月星座と対応する色が知っていた! 困った人間関係の対処法 ~番外編~
こんにちは! 月よみカラーカードセラピスト 改め、色で占う 月よみ色彩占術師 智香です。
さて、前回まで12の月星座について、それぞれが持つ「素の性質」と月星座に対応する色の性質を絡め合わせながら、自分も知らない「本来の性質」とはどのようなものか? ということをお伝えしてきました。
今回は、その番外編として12星座を色以外の側面から、グループ分けをして特徴をご紹介するとともに、それぞれの星座の恋模様についてお伝えしていきたいと思います。
日常生活の中で、「気がついたら恋に落ちてしまった!」というとき、それぞれの星座さんがどのような恋愛ストーリーを紡いでいくのか、「この恋、どうしたらいいの~~??」というお悩みのヒントになるような考え方についてもお話ししていきますので、「こうしたら上手くいくかもしれない」と恋愛に対して実験をするような気持ちで参考にしてみてくださいね。
すべての人が持っている、月星座と太陽星座の関係性とは

さて、番外編をお話しする前に、太陽星座と月星座の関係性についてお話ししておきましょう。
太陽星座と月星座、この二つの星座は、誰しも必ず持っている星座です。
ただ、太陽星座と月星座が同じ人もいれば、異なった星座の人もいます。
同じだからどう、異なっているからどうということはありません。
太陽星座とは、いわゆる一般的に「私、○○座です!」という場合の星占いに使用されている星座です。
あなたが生まれた瞬間に、太陽がその星座に位置していた、ということです。
燦燦と輝く太陽。
そう。その輝きのように、昼間の顔であり、社会に見せている顔、建前を表す顔であり、「私ってこういう人!」と自分で自覚を持っている自分の顔です。
月星座とは、あなたが生まれた瞬間に月がその星座に位置にしていたということです。
太陽とは反対に夜空にあがっている天体であり、つまりは夜の顔です。
夜の闇はすべてを覆い隠します。
隠れてしまっているので、自分で自覚することはなかなか難しい「自分の素の顔」。無意識の部分です。本音を表す顔であり、プライベート前回の顔です。
気を抜いた瞬間にふと見せる素顔。それが月星座の顔が出てくる瞬間です。
そして太陽は、メラメラと燃える心の闘志、人生の目標を表しています。
月はその太陽を下支えする、縁の下の力持ちです。
従って、太陽も月もどちらが欠けてもうまくいきません。
太陽と月がお互いに支えあい、パートナーシップを上手に築くことによって、あなた自身の自己実現がなりたち、太陽が持つ「人生の目標」を達成していくことができるのです。
夫婦関係で表すならば、行動的な父親が太陽であり、それを支えているのが月ということになります。
太陽は目標に向かって「GO!GO!」と行動的なのですが、ココロが折れた時、迷った時くじけた時に、愚痴を聞いてくれて精神的に支えてくれる存在が必要なのですよね。
それが、月ということです。
また、太陽は時には暴走してしまいます。その暴走を止めるのも、月の重要な役割なのです。
太陽星座と月星座の特徴を活かすとは、太陽星座の特徴を活かして具体的に行動を起こしていく一方で、疲れた時、迷ったとき、つらい時には月星座の特徴を活かして自分自身を心身ともに休めるということです。
そして休んだら、また行動を起こしていくのです。
そのためには、自分の太陽星座の特徴と月星座の特徴を知っておくことがとても必要になるのです。
自分の中に宿る、太陽星座と月星座をうまく活かして心地よい人間関係を築き、物事が循環する輝く人生にしていきましょう!
12の月星座 ~エネルギー方向~ と行動~
最初のグループ分けとして、星座を2つに分類してみましょう。
12星座は男性星座と女性星座に分けることができます。
男性、女性といっても一般的に表される「性別」ではなく、エネルギーの方向を表しています。
男性星座とは、能動的であり、積極的であり、楽天的です。
積極的に行動を起こすため、周囲に多くの影響を与えます。
つまり、エネルギーの方向は、「外へ外へ」の外向きです。
短期間に集中して、目標へ向かって、「GO!!!」と、突っ走っていってしまいます。
ただ、人間でもそうですが、全力でずっと走り続けることは不可能ですよね?
従って、エネルギー切れ、スタミナが切れるのも早いことが特徴です。
女性星座とは、受動的であり、消極的です。
受け身姿勢が強いため、周囲から影響をとても受けやすいです。
エネルギー方向としては、「内へ内へ」の内向きです。
エネルギーが内側へ向いているため、とても思慮深く、時間をかけて目標を達成していくことが得意です。
持久力があり、スタミナも十分あることが特徴です。
もちろん、男性星座と女性星座、どちらが良くてどちらが悪いということはありません。
どちらにも長所があり短所があります。得意なこと不得意なことがあります。
男性星座がピッチャーとすれば、女性星座はキャッチャーです。
どちらもお互いに支えあい、必要な存在ですね。
そして、男性星座に属している星座は、おひつじ座・ふたご座・しし座・てんびん座・いて座・みずがめ座です。
女性星座は、おうし座・かに座・おとめ座・さそり座・やぎ座・うお座です。
エネルギーの方向、自分が積極的に行動するタイプなのか、消極的な受け身タイプなのかがわかったところで、次はさらに細かく分類し、12月星座を3つのグループに分け、行動についてその特徴をみていきましょう。
12の月星座 ~行動~

行動の特徴とは、ズバリ!「動き」です。
始めることが得意なのか、継続することが得意なのか、変化させたり終わらせたりすることが得意なのか、ということです。
恋愛においては、そのすべてが必要で、どれが欠けてもその恋は残念な結果となってしまうかもしれませんが、始まることが得意だからといって継続することはできないというわけではありませんのでご安心ください。
これまでのシリーズでもお話ししてきたように、月星座というのは「こういう面が強く出ますね」ということで、それ以外の特徴が全く無いという事ではありません。
強く出る面(特徴)を知っていることで、他の面とのバランスをコントロールすることができるのです。
「動き」を3つに分類すると、「始める」・「維持する」・「変化する」に分けることができます。
「始める」とは、活動するということ。
月星座においては、「活動宮の星座」と呼ばれています。
活動する、始めるとは、新しいことをスタートさせることであり、新しい場所に飛び込んだり、先が見えない状況でも前へ前へと進むことができるような行動力があります。
非常に活発な性質です。
考えるよりは、まず動く! ということが非常に得意です。
好きになったら、後先を考えず、まずは「好きです!」と伝えてしまいますね。
ただ、活動といっても、色々な場面があります。
個人での活動、社会での活動、グループでの活動などなど。
「1人の世界」から「全世界」という大きな集団まで。
月星座によって、どれくらいの規模の中での活動が得意なのかは異るのです。
活動宮に属する月星座は、おひつじ座・かに座・てんびん座・やぎ座です。
この月星座に属する人たちは、恋愛においても常に「新しいこと」を見つける視点で物事を見ているため、好意を寄せる相手ができ、相手のことを「知りたい! 知りたい!」という発見ばかりの時期は、毎日がワクワクとドキドキでいっぱいになります。
ただ、相手のことがある程度わかってきて、相手の中に「新しいこと」が見つけられなくなり、デートをしても「同じことの繰り返し」が続くと、キラキラしていた相手との関係が、一気に色あせて見えてくることもあります。
そんな時は、気分転換を取り入れてみたり、今まで二人で行ったことのない場所に行ってみたり、刺激や発見を取り入れることで、恋愛持久力も持続されるかもしれませんね。
次に、「維持する」です。
動きの中で「維持する」とは、誰かによって始められたことを、定着させたり安定させたり、その物事を動かないようにさせる動きを表します。
月星座においては、「不動宮の星座」と呼ばれています。
物事を維持するということは、その場やその状況に留まるということです。
そのため、非常に保守的な面が多く、変化をすることに抵抗があります。
そして、「守ろう、守ろう」という気持ちがとても強いため、その行動は時には頑固に見えることもあり、何かにこだわっているようにも見えるのです。
「梃子でも動かない」という言葉が、非常にピッタリくることが大きな特徴です。
ただ、何を保守的に守るのかは、月星座ごとに異なります。
目に見える「物・物質」を守るのか、「自己表現」を守るのか、自分の中にある「信条」を守るのか、あるいは「ライフスタイル」を守るのか、目に見えるものから目に見えない心の中のことまで、それぞれ守りたいものは違うのです。
不動宮に属する月星座は、おうし座・しし座・さそり座・みずがめ座です。
この月星座に属する人たちは、変化を嫌い現状維持を最善とするため、例えば「相談にのってもらっていたら、好きになってしまった!」という場合は、とても困ってしまいますね。
今後どうしたらいいのか、気持ちを伝えるのがいいのか伝えないほうがいいのかという、「好きになってしまった気持ちを伝えることで、相手との関係が変わってしまう」という現状からの変化に対してとても悩んでしまいます。
あるいは、「結婚したいけど、共同生活ということは、今の生活から変わってしまうんだよね……」というライフスタイルに変化が起こることにためらいがあり、なかなか現状から抜けられないという場合も多々あることでしょう。
そんな時には、現状を無理矢理変化させる必要はありません。
ためらいがあるのならば、自分の中で納得がいくまで考えて、「不安がある」という自分の気持ちを大切にして、そして決断をしていけば良いのです。
不動宮の月星座さんは、「維持すること」がとても得意です。
そのため、決断をするためには時間がかかるかもしれませんが、一度決めてしまったことは、簡単には諦めずに続けていく持続力があるのです。
恋愛も、相手とのお付き合いを開始するまでには時間がかかるかもしれませんが、お付き合いが始まってしまえば長くお付き合いが続く関係になることが多いのです。
最後の動きは、「変化する」です。
月星座においては、「柔軟宮の星座」と呼ばれています。
変化とは、常に変わり続けている流動的な物事や状況に対して、柔軟に対応し、自分を合わせ、適応していくということ。
人間関係においては、「人のココロ」が関係していますので、まさしく変化の連続なのです。
コミュニケーションを円滑に行う上で、いかに無理なく自分自身を順応させていくか、これが非常に重要なこととなってきます。
一言で「柔軟」といっても、何に柔軟であるのかは、月星座ごとに異なります。
情報に柔軟なのか、仕事に柔軟なのか、思想に柔軟なのか、人情に柔軟なのかということです。
例えば、情報に柔軟という事であれば、メディア・SNS・口コミ・広告などなど、色々な媒体から情報があふれている現代社会の中で、自分の中に何を取り入れて、その情報に対して自分自身がどう対応していくのかという臨機応変さがあります。
例えば、「クリスマス! 男性(女性)が喜ぶ3つのこと!」などという情報に対し、そのまま実践するのか、自分なりに嚙み砕き相手のことを想像してみて実践するのか、という違いですね。
柔軟宮に属する月星座は、ふたご座・おとめ座・いて座・うお座です。
この月星座の人たちは、「聴き上手」といわれたり、他人の考えを優先したり、状況を見てから動き出すということが大きな特徴といえます。
あまりにその姿勢が自然であるため、柔軟宮の人たちが悩みを抱えていても、「1人で解決できる人」と見られていることも多いようです。
恋愛においては、あまりに相手に合わせすぎてストレスを溜めないように心がけることも重要です。
普段から相手に合わせているため、時々は自分の主張をしてみてもいいかもしれませんね。
12の月星座 ~月星座ごとに持っている気質~
さて、月星座をさらに細かく分類し、今度は4つのグループに分けて見てみましょう。
4つのグループとは、月星座の気質ごとに分類するものです。
「火」「地」「風」「水」に分けることができます。
「火」のグループとは、熱く燃える炎のごとく、熱量が高めでエネルギッシュ、情熱がありとてもポジティブな月星座の方々です。
このグループに属している月星座さんは、おひつじ座・しし座・いて座です。
おひつじ座さんは、とにかく負けず嫌いで「我先に!」という傾向がとても強いです。
そのため、特に恋愛初期段階では、好意を持った相手には、積極的にアピール! アピール! 「他の誰でもなく、私を見て!」という、この世界には私とあなただけという状況になることがあります。
また、しし座さんは情熱をベースにして、そこに気高きプライドとリーダーシップが加わります。
そのため、「俺(私)についてこい!」モードが常に行動に表れています。
アウトドア派のしし座さんと、インドア派の人間がお付き合いをすると、「なかなか合わせてくれない」という言葉が出てくるのは、こういう性質があるからなのです。
しし座さんに対しては、目的を明確に示して、そのために「私を引っ張っていって! 頼りにしているから!」と言うと、俄然やる気になってプランを立ててくれるかもしれません。
そして、いて座さんは、自分が興味のあることにだけ情熱を注ぐことが特徴です。
傍から見ていると、その熱量の差は明らかです。
従って、人に恋をした場合、相手のことが知りたくて知りたくて質問攻めにしてしまいます。
自分が行きたいところへは率先して連れていきますし、興味にない場所では明らかにつまらなそうにしてしまいます。
デートのときに、この態度が出てしまうと、相手の気持ちを害してしまうこともあるため、少し気を付けたい部分でもありますね。
ただ、もともと太陽のように明るく前向き気質がありますので、興味がない場所であっても、楽しい会話でその場を盛り上げる状況を作ることができるため、相手の心の中には、「楽しい時間だった」という印象を残すことができますね。
次に「地」のグループです。
「地」のグループとは、大地のイメージからもよくわかるように、何事にも揺るがないどっしりと構えていて、とても広い広い懐を持っている月星座の方々です。
このグループに属している月星座さんは、おうし座・おとめ座・やぎ座です。
おうし座さんは、牛が食べ物を何度もかみ砕いて飲み込むように、何事にも反芻して繰り返し繰り返し考えてから行動をします。
従って、とても忍耐強く、恋愛においても周りから「絶対にお互いに想いあっているから大丈夫!」などと言われても、「本当にそうだろうか?」と、じっくりと相手の行動や発言に注目して考えます。
また、お付き合いが始まってからも、決して軽々しい行動は起こしません。
盛り上がっている場面でも「ノリ」で行動することが無いため、相手からは慎重で真面目な人だと思われることも多いでしょう。
ただ、時と場合によっては、その慎重さが「頑固だ」と思われることもあるので、時にはちょっとだけ羽目を外して行動してみるということも大切ですね。
おとめ座さんは、「おとめ」と呼ばれるだけあり、男女問わずとてもピュアな性質です。
そのため、正直で真面目で何でも完璧にこなさなければいけないと思っている面があります。
その完璧主義な部分が自分だけに留まっていれば、「純粋で真面目な人だな」と、相手から好印象を受けますが、人にも完璧を求めてしまうところがあります。
おとめ座さんにとっては、完璧なのが「当たり前」なのです。
しかし、人間はどうしても不完全な生き物です。
何から何まで完璧に物事を進められるわけではありません。
時には失敗もするし、忘れることだってあります。
恋愛や結婚においても同じです。
「洗濯がそのままだ」「服を脱ぎ散らす」「約束の時間に遅れた」など、付き合いが長くなればなるほど、色々な不完全な部分が見えてきます。
そんな時には、相手に完璧を求めるのではなく、生まれ持ったその懐の深さや広さ、大きな心で「こういうこともあるんだな」と、思うように心がけると良いでしょう。
元々、責任感が強いタイプなので、相手の失敗を自分の責任のように感じてしまいがちですが、相手の失敗は相手の問題です。
自分の中で、そこを明確にすることができれば、神経質になることもなく、どっしりと構えていられるでしょう。
やぎ座さんは、草食動物のヤギのようにとても静かな存在です。
草を食べるという部分では、おうし座さんと似ている面もありますが、牛のように反芻を行うことが無いため、繰り返し深く考え込んでしまうということはありません。
ただ、草食動物の天敵は肉食動物です。
常に食べられないように警戒しながら生きています。
そのため、やぎ座さんはとても慎重に石橋をたたいて渡るような行動を起こします。
「進んでも大丈夫かな? この相手は安全かな?」と、人と接するときにも1つ1つ確認をしながら進んでいきます。
恋愛においても、自己主張をすることもなく、自分の中で常に何かを確認しながら行動を起こしていますので、関係が確立してしまえば相手からもとても信頼される存在となるでしょう。
次は、「風」のグループです。
「風」のグループとは、そよ風も強風も暴風もあるように、時には吹き荒れ時には気持ちよく感じさせますが、風であるため、一か所にとどまらず常にあちらことらへと自由に飛び回っていたい! そんな特徴を持っている方々です。
このグループに属する月星座さんは、ふたご座・てんびん座・みずがめ座です。
ふたご座さんは、「ふたご」という名前がついているだけあって、どこか二面性を感じさせます。
それは、とても頭が切れる人でもあるからです。
風がサーっと吹いていくように、頭の中の考えや情報も、サーっとすぐに処理されてしまい、結論や回答が早く、さっき悩んでいたかと思ったらもう答えが出ていたなんてことも多々あります。
そのため、ついさっきのあなたと今のあなたが違う人物のように見えてしますのです。
恋愛は、あなたと相手と二人の世界で起こります。
また、結婚となれば家族がいて、その人たちを取り巻く人がいて……と、もっと広い世界の出来事です。
「私(俺)はこうする!」という考えも大切ですが、相手や周りのことも視野の中に入れる心掛けも円満な関係を築く上でのポイントとなってきます。
てんびん座さんは、てんびんが常にバランスを取っているように、非常にバランス感覚に優れています。
物事を冷静に、そして客観的に見ていますし、客観的に物事を見た視点から判断を下して発言をします。
風が吹くということは、その場所が乾燥するということでもあります。
エアコンの風や冬場の低気圧からの強風などもそうですね。
つまり、恋愛や人間関係において、「当たり前」と思って発言をした、その判断そのものが相手からは「冷たい人」と、受け取られる場合もあるのです。
「もっと私のことも考えてよ!」と、相手から言われた経験がある方も多いかもしれません。
ただ「冷静に判断をする」というだけではなく、今が「自分と相手にとってどういう状況なのか?」ということも含めて判断をして言葉がけをすると、とても良い関係ができるでしょう。
みずがめ座さんは、良くも悪くも本当に個性的です。
常に明るく楽しくポジティブで、ユーモアにあふれてるため、「楽しそうな人」という面に好意を持たれることも多いでしょう。
そのため、「常にモテている」と周りの人からは見られています。
ただその一歩で、みずがめ座さん自身は、自由人であるため束縛されることが非常に苦手です。
お付き合いは簡単に始まりますが、「この日は会える?」「今何しているの?」など、自分の行動が制限をされているように感じると、好きだったはずの相手への好意も途端に冷めてしまいます。
まさに風がピューっと吹くように、パッと付き合ったかと思えば、ピューっとどこかへ行ってしまってお付き合いが終了……ということも多々あります。
みずがめ座さんが恋愛や結婚において関係を長続きさせるためには、その「自由」を寛容に受け止めてくれる相手を見つけるということがとても重要になってきます。
最後に、「水」のグループです。
「水」のグループとは、川の水が流れるように、上から下へと落ちてくる滝のように、常に何事も流すことができる、何だか一緒にいると安心するし、癒しを感じさせる、そんな方々です。
このグループに属している月星座さんは、かに座・さそり座・うお座です。
かに座さんは、カニが卵をずっとお腹で抱えて育てるように、相手への思いやりをとても大切にします。
ちょっとくらいの環境変化にはすぐに適応し、とても優れた「環境適応能力」があります。
相手のことを優先しているため、自分の考えはあまり口に出して主張することはありません。
恋愛においても、そういう部分で相手に安心感を持たれることも多いでしょう。
ただその一方で、「考えを言葉で伝えてほしい」という人がパートナーである場合には、気持ちがわからないというすれ違いが生じることもあります。
たまには思い切って「好き!」と言ってみる。
普段そんなことを言わない人が、時々そんな言葉を口にすると、相手にとってはとても嬉しいものなのですよ。
さそり座さんは、非常にミステリアスです。
といっても、ミステリアスに見えているのは、さそり座さんが非常に用心深く、自分を表に出さないためです。
「こんなことを言ったら、相手はどう思うだろうか?」「今、相手は何を求めているのだろうか?」と、言葉を1つ発するときにでも、相手の心の内側を非常に気にします。
そのため、言葉数が少なくなり、結果として「ミステリアスな人」という存在になるのです。
水のグループの特徴でもありますが、「ベッタリ」といった関係がとても好きです。
つまり、「好きになったら、この人だけ!」という視点を持っています。
さそり座さんの心の葛藤は、本心は「好きな人と一緒にいたい」のに、自分の気持ちを表現できないために相手からは「あまりくっつかないほうがいいかな……」ともって、距離を置かれてしまうところです。
場合によっては、「気づいたら、あの人は他の人とお付き合いしていた……」ということも起こってきます。
同窓会の一場面であるような、「実は、昔、あなたのことが好きだったんだ」という状況です。
自分が後悔しないためには、今、どうしたいのか?
その意識を少しだけでも持つことで、さそり座さんの恋は前へ進むかもしれませんね。
うお座さんは、とにかく繊細です。
「こんなところまで気がつくの!?」という周囲の人がビックリするような部分まで気を遣って見ています。
そして、人に尽くして人を癒す、そんな天性の素質を持っています。
そのため、うお座さんと一緒にいる人は「なぜだか癒される」と、感じています。
うお座さんの近くで疲れ切った心と体を癒し、エネルギーを充電したらまた「頑張ってくる!」と、出かけていくのです。
そんな人たちを、やさしく思いやりを持って見守っています。
ただ、そんなうお座さんの心は、実はとても不安定になりやすいのです。
コップの中で水がユラユラと揺れるように、常に気持ちがユラユラと揺れているのです。
人を癒すことも喜びである反面、元気に相手が出ていってしまうと自分は一人ぼっち。
そんな状況がとても苦手です。
そんな特徴を持っているうお座さんが、恋愛や人間関係を上手に築いていくポイントは、恋愛や結婚であれば「パートナー」、人間関係でいえば「癒されに来る誰か」以外の存在で、自分が安心することができる存在を見つけることです。
両親や家族、友人・知人、同僚、習い事や趣味の合う人など誰でも構いません。
日頃から、誰かを癒している自分の心を癒してくれる存在を見つけるのです。
そうすることで、揺れている気持ちも安定し、あなたを取り巻く人間関係もとても心地よいものとなります。
恋愛や結婚生活で月星座を活かすには?

さて、ここまで月星座を2つのグループ、3つのグループ、4つのグループと一段階ずつ細かい分類へと細分化してきましたが、皆さんは自分の月星座の特徴が何となくイメージがつきましたか?
恋愛というのは、一人でできるものではなく、必ず「相手」が存在します。
相手のことを分かっているつもりでも、相手は自分とは違う存在です。
人と人とが関わりを持てば、思わぬ喜びもあれば、思ってもみない悲しみや悩みが発生したりもします。
いきなり想定外のことが起こるなんてことは、しょっちゅうです。
「そんな一面もあるの!?」と、驚かされることもあります。
まさに気持ちの中は、ジェットコースターのように浮き沈みもしますよね。
そういう、想定外の出来事に驚き、動転した時に不意に顔を出すのが、月星座の性質なのです。
従って、恋愛をすると「自分の知らなかった自分がいる」「私が私ではないみたい」という気持ちになるのは当然のことなのです。
そして結婚をすれば、「非日常のような結婚生活」は次第に「日常生活」となり、自分の「素の顔」が当たり前のように出てきます。
「結婚したら、付き合っているときとは別人になってしまった」「付き合っているときはこんな風ではなかった」と言われるのは、むしろ当たり前のことなのでしょう。
なぜなら、表向きの顔(太陽星座の顔)と、素の自分の顔(月星座の顔)を誰もが持っているのですから。
普段は、太陽星座のうお座さんが顔を出し、「何でも大丈夫よ~~」というすべてを受け入れてくれるような癒しの存在である人が、恋に落ちて、想定外の出来事が連続して起こっているうちに、月星座のおとめ座が顔を出し、「ちょっと待って! これはこうして、キチンとしていかなくては!」と、ノンビリさはどこへやら……。
ガッチガチの完璧主義者に大変身! ということもよくあることです。
一見おとなしそうに見えていた人が、恋愛に対しては凄く積極的! というのも頷ける話です。
もちろんこれは、皆さん自身にも当てはまることですし、あなたが好意を寄せている相手にも当てはまることです。
男性星座と女性星座、活動宮と不動宮と柔軟宮、火と地と風と水、それぞれどの区分にも長所があれば短所があります。
長所は相手からは好印象を持たれる部分になり、短所は意識しておくことで控えめにしたり、「こういう部分があるんだよね。ごめんね。」と、相手とトラブルや喧嘩になる前に対処することも可能です。
「恋は盲目」です。
「この恋、何とかしたい! この人と一緒にいたいの!」と思うのは、相手を好きになれば当然に湧いてくる気持ちです。
そう思うからこそ、深く悩んだりもするし、相手の考えや気持ちがわからなくなります。
そんな時に思い出してほしいのが、月星座の特徴です。
月星座の特徴から、相手へのアプローチの方法がわかってくることもあります。
相手と自分の気質を知ること。
それが、相手への思いやりの気持ちを育むことにもなります。
恋愛や結婚で大切なのは「想いやり」。
「思い」は頭で考えることですが、「想い」はココロで感じること。
相手と自分の気持ちを想いやり、受け入れることができれば、あなたと相手の関係はきっと円満に進んでいきますよ。
ぜひやってみてくださいね。
最後までお読み頂きありがとうございました。
それでは、またお会いできますことを楽しみにしております。
月よみ色彩占術師 智香でした。
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