恋する月星座 あなたはどんな恋をする!? ~うお座編~

こんにちは! 心地よい人間関係づくりをお手伝いしている 月よみ色彩占術師 智香です。

恋愛やパートナーシップというのは、私たちの人生の中でとても大きな要素となるものです。
この恋、うまくいかせたい! この恋、何とか成就させたい! パートナーと楽しく生きていきたい!
そんな願いは持っていて当然。
それなのに、喧嘩をしたりうまくいかないことも多々あったり……。
悩んでみても、何をどうしたら良いのかわからない。
そんな時には月星座の力を借りてみましょう。
月を活かし、月を味方につけることで、うまくいかなかったことも何だかスルスルスルッとスムーズにいくかもしれません。

新たに始まった月星座の恋愛シリーズ! も気がつけばいよいよ最終回。
このシリーズが悩めるあなたのヒントになるといいなと思います。

気がついたら、あの人のことが気になっていた。
いつも同じ人のことばかり考えてしまう。
そんな経験があなたにもあるかも知れません。

平穏な日常に突如として荒波のように飛び込んでくる「恋」。
恋する瞬間とはまさに予期せぬ時に不意にやってくるものです。

“恋に落ちる”というように、気がつかないうちに誰かに恋をしてしまっている。
ということも起こります。
「あれ!? こんなの、いつもの自分じゃない!!」と、自分自身の行動や発言に驚くこともしばしば。
誰しも、恋をするとその瞬間は平常心でいられないのです。
むしろ、平常心ではないから恋に落ちるのかも知れません。

平常心ではいられないとき、つまり動揺した状態のときに不意に顔を出しているのが「月星座の性格」です。

例えば、普段はクールで大人しい性格の人が、恋をした途端に何だかテンションが高めになったり、反対に、いつもはおしゃべりで積極的な性格の人が、特定の人の前では無口で妙に消極的であったり。
そんな風に、「あれ?なんだかいつもと違うね」と感じさせる何か。
それが、ピョコっと顔を出している月星座の特徴なのかも知れません。

月を味方にすることで、私たちは今以上にココロもカラダも満たされた生活を送ることができます。
月を味方にするために、自分の月星座の性格を知っておくこともオススメです。

月星座の性格の中でも、このシリーズでは月星座ごとの「恋の特徴」をご紹介していきます。
それぞれの月星座が恋をするとどんな状態になるのか。
恋を成就させるため、新たな恋をするため。
月星座ごとの恋模様。

今回はうお座さんを読み解いていきましょう。

うお座さんはどんな人?

第12回目は「うお座」です。
1月から始めたこのシリーズですが、いよいよ最終回となりました。

うお座は、12星座の中で12番目の星座。

12星座は人の一生になぞらえて考えられることが多く、おひつじ座さんで誕生を遂げた星座は、2番目のおうし座さんで体を持つことになり、3番目のふたご座さんでは知能を発達させ、4番目のかに座さんで感情を持ち始めました。
体を持ち、脳と心を発達させたところで、人間に例えるならば、一通りのハード面とソフト面は整えてきました。
そして、5番目のしし座さんで人と関わりを持ち始めます。
しし座さんでは、自分を認めてもらいたいという思いを果たし、6番目のおとめ座さんで他者に愛情を注ぐことを覚え、7番目のてんびん座で一旦、ひとりの「人」としての土台は完成しました。

人としての土台が完成した後、さそり座さんからは社会との関係を深め、自己実現に向かって試行錯誤を始めるわけですが、最後の星座であるうお座さんは今までひとつひとつの星座が経験してきたことをすべて知っている存在です。
すべてを知っているうお座さん、すべてを知ったうえで、何を考え何を行っていくのでしょうか?

12星座の最後の星座であるうお座さんの特徴といえば、「人に共感し、人との境界が非常にあいまいなこと」です。
それは、今まで自分の前にいた11星座が経験してきたことをすでに知っているから。
それゆえ、相手が多くを語らなくても察することができ、想いを共感することができるのです。
そして、自分自身が相手そのものであるかのように、非常に相手と自分の境界が曖昧です。

そのため、相手に同調したり、周りの空気を察したり、周囲の人が望むような言動をとることも多く、知らず知らずのうちに「周囲が求める自分でいよう」としてしまいます。
また、うお座さんは非常に感受性が豊かであり、理屈よりも「感情」を大切にするため、周囲の人に対して「感情を共有してほしい!」という想いを強く持っています。

そんなうお座さんは、
・感動を共有したい
・共感性が高い
・想いを分かち合いたい
・同情心が強い
・誰かに認めてほしい
・感受性が強い
・他者との境界が曖昧
ということが挙げられます。

人にやさしく共感力も高いため、相手の心に寄り添うことも多いでしょう。
周囲からは「ふんわりしている」「ホワンとしていて癒し系」という印象を持たれることも多いかもしれません。
外見にも気を配るため、清潔感があっておしゃれな人も多いのです。
これだけ挙げると、「うお座さんて、とってもいい人!」と思われるかもしれません。
しかし、共感力が高いということは、相手に染まりやすいということ。
相手の心に寄り添い同情しすぎてしまえば、それは時には相手に依存することにもなってしまうのです。

どこまでいっても他人は他人。
うお座さん以外の星座であれば、どこかでそれをわかっていて自分と相手との境界線を引くことができるのですが、他者との境界線が曖昧なうお座さんにとっては、相手の感情が自分の感情のように感じられ、相手の苦しみが自分の苦しみとなって混乱を招いてしまうこともあるのです。
うお座さんにとって「相手と自分の境界をはっきりさせること」、これはとても苦手なことなのです。

そんな共感力の高いうお座さん。
恋をすると、どんな景色が見えるのでしょうか?

うお座さんの恋模様

うお座さんは、相手が求めていることを察することができ、人に寄り添うことができる星座です。
そのため、一緒にいる人は「心地よい」と感じ「何だか癒される」と思うことでしょう。
うお座さん自身も、表面的ではない部分での人と人とのつながりを大切にし、人の輪に溶け込んでいくため、愛される存在として周囲から受け入れられます。

ただ、周囲の影響を受けやすく相手のことを疑うことなく信じてしまう傾向もあるため、悪い人に出会うとだまされてしまうこともあるかもしれません。
他の人よりも繊細な部分も多いため、傷つくことも多いかもしれません。

もともとうお座さんは人との争いごとが苦手な星座。
そのため、傷つくことを恐れて人を避けたり、人と接することに対して臆病になることもあるでしょう。

一方で、恋愛においては一目惚れも多く、「この人」と思った人にはとことん尽くします。
「相手の望む自分でいよう」ということを常に心がけ、相手の想いを先に汲み取った行動を起こします。
そのため、相手にとっては痒いところに手が届き、何も言わなくても望むことをやってくれていると、非常に「気の利く人」と好感を持たれることも多いのです。

ただ、そんなうお座さんですが、相手の理想どおりの人でいようとするあまり、そういう行動は「自分がしたくてしているのか」がわからなくなる時があります。
相手のことは、もちろん好き。相手が望むことはしてあげたい。
それは、多くの人に共通する思いです。
しかし、相手の望むことが自分がしたいことかどうかといえば、それはまた別問題ですよね。
相手が望んでも、自分はしたくないと思うこと。そういうことはたくさんあります。
自分と相手との境界線を引き、「相手はこう望んでいる。でもそれは、私はしたくないこと。だからしない。」と思うことができれば、その想いを相手に伝えることができます。
伝えることができれば、「それならこうしようか。」と話し合いもでき、お互いが納得する答えにたどり着くことができるのです。

例えば何かを頼まれたとき、それを引き受けることが相手のためになるのかどうか、それをしている自分が幸せかどうかを考えることが必要です。
「本当はやりたくないけど、相手が望んでいるのなら……」という想いで引き受けた結果、それは相手にとってはただの甘やかしであり、結果的に相手も自分もダメになっていく。そんなこともあるのです。
一方的に相手の望みを引き受けるのではなく、時には冷静に、「これは、自分ての幸せになるのか」ということを考えることも重要なのです。

では、そんなうお座さんが何かに行き詰ってしまったとき、どのような方法で対処したら良いのでしょう?
それは、ひとりの時間を持つということです。

うお座さんが行き詰っているとき、自分の考えや思いがわからなくなっているとき、それは相手や周囲に振り回されているときです。
相手や周囲に共感し、感受性が鋭いうお座さんは、人と交流しているうちに色々な感情を引き受けてしまいます。
喜びのようなプラスの感情ばかりであれば楽しいかもしれません。
笑っていて楽しそうな周りの人を見て、自分も幸せになることでしょう。
ただ、そういう感情ばかりでないのが現実です。
むしろ、否定的なマイナスの感情を受けてしまうことのほうが多いかもしれませんね。
こういうことに悩んでいる、こういうことに苦しんでいる、どうにかならないのか!? という怒り。
そんな感情にも共感し、振り回されてしまって、相手に対して何もできない自分がとても悪い人間、無能な人のように思えたり。相手や周囲の人と同じように苦しんでしまったり。
本来であれば、それはうお座さん自身は全く関係のないことなのに、いつしか当事者のように感じてしまうのです。

そんな時には、誰かと何かを共有するのではなく、人とは距離を置いてひとりで過ごす時間を持ちましょう。

ハッピーエンドの映画を見たり、大好きなアーティストの音楽を聴いたり、美術館へ行ったり。
芸術的なものに接することで心が安らぎ、自然と心地よさが感じられることでしょう。
ポジティブな空間に身を置くことで、自分自身の心が同調し頭の中や心が満たされます。

うお座さんの特徴である「他者との境界が曖昧」というのは、言い換えれば「人の影響を簡単に受けてしまう」ということ。
そして、自分自身にとって「察して共感する」ことが当たり前のことであるため、他者に対しても「言わなくてもわかっているはず」と思い込んでいたりします。

ただ、先にもお話ししたように、人は人。自分ではないのです。
「言わなくてもわかっている」というのはうお座さんの思い込みで、相手や周囲の人からすれば「言ってくれなければわからない」ことも多いのです。
断るときは言葉にして相手に伝える。
これは、うお座さんにとって意識して行う行動です。
相手と自分との適度な距離を取ることができれば、うお座さんの気持ちは安定することでしょう。

うお座さんは、12星座の中でも際立って「共感力の高い」星座です。
人との感情を共有したり、相手の気持ちに寄り添う心は身につけようと努力してもなかなか身につかないもの。
本能的にその資質を持っているうお座さんは、周囲の人にとっては無くてはならない「癒し系」なのです。

そこにいるだけで何だか癒される存在。
そんな人には傍にいてほしいと思いませんか?

ストレスが多く、人のことも何かにつけて疑わなければならない現代。ホッとする存在は必要ですよね。
それが出来るのがうお座さんなのです。

感受性が高いために空気を読んで、「こうしたほうがいいかな!? ああしたほうがいいかな!?」と、何かにつけて気を遣って疲れてしまうこともあります。
しかし、もともとの性質として本能的に相手の感情を汲み取っているので、無理に何かをしようとしなくても相手は不快に思ったりしません。
「自分の気持ちをわかってくれた」
ただそれだけで人の心は満たされたり安心するものです。
自分のことを信じるのと同じように、相手のことも信じてください。

人と良い関係を築いていきたいのに。
そんな風に、何か言葉では表せないような壁にぶつかったとき。
自分の中の月を満たし、味方につけてみてください。
今まではなかなかうまくいかなかったことも、きっとうまくいくようになりますよ。
ぜひやってみてくださいね。

最後までお読み頂きありがとうございました。
このシリーズは今回で最終回となりますが、またお会いできますことを楽しみにしております。
月よみ色彩占術師 智香でした。

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月よみ師のプロフィール

智香
" 月よみカラーカードセラピストの智香です。
私は、2016年まで普通のOLでした。
行政書士事務所に勤務し、心とは無関係な環境にいました。
しかし、
事務所の所長が急逝したことをきっかけに私の業務や勤務環境は一変。

その頃、偶然目に留まったカルチャーセンターでの生徒募集の文字。
その広告がきっかけでカラーカードセラピーに興味を持ち始め「色と心の関係って凄い!」と実感するようになりました。

その後、職場でストレスを溜め続けた結果、仕事に行くことが困難なほど体調を崩し退職。
それが転機となり、カラーカードセラピーを深め月よみを学び、月星座とカラーカードの読み解きを組み合わせることで心のモヤモヤを解決できる!と実感しました。

現在は月よみとカラーカードを使って、働く女性が「心の健康を保ちながら自分らしく生きている!」という実感を持って過ごせるようになるためのサポートをしています。"

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