月から学ぶ「勉強しなさい」を手放す子育て
こんにちは。
月よみヨッシーです。
普段は、毎週200名ほどの子どもたちの学習指導をしています。
また、受験共育コーチとして、保護者の方の受験サポートをしています。
子どもたちに「勉強しなさい!」と伝えたら、「はい!わかりました」と素直に答えて学習を始めてくれるとうれしいですが……。
現実は、なかなかうまくいきませんね。

「しなさい」は子どもの自立を妨げる
子どもが聞いてくれない。
だから、「〜しなさい」を繰り返したくなりますね。
「しなさい」で伝える子育てを続けることは、「誰かに言われないと、行動できない人」とか「言われないまでやらない人」を育てていることになります。
また、なんとか勉強させようと、「勉強が終わったら、ゲームしていいよ」とか「テストの点数が良かったら、ゲームソフトを買ってあげる」などと、言っていませんか?
このようなご褒美をあげる作戦は、初めは子どもも喜び、勉強してくれます。
だから、親も便利な方法と感じて、何度も使いたくなります。
でも、しだいに効果はなくなっていきます。
それどころか、「ごほうびがないと勉強をしない人」を育んでいることになるのです。
「しなさい」で子どもを動かす子育ては、子どもが自ら考え行動する力を妨げているのです。
「しなさい」を手放すことは、子どもが自立していくための大事なステップです。
本来、子育てとは、子どもたちが自立するためにサポートしていくことなのです。
特効薬より漢方薬で本質を改善する
「しなさい」と命令口調で伝えることで、子どもを強制的に動かすことはできます。一時的に今この瞬間には、効果がありますが、長続きはしません。
だから、効果が薄れてくると、だんだんと語尾が強くなったり、条件を付け加えることになります。
特効薬の量を増やしても、自立という根本的な目標には進めないのです。
「しなさい」という言葉がけは、目の前の勉強をしない子どもに勉強をさせる特効薬になるかもしれませんが、子どもの自立には作用しません。
今日から、「しなさい」という言葉がけを手放して、自立や成長につながる言葉がけを始めませんか?
例えば、
「〜するのはどう?」
「私はこう思うけど、あなたはどう考える?」
「それは、いい考えだね」
「あなたは、そう思うんだね」
命令的な言葉から、提案や承認の言葉がけへと変換させていきましょう。
今、目の前の状況が劇的に変わるわけではありません。
しかし、提案型の言葉がけを習慣化していくことで、子どもは、自ら考えて選択できるようになります。
日々の言葉がけの積み重ねは、漢方薬のように、じわりと効果が現れてきます。

月星座からわかる子どもの心に届く言葉がけ
何回も伝えたのに全然伝わっていない。
そんな経験はありませんか?
「何度言ったらわかるの」を多発したくなりますね。
どんな言葉がけが有効なのかを知るためは、月星座が有効なのです。
月星座を調べる
月星座からわかる言葉がけは、こちらの記事を参考にしてくださいね。
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