みずがめ座下弦が示し体験するもの。これなくして始まらない。

こんにちは。
月よみ心理セラピスト陽菜です。
占星術で心理を読み解き、創造的な人生を導く月よみメッセージをお伝えしています。

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〜樹木にとって最も大切なものは何かと問うたら
それは果実だと誰もが答えるだろう
しかし、実際には“種”なのだ〜
(哲学者 ニーチェ)
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種によって、どんな果実が実るのかが決まる、そんな言葉です。

精神性の成長にとって5月と言うのは、種をまき、発芽が始まる重要な月に当たります。今年は大きな星たちの動きもあり、重要さは増しています。わたしたちが今、すべきことがあるのですね。

そんなこと言ったって、もう半分過ぎちゃうじゃないか。。。
いいえ、まだ半分あります。

それに、注目すべき日はこれからやってきます。

まだ間に合います、どころか、これからですよ。

さあ、早速今月の月よみを始めましょう。

“種”をどう扱うか

4月を一言で言うなら「動き始める」でした。
文字通り学年が上がったり、新年度を迎えたりと
新たな始まりの時期だった方も大勢ありましょう。

昨年の体験から得た成分が、ぎゅっと詰め込まれて“種”となり、次の1年へと持ち越されるのがその仕組み。誰もが今、新たな“種”を手にし、4月は定着する場所を探し回ったのでした。いよいよ植え付けですよ。

【5月12日〜19日 みずがめ座下弦期】
◎変化変容と安定 どちらも持って共生・協力へ

植えられた“種”は、地中を吟味しています。
自分を取り囲む環境から、必要な栄養だけを取り入れる、もしくは自分から残す、内観と選別の時間です。

発芽には莫大なエネルギーが必要です。
と言って、栄養なら何でもいいって訳じゃありません。
自分にとって不要なものや、過剰摂取は害になります。

今週は、先を見据えての準備期間。

ここだと決めた地に軸を置き、安定させます。
“種”から芽が出るとは、変化と変容の体験を意味します。形を変えてでも自分を押し出し始めるのです。
さらに地中から外界へと芽を出したら、誰かの協力なしには育ちません。
この流れが、わたしたちの精神性の成長の過程に当てはまっていきます。

この下弦期には、一旦潜り込むかのような立ち止まり感があるかもしれません。
この間に、身近なものの整理がオススメです。
特に書棚や引き出しに眠っている書類などは、バッサリ行っちゃいましょう。
頭に入る受け取る情報を、シンプルにするのです。

15日にはこれまで逆向きの動きだった水星が、本来の動きを取り戻します。

水星は、太陽と協力した、軽やかな情報処理が信条。
「いらないものは捨ててくれないと、協力体制取りにくいですけど」
こう訴えてきます。

さらに、2023年の注目すべき日の1つがこの週にやってきます。
17日に木星がおうし座へ移動しちゃいます。
おうし座エリアの物質化、現実化への動きがど〜んと活発になっていきます。
「片付けてくれないと、育てる場所も狭くなるからね」と木星も整理整頓を促してきます。しかもすごい大きな声です。

【5月20日〜27日 おうし座新月期】
◎知性と勇気と好奇心を受け取る準備は整った

移動してきた木星を歓迎するかのように、同じおうし座でお出迎えの新月です。

先にまいた“種”は、発芽に向けて、頭の上の土を取り払いたいところではあるのですが、戸惑いも見せてきそうな気配のある新月ではあります。おうし座には完璧性を求める性質も含むので。ですから、お気持ちが揺れることがあっても悲観しないでくださいね。

それも一瞬のことですから。

木星がおうし座に来ちゃったし、翌日21日には月も太陽も次の場所、ふたご座へ移動します。急に空気が軽やかさに変化します。
変わり身の早さにちょっと笑ってしまうのですが、

この21日は23年のブレークの時か、と言うくらいのエネルギーを携えています。
そう考えると、この新月は木星の安定感を高めるためのつなぎのお役目か、とも見えてきます。
ちゃんとここに必要なストーリーがあるのですね。本当に感服いたします。

【5月28日〜6月3日 おとめ座上弦期】
◎動き出す意欲と道の見定め

さて、いよいよこうして地に足をつけ外界の空気に触れていきます。
先に得た知性と勇気と好奇心が、華やかに発揮されていくでしょう。
みずがめ座下弦期の潜り込みが大きい分、あれもこれもと飛び回りたくなることがあるかもしれません。

そこへ月がささやいてきます。
「意欲は良い、そこから道を見定めよ」

道は1つとは限りません。
方法もいくつもあります。
色々試してみていいのです。
やってみないとわからないことがたくさんあります。
意欲的になれるこの季節、心のままにどんどん動いていきましょう。

大切な事を、もう一度言いますね。
「心のままに」がポイントなのです。

その上で、気持ちにどう響くでしょうか。
やり過ぎてはいませんか。
本当にやりたい事ですか。

わたしたちはあまりに長く、自分の気持ちを置き去りにし過ぎてきたのかもしれません。本当はどう感じたのか、わからなくなることが多々あったりします。

できるかできないか、を問いたいのではなく
やってみたいかどうかで動く。
これを体験する時だと、月は言いたいようです。

この期間に、心の声を聞くのを習慣化してみるといいかもしれません。

こうして、次のいて座満月へと想いを繋いでいくのが、5月の動きになります。

5月のまとめ

5月は“種”をまき、発芽させる時。
書棚、不要な書類などを整理し、入ってくる情報をシンプルにしておきましょう。
17日あたりから現実化が進み始めます。
21日頃からは、動くエネルギーが活発になります。
思うままに体験しながら、情熱の注げるものを吟味していきましょう。

より詳しくはブログ、メルマガで綴っていきますので、そちらからもお楽しみください。
5月後半も月よみ生活で良い時間をお過ごしください。

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月よみ師のプロフィール

陽菜ヒロミ 月よみ師
奈良市在住。
ピラティスで姿勢をよくする背骨運動を指導する。
トレーナー活動歴20年。
特に子育てや介護など家族環境などに伴い
心身の不調を感じやすい40代・50代の女性に
日常でのセルフケアの大切さをお伝えしている。

個人やグループレッスンを通じてのべ、18,000件のセッションを行ううち
感情や思考によってもカラダが大きく変化することを強く実感。
『人』そのものに興味を持ち、
ibマッピング(思考の整理術)や心理学も取り入れる。

また、セルフケアの勉強中『月よみ『に出逢い衝撃を受ける。
自分自身の頭痛やカラダのだるさといった、運動や心理面のケアだけでは取り切れない不調が。『月のサイクル』にリンクしていることを痛感。
これらをコントロール出来るようになった経験から、自然治癒力学校講師、Webマガジン執筆の他、知識と実践ワークで組み立てる オリジナルの講座『月よみ生活を始めよう』を展開している。

奈良は興福寺の阿修羅像、薬師寺の月光菩薩が好き。
自然治癒力学校認定ibマッピングスペシャリスト/月よみ師®
背骨ピラティストレーナー

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