月と星たちのきらめきをあなたへ ~月と星から1週間のメッセージ~

こんにちは。月よみ師の静花です。

今日は10月31日。もう10月も終わりますね。
秋も深まり紅葉が始まっていたり、さまざまな美味しい作物の収穫があったりと季節の恩恵を受ける時期ですね。
そして今日は、近年、日本でもだいぶ浸透しているハロウィン。
日本では、クリスマスのようにイベントの一つとしてとらえられているように感じます。
大人も子どもも仮装して集まって、ワイワイ楽しむといったところでしょうか。ここ数年は控え目ですが、今年はどのようになるでしょうか。

ハロウィンの本来の意味合いを調べてみると、ケルト人にとって1年の終わりは10月31日。秋の終わりと冬の始まりの日であり、亡くなった人の霊が家族を訪ねてくる日。その死者の魂は、幽霊や妖精、悪魔などの姿をしており、家に戻ってきたときに機嫌を損ねないように食べ物や飲み物を用意しておき、子どもたちがお化けなどの怖い仮装をすることで死者の魂に気づかれないようにしていたとのこと。(wikipediaより一部抜粋)

ケルト人にとって、今日という日は1年の終わりの日なのですね。まるで大晦日もしくは冬至(太陽の力が一番小さくなり、陰極まって陽となる日)とお盆が一緒になったようなかんじですね。
田畑から作物の収穫をした後は、次の年に向けて土壌をきれいに整備。それは農作業の終わりと次の年に種を植えるまでの土壌の休息時期。
大地を象徴するおうし座とは生と死を象徴するさそり座的な印象。
この2つの星座は、向かい合っている星座同士。同じ物事を反対の方向から眺めている状況。
おうし座は物質的な豊かさ、さそり座は精神的な深いところでの豊かさ。
大地からの恵みを頂き、収穫後の大地は次の収穫へ向けての休息。この休息期間はとても深いところでの変容と言えるでしょう。

よく考えてみると、大地は不思議でもあるのです。
大地に種を植え、外的な環境を整えると(太陽や水)、発芽し大きく成長し花が咲きやがて実を結ぶ。当たり前と言えば当たり前なのですが、大地から生み出されるエネルギーと考えてみると興味深いものです(目に見える大地の部分と、深いところでのパワー)。
ちょうど、この時期は太陽星座がさそり座。
物事を深い部分まで考えるのに良い時期と言えますね。

今日はやぎ座の月。月齢は6日。
新月期間なので、何か新たなことを計画するのに良い期間です。
そして、明日の上弦の月は、計画したことが本当にそれでよいのか見直すのに良いタイミング。
上弦の月を過ぎたら実際に行動するタイミングです。
この新月期間に願った事は、2023年5月6日のさそり座満月の頃には叶っていることでしょう。

この1週間の月の動きを追ってみます。
10月31日やぎ座
11月1日 0:44~みずがめ座
11月3日 3:48~うお座
11月5日 8:08~おひつじ座

では、1週間の運気を月星座のエレメントごとに見ていきますね。

月星座が火のエレメント【おひつじ座、しし座、いて座】
→みずがめ座に月がある間は心の動きが穏やかに過ごせる時。ただ、しし座さんは感情面で対立が生まれないよう相手の立場を考えた言葉を心がけた方が良さそう。おひつじ座に月がある期間は、良いタイミングで適切な行動が出きそう。ただ、おひつじ座さんはちょっと感情がセンシティブになることもあるかもしれません。そんなときはリラックスを心がけてくださいね。

月星座が地のエレメント【おうし座、おとめ座、やぎ座】
→やぎ座に月がある間は心が大きく動くことがあっても落ち着きを保ちやすいとき。ただ、やぎ座さんは感情的になることがあるかもしれないので、深呼吸して心を整えてみてください。うお座に月がある期間は、芸術など感性に響くようなものを受け取ることができそう。ただ、おとめ座さんは感情を理性でおさえようとするため心を解き放つ時間を持ってくださいね。

月星座が風のエレメント【ふたご座、てんびん座、みずがめ座】
→みずがめ座に月がある間はコミュニケションが活発になる期間ですが、みずがめ座さんは言葉のやり取りに感情の高ぶりを感じることがあるのでリラックスできる環境を取り入れてみましょう。おひつじ座に月がある間は、情熱をもって行動に移せそう。ただ、てんびん座さんは心のバランスをとることを心がけることが良さそうです。

月星座が水のエレメント【かに座、さそり座、うお座】
→やぎ座に月がある間は、物事の変化が起こったとしても感情任せにならず大人の対応ができそう。かに座さんは、自分の周囲よりもう一回り外側まで見るようにすると心の落ち着きを持てそう。うお座に月がある間は、芸術に触れることにより豊かな感性を育てられるでしょう。ただ、うお座さんはより感情的になりやすいので一呼吸おいて心の平静を取り戻してくださいね。

月と星たちはいつも対話しています。そして、あなたに話しかけています。
今、心に響く言葉や音楽などは、月や星たちからのきらめくメッセージかもしれません。
忙しい日々に心が自分軸にないこともあるかもしれません。
でも、1日1回数分でいいので自分に戻れる時間を意識して作ってみましょう。
例えば、好きな言葉をつぶやいて深呼吸する、アロマオイルを入れたお風呂に入る、手帳にその日のできごとを書く、空を眺めて背伸びをするなど自分の好きなことをやってみることです。
きっと本来の自分に戻ることができるでしょう。
そして、あなたの心のきらめきを輝かせていきましょう。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

静花

月よみ師のプロフィール

静花 月よみ師®
岩手県生まれ。幼少期に宇宙の図鑑を読み、月や星に興味を持つ。
小学生の頃に出会った養護教諭に憧れ、上京し看護師になる。

2008年神戸に転居。
2011年東日本大震災が起こり、東北の風景や人々の生活が一転したことに衝撃を受ける。
「自分は何者か、何のために生まれてきたのか」と考え続け、幼少期から興味を持っていた西洋占星術を学び始める。
月が肉体や感情に与える影響の大きさを知り、学びを深めるため2020年月よみ師となる。

現在は看護師を続けながら、美味しくて幸せになれる発酵食を学んでいる。趣味は天体観察と聖地巡礼。
月や星、食を通して心と体も健康になれる暮らしのアドバイザーとして活動中。

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