月よみで学ぶ。心をラクにする子育て術
あなた自身の強みってなんですか? いくつありますか?
さらに、お子さまの強みは、何個言えるでしょうか?
こんにちは。子育て共育コーチ 月よみヨッシーです。
人は強みを認められることで、「自分はできる」という自信が得られます。
この「自信」が生きる土台となり、その自信の積み重ねが、成長・自立へとつながっていくのです。
今回の記事は、心をラクにする子育て術の一つ、「ありのままを見る」をテーマにお届けします。
子どもの人生の主役は、その子自身
子育てをしていると、子どものあれもこれも気になり、ついつい口うるさくなってしまいます。
子育てのゴールは、子どもが自立して生きていけることです。子育てはいつか終わりがあります。そして、子どもの人生の主役は、その子自身であることを忘れてはいけません。保護者は、子どもの伴走者であり続けるのです。保護者自身が走ることの方がラクに感じるかもしれませんね。だから、子育てって、つらくて、忍耐を伴うのでしょう。
子どもの生き方をいかに見守りながらサポートできるか?、それが子育てのカギになるでしょう。
Being・・・ありのままを見る
ふと空を見上げて、小さく光る三日月を見つけると、何だか微笑ましくなりますね。

見つけた三日月に向かって、
「どうして、満月みたいに明るく光り輝けないの?」
「もっとちゃんとした形にふくらみなさい」
「そんなに早く西の空に沈むなんてありえない」
と、不満や批判を口にするでしょうか?
ふと出会えたお月さまを見ると、自分自身の心もほっこりしますし、近くにいる人たちにも「かわいい月が出ているよ〜」「見て見て〜、きれいだね」と、月の存在を伝えたくなるかもしれませんね。
一方、保護者が、我が子を見るときは、どうでしょう。ついつい我が子の「ないもの」「足りないもの」に目を向けてしまいませんか。
まるで煌々と光り輝く満月が美しく正しい姿であるように感じ、少しでも満月という完成形に近づけようと、子どもの姿を変えることに日々奮闘しているかもしれません。
変えられないものを変えようと頑張ることは、保護者も子どもも、育てにくさ、生きづらさを感じてしまいます。
三日月には三日月の強みがあり、満月には満月の役割があります。
どちらがよいとか悪いとかではなく、どちらも存在すべき姿なのです。
同じように、私たちのあり方もまた、一人ひとりの特性があるのです。100人100通りのあり方、生き方があります。だから、どちらが優れているとか劣っているとかを判断・評価するのではなく、ありのままを受け止める意識をしてみましょう。
心をラクにする子育て術〜その1〜
変えられないことを変えようとしている自分に気づきましょう。
三日月は三日月。決して、満月のような形や光になることはできません。
子ども自身のありのままを受け止められるようになると、子育てを楽しめるようになってきます。

Being、ありのままを認めてもらった子どもは、その輝きを増していきます。
「今の自分で大丈夫」と思えるような親子の対話ができるといいですね。
月よみヨッシーの子育てシリーズ
子育てをラクにする月よみ活用法(会話編)もあわせて、読んでみてください。
月よみヨッシーのラジオ番組「月に乗ってツキを呼ぶ」
番組の前半では月よみ、後半ではラクにする子育て術をお届けしています♪