宙(そら)模様お伝えします。― 11月12日 月は魚座へ ―
皆さま、こんにちは!
ホロスコーパー ショーコです。
わたしの専門は、西洋占星術。
ホロスコープと「対話」をし、生きた占星術で人生を自分の望む通りにクリエイトしよう!という想いで日々活動しております。
星の巡りから読み解く情報を、日々お届けしています。
▼こちら▼からどうぞ。
https://note.com/ha_alashow
月よみwebマガジンでは、「星よみの視点を踏まえた月よみ」で、皆さまの日々に色を添えるお手伝いをします。
どうぞよろしくお願いいたします。
月のバージョンアップ
本日(11月12日)の夕方に、月は水瓶座から魚座へ移ります。
昨日(11日)に水瓶座で上弦の月を迎えて、満月に向かって満ちゆく途中。
月=「不安定さ、幻想、刺激に対する反応」が膨らみつつあるので、普段よりも感情が不安定に感じる方も多いかもしれません。
さて。
タイトルの通り、月は間もなくバージョンアップの時を迎えます。
現在、月が位置する「魚座」は、12星座の最後の星座です。
12星座には順番があり、トップバッターは牡羊座。
その次に、牡牛座、双子座、蟹座……と続いて、最後は魚座で終わります。
そして、バージョンアップして、また新たな牡羊座としてスタートするのです。
牡羊座は人で例えるなら、「生まれたばかりの赤ちゃん」。
では、その前の魚座は? というと、「お母さんの胎内」です。
母なる海で、この世に生まれ落ちる時を今か今かと待っている状態。
魚座のキーワードはたくさんありますが、一言で表すなら「ワンネス」という言葉がピッタリだとわたしは思います。
境界線を引かず、「全ては一つである」という意識。
赤ちゃんが、お母さんと一体となって生きているように、「わたしはあなたで、あなたはわたし」の世界観が魚座にはあります。

この世に誕生して、個人を育成した後に社会性を身に付けて、ひと通りを全て経験した魚座は、どこか「悟っている」ようなステージです。
月だけに限らず、天体が魚座から牡羊座に移る時は、すべてバージョンアップの時です。
月は「感情」の象徴ですので、感情のバージョンアップです。
魚座には、現在、「海王星」という夢見の星、イメージングの星がありますので、ぜひあなたの感情、心をきれいな水で浄化するようなイメージでお過ごしください。
もう少しだけ魚座を紐解きます
もう少し突っ込んで、魚座について解説します。
魚座は、「水」の星座です。
魚座以外にも、蟹座、蠍座も水の星座ですが、それぞれ性質が異なります。
蟹座(活動の水)は、「河川」。
淀みなく常に流れるのが活動の水。
人々の暮らしに必要な水を、隅々まで行き渡らせます。
蠍座(不動の水)は、「沼、湖、地下水」。
深くため込まれた水中では、様々な生態系が育まれ、神秘の力や底知れない力が秘められています。
魚座(柔軟の水)は、「霧、雨、蒸気」。
細かく空中に漂い、どんな隙間にも入り込んでいきます。
先ほど、魚座は「境界線を引かないワンネスの世界観」だと申し上げたのは、この水の性質が理由です。
そして、「水」の星座が象徴するのは、「感情」です。

これは、3つの星座に共通した特徴で、水の性質が強い方は、感受性が豊かで、共感力が高く、繊細なハートを持っています。
共感力が高いゆえに、人の気持ちを汲みすぎてしまって、自分の心が疲弊することもあるので、そこには注意が必要です。
特に、魚座は境界線を引かないので、相手の感情に無意識に入り込むところがあるかもしれません。
また、「人とつながっていたい」という気持ちが強く、恋愛においても、ベタベタしたり、常にくっ付いていたがったりします。
一人は寂しいので、誰かと一緒にいることで安心します。
何事も感情で捉えるので、論理的な思考はあまり得意ではありません。
「なぜそれが好きなんですか?」
と聞いても、「こうで、こうで、こうだから、好きなんです。」という論理立てた説明はできません。
「好きだから、っていうのが理由です。」
No Reason.
コレが魚座です。
11月19日牡牛座満月までの過ごし方
本日から約一週間後の満月までに意識していただきたいのは、「見えない部分をきれいにすること」。
クローゼットや押し入れ、シンクや洗面台の下など、扉や蓋で隠れている部分を念入りに掃除をするのがおすすめです。
風呂釜や洗濯機の洗浄も効果的です。
そして、感情をクリアにするアクションをしましょう。
瞑想する、運動する、サウナに入る、ヒーリングミュージックを聴くなど、方法は人によって異なると思います。
11月は、星の巡りが非常に厳しいです。
仕事や職場、職種が変わったり、家庭や家族の課題と向きあったり、公私ともに変化が起こりやすいです。
そういう時は特に、メンタルがぐらつきやすくなります。
揺れる感情に支配されるのではなく、すぐにニュートラルな状態に戻せるように、上記のアクションを意識してみてください。
最後までお読みくださり、ありがとうございます。
深謝。