月と体のつながり

こんにちは。月よみ師®の静花です。

太陽の日差しも強くなり、季節は初夏の様相を帯びてきました。
この時期の山の景色が、とても面白みがあると感じませんか?
冬の山は枯れ木の茶色でしたが(雪が降る地域では白銀の美しさですが)、春から夏にかけて木々が新緑の葉を付け少しずつ青みを増し、山全体の色が日々変わっていきます。
黄緑色の細かな若葉を付けた木や赤や黄色みを帯びた緑色の葉、鮮やかな青緑色など、盛夏の山の色とは違い、もこもこした可愛らしい山の景色が見られます。
4月から5月にかけての今の時期ならではですね。
季節の移り変わりを何気ない風景の中に感じるのも味わい深いものです。

さて、今回は月と体のつながりをテーマに掘り下げて、気づいたことや感じたことを書いてみようと思います。

月のキーワードは、『感情、気持ち、本能的な反応、家庭、養育、日常的、習慣、安心安全、無意識の部分、傷つきやすい部分』です。

月は、地球の唯一の衛星。親子説もあるほどの密接な関わりがあり、プライベートな要素が強く表されます。それは、自分自身でも気づいていない無意識の本能的な部分かもしれません。
日々、月の姿が変化するように、私たちの感情も同様に変化します。

月の姿が変化するサイクルを『月相』といいます。
月と太陽が同じ方向にあると「新月」、そこから3日月、7日後には「上弦」の月(半月)、14日後には月と太陽が真反対に位置し「満月」、満月から7日後には「下弦」の月(半月)、そして約28日後には再び「新月」となります。

西洋では、月は人間を狂気に引き込むと考えられ、中でも「オオカミ男」は満月の夜に人間からオオカミの姿に変身するというのは有名ですね。あとは、魔女が宗教的な儀式を開くとも言われていたようです。
最近の話では、2007年イギリス南部の州では月の満ち欠けと暴力行為との因果関係があるとされ「満月の日に攻撃的になる習性があるらしい」とし、警備の警官を増員するべきとの見解を示したとも言われています(実際のところ懐疑的にみられたようですが)。

更に、月は潮の満ち引きに大きく関わっており、満月の日にサンゴやウミガメなどの産卵が多いことも知られています。
また、海洋生物だけでなく人間の出産も新月や満月に多いと言われたり、女性の月経周期にも関わりがあると言われたりしています。人間の水分量は60%(成人)であり、月の引力による何かを感じているのかもしれません。

私たちの体のどの部分が月とつながりが深いのでしょう?(様々な部分と関わりが深いと思われますが、今回は1か所を取り上げます)
月のキーワードの1つ「感情」は、人間のどの部分が司っているのでしょうか?

感情は心の動きと感じますが、感情の生まれる部位は『脳』です(脳と言っても、それぞれの部位ごとに役割があり、1つの事だけでなく複合的に働く場合もあり一言では言い切れませんが)。
その中でも大脳旧皮質と呼ばれる部分が、快・不快、恐怖といった原始的な感情や生存本能が働く部分であり、一方、大脳新皮質の部分が判断、思考、計画、企画、創造、注意、抑制、コミュニケーションなどの理性的な働きをしている部分と言われています(脳の上部2/3が大脳。その大脳のうちの表面部分の層が大脳新皮質、ひと回り内側部分の層が旧皮質です)。

生まれたばかりの新生児期は本能的な「快」「不快」の感情を持ち、その後、徐々に成長発達し様々な感情が育まれ人格形成されていきます。その人格形成に関わりの深いのが、大脳新皮質の前側の部分『前頭連合野』であり、成熟するのは20歳前後と言われています。

前頭連合野が、情動、本能的な部分を抑制し人間らしさを形成していくのです(大脳新皮質は、内側の旧皮質を包み込むように発達していきます)。
まだ発達途中の子どもは本能的な側面が表れやすいということですね。

「月」は、人間の「0~7歳」の時期を表すと言われており、このくらいの年齢の子どもが本能的な情動、感情がでやすいということも納得できます。

そして、月相ですが、「満月」の時は太陽と月が真正面の位置となります。
太陽は自ら光を放ち、対象にスポットライトを当てる。
そのため満月の時は、月の表す事柄に焦点が当たると考えられるのではないでしょうか。
感情、本能が照らし出されて、普段よりも表れやすくなっているのかもしれません。

「新月」は、太陽と月が同じ方向にある状態です。
姿は見えないけれど、太陽に照らされており、満月と同様の強いエネルギーが生まれていると考えられます。
無意識の状態、内側から生まれてくるインスピレーションなど、形は見えないけれどひらめいてくるものを表しているのかもしれません。

月は知れば知るほど興味深く、私たちとつながりの深い天体であるということがわかりますね。

今日はおうし座新月の前日。
月齢28日。
月相は下弦の月。手放しの時。
不要な感情や物を手放し、クリアにする。スペースを空ける。
スペースを空けることは、手に入れたいものや必要なものを受け取りやすくなります。

明日の新月には、何をお願いしますか?

月を意識するだけでメッセージを受け取れます。
内なる心に耳を傾けインスピレーションを大切にお過ごしくださいね。
自分の思い描く未来へのヒントが隠されているかもしれません。

今回も最後までお読みいただきましてありがとうございます。

静花

月よみ師のプロフィール

静花 月よみ師®
岩手県生まれ。幼少期に宇宙の図鑑を読み、月や星に興味を持つ。
小学生の頃に出会った養護教諭に憧れ、上京し看護師になる。

2008年神戸に転居。
2011年東日本大震災が起こり、東北の風景や人々の生活が一転したことに衝撃を受ける。
「自分は何者か、何のために生まれてきたのか」と考え続け、幼少期から興味を持っていた西洋占星術を学び始める。
月が肉体や感情に与える影響の大きさを知り、学びを深めるため2020年月よみ師となる。

現在は看護師を続けながら、美味しくて幸せになれる発酵食を学んでいる。趣味は天体観察と聖地巡礼。
月や星、食を通して心と体も健康になれる暮らしのアドバイザーとして活動中。