新月に願いを。親子で人生のゴールを設定しよう
共育受験コーチ、月よみヨッシーです。
3月3日、魚座で新月を迎えます。
月よみでは、
新月には、願いを
満月には、感謝を
とお伝えしています。
ゴールが明確になると、学習にもやる気が生まれてきますね。
新年度が始まる前のこの時期に、ゴールが設定できると、新年度は、軽やかにスタートできます。
今回は、「SMARTゴール」をご紹介しますね。
新月当日でなくてもよいので、ぜひ、お子様と一緒にゴールを書いてみましょう。
SMARTゴールとは?
「SMARTゴール」とは、ジョージ・T・ドラン博士が提唱した法則で、目標を決める際に押さえておきたい5つのポイントの頭文字を取ったものです。

「SMARTゴール」とは、この5つのポイントを満たしたゴールのことになります。
今回は、新月の願いにこの目標設定を活用しようと思います。
Spesific:具体的であること
1つ目のポイントは、具体的であること。
「ダイエットしよう」「高校に合格する」と曖昧な表現ではなく、明確で具体的な設定をすることです。
そのために、意識してほしいことは、「5W1H」です。
WHO:誰が、WHAT:何を、WHEN:いつ、WHY:なぜ、WHERE:どこで、HOW:どのように、と書くことで明確で具体的な目標が書けます。
Measurable:測定可能であること
2つ目のポイントは、測定可能であること。
数字で確認できる目標になっているかということです。
「いつまでに」や「目標点数」など具体的に数値化することで、達成感が生まれやる気にもつながっていきます。
Attainable:達成可能であること
3つ目のポイントは、達成可能であること。
ゴールの設定が低くなりすぎていないかを注意が必要です。
新月への願いは、大胆に書いても大丈夫です。
その上で、その願いに向かって今実現できる行動を考え、実行することが大切です。
継続していくためには、毎日の小さな成功体験が必要で、それが、やる気へとつながります。
成功体験は、行動から生まれ、その積み重ねが目標へと近づいていくのです。
Relevant:自分の価値と強みに合っていること
4つ目のポイントは、他人に流されていないかどうかです。
本当に、自分の心の声であるかどうか。
誰かや何かに遠慮した目標になっていないかを見極めてください。
他人の評価を恐れず、自分に正直な思いを書いてくださいね。
人生は一度きり。自分の人生は自分自身が主役なのですから。
Time:期限付きであること
最後の5つ目のポイントは、目標には期限を決めるということです。
ここでも、曖昧な表現は避けることです。
「夏までに」ではなく「2022年8月15日までに」と具体的に設定しましょう。
「いつか」では、夢は叶うことはありません。
お子様と一緒に書いてみよう
親子で一緒に夢を語り合う時間を持てるといいですね。
紙に書くことで、自分自身の想いや方向性も明確になってきます。

お子様が「えっ!ありえない」と思えるような願いを話しても、決して否定しないでくださいね。
お子様自身が、自分で考え自分で行動できるスキルを育むことができます。
日々の実践で、小さな成功を体験をできると自信につながっていきますね。
保護者自身もまた、日々に目標に向かって行動していくことは、自分自身の成長にもつながりますし、その背中を見ながら育つお子様も心強いですね。
「あなたはどうしたい?」
「なぜしそれがしたい?」
「どうやったらそこに到達できると思う?」
ぜひ、夢を膨らませながら、親子の対話を楽しんでくださいね。
心がワクワクする「SMARTゴール」ができましたか?
さて、何から行動しましょうか