カラダは小宇宙!?「月リズム・バランスコンディショニング」 姿勢と呼吸 編

こんにちは!
ココロとカラダと自然をつなぐウェルネス健康トレーナーの森 雫(もり しずく)です。

健康のキーになるのは運動、栄養、休養、そして人間関係を含む生活環境です。
「月リズム・バランスコンディショニング」とは、それらの要素を軸に、身体の循環とバランスを整える誰でもできる簡単なセルフマネジメント&ケアです。

月のリズムを生かし、みなさんがイキイキと幸せを感じながら毎日を過ごし、元気と笑顔が自然と湧き出るココロとカラダづくりを応援していきます。

少しずつ春を感じることが多くなってきましたね。明日は、いて座の下弦の月。下弦の月は半分お月様、 ここから新月にかけては手放しに最適な時期となります。

各星座にはそこに含まれたエネルギーの流れや性質がありますが、いて座は常識的な価値観や世間の風潮に流されない強い自我をもっている星座です。未知の世界への冒険心や真理の探求心も強い一方で、不注意や気まぐれ度が高く心変わりやすい面もあったりしますが、自分の理想に近づいていくパワーに溢れます。

いろんなスタートの多い春に向けて、規定概念にとらわれた思考(アタマ)や感情(ココロ)、今の自分にフィットしない常識や価値観を手放し、自由度の高い広い外側の世界から改めて自分の本質へ矢を放っていく時。

自分が本当に大切にしたい的(まと)へジャストミートできるよう、3月3日のうお座新月まで、そこに必要のないものをどんどんデトックス(排出)していけると宇宙の流れにのっていきやすくなります。

身体の物質的なデトックスにはミネラルファスティングがおすすめ。興味のある方はこちらへ。

思考や感情のデトックスには、「自分軸」という基準が必要です。

そこで今回は、みなさんが身体についての全体を見渡し「軸」を整えるヒントになればと「身体と思考と感情、そして宇宙との関係」についてご紹介していきます。

「人間は星だ!」と言っておられた解剖学者であり医師でもある三木成夫先生の世界観をもとにし、トレーナとしての私の実感も込めた身体考察です。

私たちの身体がアタマ(脳)の動物的回路とココロ(心臓)の植物的回路の融合であり、宇宙のリズムと共に生きる生命のリズムが刻まれているという古代の哲学者アリストテレスに起を発する壮大な説。

そこから小宇宙としてのカラダに想いをはせて、セルフコンディショニングへつなげていきます。是非、最後までおつきあいくださいませ。

アタマとカラダの関係・動物的回路

人間は動物です。動物とは動くもの。
動物だけにある体の機能としては、「感覚」→「伝達」→「運動」の流れがあります。

五感により外からの情報が体の中に入ってきて(感覚)、それが神経を通じて脳に伝わり情報処理される(伝達)。そしてそれが骨や筋肉による身体の動きとなっていく(運動)流れです。

動物的回路は、全体として身体の外側を形づくっています。
その司令塔は「脳」(アタマ)。

人間の脳からは「意識」や「思考」が生まれ、人間ならではの社会生活を営むことが出来る一方で、「目先の動きに振り回される」ということが生じます。そこがのちに説明をする生命の本質、人体の基本である植物的身体との誤差を生む原因ともなっているのも実感することもあるのではないでしょうか。

この人間の外側を司る動物的回路、動きのコントロールがスムーズにいくためには、まずは身体的には、骨盤から背骨を通じて頭につながるラインが整っていることが前提となります。脳や神経がつながり、筋肉や骨が動きやすい状態を保つことが必要です。

逆を言うと、私たちの毎日の動きは、私たちの身体の中の動きの軸となっている「姿勢」にあらわれます。

さらにいうと物質的な姿勢もそうですが、考え方の意識の傾向も、身体にとても反映しているなといろんな方の身体を見ていて感じています。

筋肉の硬さや柔らかさ、関節の動きは、いつもの動きのくせやどこを多く使うかという生活スタイルからやってきますし、動きのもととなるものごとに向き合う姿勢は、口ぐせや行動にあらわれているのです。そのため「身体は生き方の履歴書」ともいわれます。

ですので、動物的回路つまり感覚~運動へのアタマとカラダをつなぐキーポイントは、「姿勢」にあると私は考えています。

ココロとカラダの関係・植物的回路

いのちの基本となっているのは、植物的回路です。「吸収」→「循環」→「排出」の入口から出口への流れです。芽が出て膨らんで、花が咲いて種になってまた新たな始まりへ。

生きるための栄養やエネルギーは口や鼻、肌を通して体の外から取り入れます(吸収)。

食べるのは「消化系」、息をするのが「呼吸系」、の2つの入り口があります。

身体の中ではいろんな代謝が起こり、血液やリンパ液、脳脊髄液などの液体にのって体中を巡りながら、生まれては壊れることを繰り返し、状態を保っていきます(循環)。

そして必要のないものは便や尿、汗や髪や爪などの出口を通して外に出されていきます(排出)。

またもう一つ生き物に重要な植物的回路は、「種の存続」を目的とした「生殖器系」があります。

精子と卵子の出会いから始まる子宮の中で、胎児と母がへその緒でつながり循環し育まれ、赤ちゃんとして独立して誕生(出産・排出)するまでの生命の流れです。

女性の生理のサイクル、男性の精巣の成熟もここに含まれます。女性は出口が3つ(消化系・泌尿系・生殖系)、男性は出口が2つで泌尿系と生殖系の出口が同じです。

この身体の内側を支配するふたつの入り口と出口のある栄養と生殖の植物的回路に一番関わっているのが「感情」(ココロ)です。ココロは、「意識」とは別の、意識にのぼらないふつふつと湧きあがる、そこはかとない心の動きとここでは定義します。

三木成夫先生は、動物的なカラダは「感覚・意識」「近くで起こっていることの情報を集約する能力」「しくみに向かうもの」としました。それと対比して、植物的なカラダは「観得」「遠くの世界や太陽や月の運行による情報を察知する能力」「かたちに向かうもの」と表現されています。

また、植物的なカラダは「内臓という一本の管」に集約されるともおっしゃっています。
カラダの外に出てくる「大便」「うんち」に心が宿っていると考えていたそうです。その「大便」大きな便りは太陽や月の運行によって生まれているとし、ウンチを「握れ!」という過激な発言もあったとか。その真意は手のような具体的な触感をもって心や宇宙に触れることが大事だということのようです。

内臓と感情の関係は東洋医学、中医学などでも関係性が言われています。しかし内臓を感じたり意識に上げていくことはなかなか難しいですよね。感情もコントロールが難しかったりもします。

ですので、植物的回路を意識化していくためには、ココロとカラダのキーポイントを「消化器系」よりは、もうひとつの入り口である「呼吸系」に置くとわかりやすいと思います。

外と内をつなぐ「呼吸」
呼吸を通じて「いのちのリズム」を感じる

「呼吸」は外側の身体である横隔膜を中心とした呼吸の筋肉と自律神経を通じてアタマと内臓ともつながりを持ち、ゆったりと私たちの内側を感じさせてくれるもの。ココロとカラダをつないでアタマもすっきりさせてくれる「瞑想」「ヨガ」などの効果をあなたも実感したことがあるかもしれません。

「呼吸」は自分の中の小宇宙を感じるキーポントとなります。

内臓が小宇宙!?いのちが共鳴する宇宙のリズムとの関係

三木先生の植物的回路が宇宙とつながっているというところは、月よみ師としては大変興味深く、もうすこしだけ触れておきます。

すべての生物は、太陽系の諸周期と歩調を合わせて「食と性」の位相を交代させる。動物では、この主役を演ずる内臓諸機関のなかに、宇宙のリズムと呼応して波を打つ植物の機能が宿されている。原初の生命球が“生きた衛星”といわれ、内臓が体内に封入された“小宇宙”と呼びならわせるゆえんである

三木成夫『内臓とこころ』河出書房新社刊

そして三木先生の世界観を解説した『人体5億年の記憶』の著者である布施英利さんはこの部分についてこう言っています。(要約)

生き物には個体を成長させるための「食」の時期と、子孫を残し種を存続させる「性」の時期がある。この食と性は、季節も時期もなくいつも行われるのだが、本来生き物はサケが産卵のために生まれ故郷にかえるように、宇宙のリズム、つまり1年の四季のリズムとともに生きる生命のリズムがある。三木はその「食と性のリズム」を植物の場合は成長反繁・開花結実といい、それを山並みが続くような形の図に描き、その生命が奏でるリズムについて熱く語ったりしていた。「生きた衛星」という言葉を使い、生物は星であるとも言っていた。

布施英利『人体5億年の記憶:解剖学者・三木成夫の世界』海鳴社刊 より要約

私はこれを読んでいて、「この内臓が体内に封入された“小宇宙”」とは、細胞レベルのミトコンドリアがいる細胞壁内や腸内フローラの腸内細菌との自分以外との生き物との体内共存の世界を思い浮かべました。

そして 人間のエネルギーを作り出してくれたり、免疫力を調整して私たちを活かしてくれている自分の中に住む自分ではない生き物がいる「細胞」や「腸(大きく言えば内臓)」と、太陽や月などの宇宙の動きが呼応することで、人間である私たちのカラダやココロが反応する。だからこそ月や季節のリズムと共に生きることが私たちにエネルギーを与え調律してくれるのではないかと、改めて考えたりしたのでした。

いのちのリズムの共鳴、共存共栄の調和する世界が私たちの身体の中に「ある」と思うと、ワクワクムズムズしてきませんか?(笑)

小宇宙を感じて、自分軸・調律エクササイズ

最後に動物的回路のキーである「姿勢」と植物的回路のキーである「呼吸」を統合するアタマ・ココロ・カラダが整うエクササイズで「自分軸」を整えていきましょう。

【自分軸・調律エクササイズ】

① 椅子に座って、腰に手を当て息を吐いていきます。頭のてっぺんから始まり、次はあごを下に向け、ひとつひとつ背骨のライン(背中)を上から順番に丸くしながら、少しずつ吐きます。最後はお腹が薄くなり少しくぼみが出来るくらいまで吐いていきます。腰の手が少し内側に入っていくような感じです。最後全部吐きるまで、吐く息を下腹で円状に練っていくようなイメージをしながら続け、吐ききったら少し止めます。

② 今度は骨盤を起こしながら、ゆっくりと鼻から息を吸いましょう。背骨の下の方から一つ一つ積み上げていくようにして背筋をたてながら吸っていきます。背骨の下から順番に頭の上の方まで呼吸を身体全体に満たしながら起きていくイメージです。腰に当てた手が前と後ろと横、全体に広がります。最後はあごを上げてより背が高くなり上を向くようにし、身体全部に呼吸が満ちたことを感じます。

③ この①~②のながれを繰り返し、頭から下腹、そして下腹から頭への呼吸の流れに集中して自分が整っていく感じがするまで続けます。身体の中を上から下、下から上の呼吸が背骨を通じて動きながら変化していくのを感じてみましょう。

エクササイズを終えたらお外を見ながら、空と今ある自分に感謝をし、ゆったりと深い呼吸をいれる時間を持つとさらに整いやすくなります。森の中、夜空の下でなど自然を感じる環境でやってみると、宇宙とのリズムも感じやすいかもしれません。

植物たちは芽吹き、花開く準備を進めています。
あなたの小宇宙が広がって、あなたらしく輝くための出逢いや機会が訪れる春となりますように!

参考引用文献
三木成夫『内臓とこころ』『生命とリズム』河出文庫
布施英利『人体5億年の記憶~解剖学者・三木成夫の世界~』海鳴社

最後までお読みいただきありがとうございました。

あなたの持つ可能性をミクロの細胞レベルからマクロの宇宙の視点まで幅広く見つめながら開花させ、健康になりたい・若々しく元気を維持したいという方々へのホリスティックサポートを行っています。心地よいアタマココロカラダから素敵な未来を編み出していきませんか!
→ SmiRing♡Harmony

月よみ師のプロフィール

森 雫 月よみ師
健康パーソナルトレーナー
ファスティングマイスター
東京・世田谷区在住

自然と子供好きが高じて、福祉・環境教育・旅行業に携わる。
出産を機に身体の可能性に魅せられ、解剖学や生理学を学びトレーナーの道へ。

家族の生死をさまよう病気や障害と向き合い「生命の本質」を求め体当たりする中で気づく。

健康の3要素といわれている運動、栄養、休養だけではうまく機能しない。
自己蘇生力が開花するポイントは、宇宙や自然と共にある!

そんな中、月よみに出会い、ココロとカラダのつながりを学ぶ。

現在はその人本来の姿に「今」を近づけ、本当の健康と心底からの笑顔を手に入れるためのホリスティックな身体づくりのサポートをしています。

生きとし生けるものに湧き上がるエネルギーを♬