月からあなたへの贈り物 vol.4

こんにちは。月よみ師®の静花です。

春分が過ぎ、春本番となり各地で桜の花の便りを聞く頃となりました。
この時期のことを七十二候では「桜始開(さくらはじめてひらく)」といいます。まさに桜の花が咲き始める頃ですね。
七十二候とは少し聞き慣れない言葉かもしれませんが、季節をあらわす「春分」や「夏至」など1年を二十四等分したのを二十四節気(およそ15日間)といい、七十二候とはその期間をさらに三等分(およそ5日間)に分けた期間のことです。

日本列島は縦に長いため気候の違いがあり、桜の開花時期も違ってくるので、その言葉通りといかない場所もありますが、一度に咲かないことで桜の時期を長く楽しめるのも嬉しいですね。
今は、なかなか自由に旅するのも難しいご時世ですが、近い将来桜を見に出かけようと計画するのも楽しみの貯金があるように感じて良いかもしれません。

桜が咲くと自然に心がウキウキしませんか。心が浮き立つような感覚。
春を謳歌するように咲く花の美しさを間近にすると心が華やぎますね。
日本人は、桜に対して他の花にはない特別な思い入れがあるように感じます。
木の枝いっぱいに美しい花をパッと咲かせ、そして数日後には儚く散る、その散り際までもが美しい。
そんな様相が日本人の美意識の琴線に触れるからでしょうか。

花言葉は『精神美』『優美な女性』。
私がこの言葉からイメージしたのは、コノハナサクヤヒメ様。
古事記や日本書紀に登場する美しい女神様であり、桜の花の化身とも言われます。
実際の桜の花に、女神様の姿を重ねて眺めるのも素敵なひとときになりそうですね。

今日の月は、うお座月齢27日。
明け方、東の空に細い月が昇りましたが、すぐ後に太陽が昇りほとんどみえなかったかもしれません。
新月に向かう下弦の時期であり手放しの時。自分の中の不要な感情を手放したり、物理的な物を手放したりするのに良い時期です。
うお座の月ということもあり浄化され感性豊かになるタイミング。
宇宙のあらゆるすべてのものが一つであるということ、自我も手放しゆるし溶け合い、すべては愛であることを学び、次へつながっていきます。
そして、4月1日は新しいスタートを感じさせるおひつじ座新月です。
それまでに、あなたの手放したいものはなんですか?

月は、私たちにとってとても身近な天体。地球の唯一の衛星です。
そんな月の表す意味は、『感情や習慣、直感、感覚、感情表現のしかた、安心・安全と感じるもの、無意識の自分、自分の感じやすく傷つきやすい部分、母親、過去と故郷の記憶、住まいや暮らし、旅など』です。

月星座を知ることは、自分を理解することにつながります。
私たちは月を通して物事を見ています。
それぞれの月星座のフィルターを通して世界を見ているということです。

今回は月星座の表す【旅】について、どのような旅がおすすめかみていきたいと思います。

【おひつじ座】 まだ訪れたことのない初めての場所。スピード感があったり、ワクワクしたりするような自分らしく挑戦できる旅。
【おうし座】 自然を感じる、美味しいもの味わう、ものづくりの体験をするなど五感をつかった体験ができる旅。
【ふたご座】 訪れた旅先で地元の人たちと会話したり交流したりできる場所。好奇心のおもむくまま気軽に動きまわれる旅。
【かに座】 先祖や自分のルーツ、生まれ育った国や地域など親しみを感じられる場所。大切な人や自分とつながりを見つけられる旅。 
【しし座】 華やかな舞台やお祭りなど創造や自己表現につながるような場所。こどものような気持ちで楽しめる旅。 
【おとめ座】 清潔感のある整備された場所。健康や美容など計画的でテーマのある旅。 
【てんびん座】 センスのある調和のとれた場所で人と交流できる場。アートなど美意識を取り入れた旅。
【さそり座】 人とじっくりと関わり絆を深められる場所。洞察力を活かし探究心を刺激させられるような旅。
【いて座】 自然の中や自由で広い場所、外国関連、異国情緒ある場所。夢やビジョンにつながる旅。
【やぎ座】 伝統文化の息づいている場や上質のものに触れられる場所。目的をもって体験できる旅。 
【みずがめ座】 国籍や肩書など関係なくコミュニティをつくれる場。宇宙や普遍性など広い視野や知性をもって新しい可能性を拡げられる旅。
【うお座】 慈愛やスピリチュアル、祈りの感じられる場所。歌やアートを通して世界と一つになれるような旅。

12星座別に月を通してお伝えしてみました。
本格的に旅をするには、もう少し安心できる時期を見極める必要がありますが、「こんな旅がしたい」と想像の中で楽しみながら計画を練っておくのも1つの方法ですね。

さまざまな旅がありますが、月を感じる旅というのもいかがでしょう。
私の一度は経験してみたい旅は、『月の道』を見つける旅です。
満月の光が、海の上に輝く道になっている景色を一度は見てみたいものです。それはきっと、とても美しい風景なのではないかと想像するだけでワクワクします。

満月の夜や新月の星が美しい夜空など、月の満ち欠けのタイミングを知っておくだけで、また一つ旅先での景色の見え方が違ってくると思います。
空を見上げることで、より美しく印象深い旅になるのではないでしょうか。
いつか心置きなく旅を楽しめる日が来ることを願い、楽しみにしておこうと思います。

『月からあなたへの贈り物』は、この回で終わりになります。
最後までお読みくださいましてありがとうございました。

静花

月よみ師のプロフィール

静花 月よみ師®
岩手県生まれ。幼少期に宇宙の図鑑を読み、月や星に興味を持つ。
小学生の頃に出会った養護教諭に憧れ、上京し看護師になる。

2008年神戸に転居。
2011年東日本大震災が起こり、東北の風景や人々の生活が一転したことに衝撃を受ける。
「自分は何者か、何のために生まれてきたのか」と考え続け、幼少期から興味を持っていた西洋占星術を学び始める。
月が肉体や感情に与える影響の大きさを知り、学びを深めるため2020年月よみ師となる。

現在は看護師を続けながら、美味しくて幸せになれる発酵食を学んでいる。趣味は天体観察と聖地巡礼。
月や星、食を通して心と体も健康になれる暮らしのアドバイザーとして活動中。