謝を活発にし、便秘や肌荒れ、抜け毛や目の疲れ、月経痛にも効果があります。
<酒粕レーズンサンド 材料:約6個分>
酒粕:50g ヨーグルト:50g レーズン:25g 胚芽入りビスケット:12枚
1.酒粕を適当な大きさにちぎって器に入れ、ヨーグルトとレーズンを加えて軽く混ぜたら冷蔵庫に一晩おく。
2.1を冷蔵庫から出し均等に混ぜて、胚芽入りビスケットにサンドしてお皿に盛る。
<酒粕フルーツサンド 材料:お好みの分量>
酒粕:お好みの分量 好きなフルーツやドライフルーツ:お好みの分量 ※塩こうじ:小さじ1/2+水:小さじ1
1.好きなフルーツを平たい面になるように大きさをそろえてカットする(生の果物を使用する場合は、※の塩こうじを指でうすく塗っておくと変色防止になる)。ドライフルーツ(プルーン)は、横から切れ目を入れておく。
2.酒粕をフルーツの大きさにそろえてカットする。
3.フルーツに酒粕をはさみ1時間ぐらい冷蔵庫に休ませて、お皿に盛る。
*お好みで胚芽ビスケットなどにのせる。甘さを加えたいときは、ハチミツやオリゴ糖を少量かけても美味しい。
【注意】アルコールに弱い方やお子様は、アルコールが含まれているため注意してください。
酒粕レーズンペーストは、作り置きしておいても食べられるので毎日少しずつそのまま食べても、バニラアイスに加えても美味しく食べられます。トーストに塗ってもいいかもしれないです。
酒粕は好みが別れるものなので、何か好きな食べ方を見つけられたらいいですね。
毎日少しずついろいろな種類の発酵食を食べることで腸内環境の改善につながります。普段の暮らしの中で、少し意識することで発酵食を気軽にとることができます。ぜひ、活用してみてください。
朝晩涼しくなり、外の空気を気持ちよく感じられる時期ですね。
夜空を眺めると、今日は上弦の月。
上弦の月は、今行っていることに対し立ち止まって、これで良いのか確認のタイミング。
毎日の習慣を見つけたり、客観的に見直したり、物事がバランスよく行われているか確認したりする方もいるかもしれません。
お月様を眺めて感じたことを書き留めておくのもいいですね。
月は私たちの心にいつも優しく寄り添ってくれています。
気が付いたときに少し意識してみてください。きっと、メッセージを受け取ることができますよ。
最後まで読んでくださいまして、ありがとうございます。
静花