人との関わりで大切なエッセンスに溢れる10月の天空模様。それが示す真意とは。
こんにちは。
月よみ師®︎陽菜です。
占星術で心理を読み解き、創造的な人生を導く月よみメッセージをお伝えしています。
明日から10月ですね。
10月の天空模様を眺めていますと、これまた印象的な動きが目立ちます。
全く新しい世界に入るための準備はいいかと、わたしたちを牽引してくれるかのようです。一旦何かを終える事で、始まりの時が始まる。
月よみで扱う星々がここから何を告げようとしているのか、耳を傾けてみたいと想います。

星々の動きとその示すもの
今日30日は月相4です。
新月から4日目の月であり、これにはコミュニケーションという意味が与えられています。
コミュニケーションといえば、水星が担当する分野です。
【2日水星逆行から順行へ】
9月10日に逆行が始まりました。
文字が示す通り、まるできた道を後戻りするかのような動きのことです。
10月2日に今度は順行へ。本来の進行方向へと動きを変えます。
逆行期間中は、後戻りによって物事が停滞する、などと言われます。
また、あるテーマの見直しや、やり直しの時とも解釈されます。
今回の水星の逆行期間のテーマとは何だったのでしょう。
自分に出来ることと、出来ないことを見極めます。出来ないことは健全に人に頼れる自分になります。そうした自己管理能力を高めます。かといってチャレンジを忘れることはありません。このような姿勢を身につけ、また活力の源である太陽の元へと真っ直ぐ前を向き、輝きを増していこうと言うものでした。
何かピンとくるものはありましたか?
【3日上弦の月】
光の満ちる満月に向かってちょうど半分の月が、やぎ座のエリアで起こります。
この月が伝えてくのは、こんなこと。
まずはどんな人とも交流してみて、コミュニケーションを楽しみましょう。
人にはいろいろな考え方、価値観があります。それらを披露し合って楽し目たなら、素直さや純粋性、また勇気も培われていきます。出会いによってよき人脈も築かれるでしょう。
【8日寒露】
8日は二十四節気で言う寒露です。
本格的な秋となり、収穫の時期を迎えます。空気の透明度が増し、洗練さと華やかさを持つてんびん座の季節のちょうど真ん中。
始まりと終わりが交差するタイミングでもあります。
何を始め、何を終わらせましょうか。
上弦の月あたりに生まれたコミュニケーションも、より深く耕していくと良いかもしれません。
【9日冥王星順行へ】
月よみで扱う主な10天体のうち、6天体までもが逆行していた9月。
その“逆行祭り”のトップを切ったのが、冥王星でした。
4月30日からここまで長きに渡りました。
冥王星は、否応無しに刷新していく、強力なパワーを持つ星です。
根こそぎ掘り起こして、次なる収穫の準備をします。
ここまでのほぼ半年で、冥王星が見てきたものは
ズバリ、不屈の精神。夢を叶えるための挑戦に向けて、とあります。
自分が決めた目標に向かって忍耐強く歩むことで、その実力と不屈の精神が養われる期間でした。
ここで特筆すべきは、冥王星がやぎ座エリアで逆行をしていたことです。やぎ座エリアはまさに忍耐と不屈の精神を持って、物事を成し遂げることをテーマの一つとします。そこへ刷新の冥王星が滞在し、逆行してきたのです。
ここまで何のために頑張ってきたのか、何をもって成功とするのか。
勝つことがいいこと、とされてきたその価値や表現の仕方は、これからの時代に合っているのか。ここを見直すよう迫られたと言えるでしょう。
この考え直しもコミュニケーションのエリアで起こっていきます。
身近な人との対話が重要だと言われているかのようです。
【10日おひつじ座満月】
とってもはっきりとした「宣言」を感じる満月です。
おひつじ座は、自分を立たせるエリアです。反対側のてんびん座に太陽がいます。人との出会いによって自分を磨きます。
双方が見つめ合い、この日、光が満ちるのです。
よって、この満月からはこんな風に伝わってきます。
人との違いが意識されていきます。違いはわかってくるけれども、そこに違和感はなく相手を称え合います。これは、真の意味で自立した心持ちだと思われませんか。よく星の世界では、成熟した星という表現をします。
自分の持つ星々が、様々な体験を経て、順々に成熟してくると、個が立ち、相手を称え、それによって視野が広がり、自分自身の土台が大きくなっていくのです。
まさにその通り、とキッパリ言い切ってくれる満月です。
自分の土台が広がったその先は
さらに11日は水星がてんびん座へと移動し、18日はかに座で下弦の月となります。この下弦がまた、10月全般の星々の動きに対するアンサーのようでもあります。
物事に新しい局面をもたらす極大のパワーが働きます。
それが共同体を進化させる、と言うのです。

う〜ん、どうやらわたしたちは、個人で魂に磨きをかけながら、そこに人の魂との融合によって磨き合いをしていくフェーズに入っていくようです。10月全般に「コミュニケーション」と言うキーワードがクローズアップされるのが、示唆的です。現実の世界では、出逢い、伝え合うというプロセスが必要なのでしょう。
磨き合いといっても、みんな仲良く和気藹々と、といった場面ばかりではないかもしれません。
何せ、冥王星という、なんかあったらぶち壊してくる星も絡んでいます。
ただ冥王星の名誉のために申し上げると、それは真実の愛について学ぶためのもの。不要なのにしがみついているもの、自分の心を偽っているものなどは、容赦無くぶった斬ってきます。あっ、言葉が悪いですね。
たとえ、その場では受け入れがたく思えても、あれがあったから今がある、そんな意識の影にはこの星の恩恵が注いでいるかもしれません。
今回のまとめ
わたしたちの立つ新しい世界とは、真の自立を持って人と出逢い、その存在を称え合います。
新しい世界の創造へ、共に歩み出しましょう。
ざっくり言うとこんな感じ。
もちろんここへ参加するか否かは、自由意志ですし、現れる現実も人それぞれです。

10月全般を見直して想うのは、できないことに捉われず、自分のペースを知るのが大事だと言うことでした。まずそれをしないと、人のことどころではありません。
内なる星を成熟させるとは、自分自身の神秘に触れることでもあります。
まずは自分とのコミュニケーションを深めるところから始めてみましょうか。
この辺りは、残りの10月の星のイベントとともに次回の記事でも詳しくお伝えします。どうぞお楽しみに。
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